朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

「水無月」

2015-06-30 | 京都の文化(夏)
6月30日には、水無月を食べましょう。



”水無月(みなづき)は6月のこと。 6月30日には「夏越しの払え」という行事があり、京都の各神社で暑い夏になる前の穢れや災いをはらう神事が行われるのです。

古来より、「みな月」を食べて、厄をのがれ夏を迎えようとする気持ちを込めた伝統があります。”
(再掲記事:みな月@有名でない和菓子屋さんにて

”それぞれに意味があり、小豆は悪魔払いの意味、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。

 室町時代に御所では、山奥の洞窟や田舎のお寺に穴を掘って作った氷室(ひむろ)の氷を取り寄せ、氷を口にして暑気払いをしたそうです。「氷の節句」とも。

 でも庶民にとっては、氷は手に入らない貴重なものだったので、氷のかわりにお菓子をまねて作りました。この日に氷を食べると夏ヤセしないと信じられていました。”
(再掲:「水無月 和菓子」


ついでに、
半夏生は、タコを食べよう・・だそうです。(関西では?)


(タコのカルパッチョ写真:再掲「三原(広島県)」

こんな解説もあります。

半夏生にタコを食べる理由とは?タコの日って何?






**

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「駆込み女と駆出し男」

2015-06-29 | もろもろの事
先日、この映画を見に行きました。



(画像引用:http://kakekomi-movie.jp/

原作は劇作家井上ひさし、11年をかけて晩年に執筆した時代小説「東慶寺花だより」です。

江戸時代に縁切り寺といわれた鎌倉東慶寺が舞台になっています。当時、夫からは「三行半」の書状だけで妻を離縁できたのですが、妻からの縁切りはこのお寺に駆け込んで、2年の修業を努めねばなりませんでした。大変な男女差別ですが。

大泉洋が主演、樹木希林、堤真一、山崎努、キムラ緑子、若い女優さん、男優さんも出てきます、もちろん。

井上ひさし流のユーモア、ドタバタ劇も組み込まれていて、実に楽しい映画でした。

柳谷観音を拝観したときに、このお寺でもロケをしたポスターや写真を見たことが刺激になりました。

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梅雨どきの鴨川

2015-06-28 | 京都の文化(夏)


6月26日の三条大橋。

集中豪雨的な降雨が数時間つづいたので、川幅いっぱいに流れていました。

昨年8月の洛中豪雨で住んでいるマンションの前の小川があふれて、あやうく機械式駐車場に流入しそうでした。

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講話

2015-06-27 | 京都の文化(夏)
多くの方々の前で、お話をさせていただく機会がありました。



むむ、”霊獣”がテーマではなくて・・・「情報技術イノベーション 今昔物語」



これが最初のスライドです。



アフリカの樹林上での生活から、我々の遠い祖先は、草原に下りてきて直立二足歩行を始めました。すると頭蓋骨が大きくなり知能が発達して、草原にいた多くの野生動物から逃げたり、捕まえて食べるようになり、寒冷な氷河期を乗り越えて進化が始まりました(洞窟、火、毛皮・・)。(写真撮影:上田敏樹先生(感謝))



情報技術(IT)、最初のイノベーションは「文字の発明」だったと思っています。

メソポタミア文明の遺跡から出土した楔形文字が発見されています。調べてみると、なんとこの5500年も前の文字がすでに解読されていて、発音もほぼ解明されているそうです。

スライドの数が多いので、少しだけ掲載してみます。



「ブルーボックス」。米国AT&T(電話電信会社)の長距離・国際電話をタダかけする「トーン発生器」を友人のウォズニアックと一緒に作って、バチカン宮殿に電話をかけて試したり、100個くらい販売しました(違法)。スティーブ・ジョブズが15歳、高校生の時代ですが、この成功体験が後日ウォズニアックとのAppleの創業につながったと書かれています。

当時、地球の反対側にいた我々はこのブルーボックス対策のためにAT&Tなどと協力して、新技術の研究・実験に専念していました。

(中略)

さて、ITも良いことばかりではありません。大きな懸念も現れています。



~~追記(2015-07-08)~~

{講話」の報告が大学公式ウェブに記載されたので、記録のため追記します。

リンク: http://www.otani.ac.jp/news/nab3mq0000040wfd.html

このウェブ記事に関係する箇所を抜粋しておきます:


本学の池田佳和教授からは「情報技術イノベーション 今昔物語」と題し、情報技術の革新が現代までどのような道筋をたどってきたのか、どのように私たちの生活や環境が変わっていくのかについてお話いただきました。
講話では「文字の発明を端緒とし、印刷技術や電気通信など次々に情報技術が開発され、トランジスターの発明へとつながった。20世紀後半から電子回路の高性能化により、インターネットやスマートフォンが発明され多くの分野で利用されている。」と考察いただき、最後には「今後、コンピューターの発展により、人の仕事の中で単純作業は機械に置き換えられ、ますます減っていくだろう。これからの時代、若い世代の方々には自分たちの将来に向けて何を勉強し、どんなことに努力していかなければならないのかを、しっかりと考えてもらいたい。」ともお話いただきました。



 池田 佳和教授による講話の様子”

~~




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「漢文の素養 誰が日本文化をつくったのか?」

2015-06-26 | もろもろの事
近所にある古書店(BFではありません。ゲームソフト、CD、マンガの中古がメインの中規模な店ですが、学生街なので時には掘り出し物もあります。

この新書もそんな一冊(光文社新書)。108円で、これまで知らなかった知識を得ることができて満足です。



著者の加藤徹氏は、東大文学部卒、北京大学留学などを経て、明治大学法学部助教授(2006年時点)

”かつて漢文は、東アジアのエスペラントであり、日本人の教養の大動脈であった。古代からの日本の歴史を「漢字」「漢文」からひもとくことで、日本人が何を思い、どんな試みの果てに、この国が築かれてきたのかが明らかになってくる。・・”

「卑弥呼は漢字が書けたか」・・答えは?

「倭も卑字」・・好字と卑字の区別は。「魏志倭人伝」に出てくる日本列島の地名・人名には卑字が多い。

「七支刀」・・4世紀後半頃に百済から到来したと日本書紀に記載があるこの鉾が、石上神社(奈良県天理市)で明治6年に発見され、錆の下から61文字の金象嵌の銘文を不明瞭ながら読み取ることができた。伝世品として残る日本最古の漢字遺物です。(伝世品:埋まることなく大事に保存されてきたもの、「漢委奴国王印」は出土品:土に埋もれていたもの)

「王仁と千字文」・・百済から「論語」十巻と「千字文」一巻をつけて派遣された漢字の先生。千字文は、実は、中国では子供の漢字の手習い教材でした。古事記では千字文の輸入を正直に記録したが、日本書紀では論語の輸入だけを記述し、子供教材は省略しています。(日本語記録手段のルーツを多少ぼやかした)

「訓点の登場」・・母方の伯父が存命中、国立国語研究所でこれを研究していたのでなにか懐かしい。

「[日本]の誕生」・・一説には、東大阪市日下(くさか)町にちなむ命名とも。太古の昔、九州から船で東に進んできた神武天皇の軍隊が最初に近畿地方に上陸したのが、このクサカという場所だった。和歌では枕詞をつけて「日下(ひのもと)のクサカ」があったので、「ひのもと」から日本になったとの説です。

「中世の漢詩文」・・鎌倉・室町時代の漢詩文の正統は寺家(僧侶階級)が守った。公家・寺家・武家の三つの権門が統治権をめぐって争っていたが、公家は領地の縮小で没落。

「徳川家康が利用した漢文の力」・・大義名分論を重んじる朱子学を日本に導入し、武士にこれを学ばせることで思想改造をはかりました。

「漢文訓読調の成功」・・農民も漢文を学んだ。

・・・この著者の本がもっと読みたくて「貝と羊の中国人」(新潮新書、2006年)も買いました。

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カルメネール

2015-06-25 | 食べること、レストランなど
先日、友人宅のホームパーティによばれた際、参加者の一人が素晴らしいチリワインを持参されました。

メルローやカベルネソービニヨンなど3種類の品種が揃っていたのですが、その中に初めて聞くものがありました。

それが掲題の「カルメネール」でした。しっかりメモ代わりにスマホカメラで写しておいて、翌日さっそくインターネットで探して注文しました(実に便利な時代ですね)。さすがに同じメーカーのものは見つかりませんでしたが(放り出し物だったとその方はいっていましたし)、、、



かなり重めの色みと味わいです。酸味とタンニンの渋みのバランスもよく良いワインだと感じます。

専門家の説明がインターネットにあったので、抜粋しておきます。


チリの新しい個性:「カルメネール」は古くボルドー由来の品種で、ボルドーではフィロキセラという害虫によってほぼ絶滅しました。しかしチリでは、フィロキセラ前の純粋なルーツのまま、今でも栽培されています。 完熟するのに豊富な日照量を必要とするため、年間300日太陽がふりそそぐチリのぶどう産地で、その魅力を花開かせました。・・・”
(引用:http://www.kirin.co.jp/products/wine/cyt/carmenere.html

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「海の京都」 丹後あかまつ号

2015-06-24 | 京都の文化(夏)
今年の4月から、京都丹後鉄道、愛称「丹鉄」として、KTR社が所有する鉄道設備を借りて、新会社による運転が始まりました。いわゆる「上下分離方式」です。ローカル鉄道の赤字をなんとかして、民間会社の知恵と営業力で解決しようとする試みです。観光バス・長距離バスを運航するバス会社がこの鉄道の運営を引き受けたのです。



日本海沿いの路線は電化されていないので、ディーゼル車です。



車内は木材を多く使って明るくデザインされています。



日本海の眺望の良い場所では数分間停車してくれました。



観光列車ですから。



もう一つの名所、由良川鉄橋です。ここでも徐行運転しました。



おみやげ販売コーナーには、地ビールなど飲み物が冷やしてあります。



座席に持っていってゆっくり楽しみました。



途中の駅で「くろまつ号」とすれ違いましたが、くろまつ号ではランチや会席弁当ディナーを提供するコースがあります。



西舞鶴駅が終点。

先回りしていた観光バスに乗り換えて、道の駅「舞鶴港とれとれセンター」で買い物タイム。



焼き鯖が美味しそう。

このセンターでは、フードコートにもなっていて、テーブルと椅子が真ん中あたりに並んでいるので、海産物を調理してもらってその場で食べることができます。



岩牡蠣も売っています。割ってあるのはここで食べるものです。



このBBQセットも、店で焼いてくれます。



「ぐじ」、さすがに高価でした。

乗り合い観光バスでしたから、すべておまかせの楽ちんツアーでした。
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「海の京都」 智恩寺(文殊堂)と天橋立

2015-06-23 | 京都の文化(夏)
天橋立駅(京都丹後鉄道)の駅前に、



「海の京都」の解説看板がありました。

シンボルマークも創ったようです。

ここには「三人寄れば文殊の知恵」の文殊菩薩を祀る知恩寺があります。日本三文殊の一つだそうです。

日本三景の一つが天橋立なので、ここは「日本の三つの名物」が2つもあってすごい場所です。



この文殊堂のみくじは扇子の形になっているので、開くとそこに運勢が現れます。境内にある松の枝に沢山ぶら下がっていました。

ところで、「三人寄れば文殊の知恵」や「三本の矢」というような言い伝えは正しいのでしょうか・・・ディベートの主題としても面白いかもしれません。



智恵の輪 灯籠。江戸時代には、輪の中に明かりがともされ、やみを照らし文珠水道(天橋立水路)を行き来する船の標になっていたと言われています。

右奥に少し写っているのが廻旋橋です。橋桁が回転して船を通します。



砂州の上には松並木が続きますが、松くい虫の被害もあって保存と育成の努力が続けられています。



大きな門の門前には、餅屋が並びます。



「智慧の餅」

どの店も、本家、総本家などと、創始者を名乗っています。おそらく、特殊な材料や技法、あるいは特許もないのでしょうから、仲良く商売してください。・・若い人にはクラシックな餅菓子はあまり受けないかもしれません。(伊勢の「赤福」は大ヒットしてますが・・・)


(引用:天橋立観光ガイド



名物「股のぞき」、傘松公園に登って、股の間から天橋立を見ると、天にかかる橋が見えるとのアイディアです。

駅にて待つことしばらくで、この「丹後あかまつ号」が到着しました。・・・



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「海の京都」 天橋立ワイナリー

2015-06-22 | 京都の文化(夏)
天橋立が眺望できる内海の畔に、ぶどう畑とワイナリー、レストランがあります。



もう青い小さな葡萄がついていました。



フランスやドイツと同じ垣根作りの方法です。



この建物がワイナリーの”シャトー”相当。



ドイツから輸入したステンレスの醸造装置が玄関横のどんとガラスに囲まれた部屋に鎮座していました。

地下に貯蔵庫があるとの説明があったのですが・・・



昼食は、ビュッフェ形式。



鶏の唐揚げやトビウオのフライ以外、ほとんどが野菜料理でした。

予想以上に、どれも美味でした。



どこでも、皇室ブランドが最強のようです。笑



団体観光バスのツアーなので時間が不足して、最初に説明があった地下のワインセラー見学と、{フェダーロータ」(発酵途中のベビーワイン)の試飲ができませんでした。残念。

・・フランスやスイスワインの「ムー」moûtみたいなものでしょうか?

このワイナリーは、1999年に設立されたと公式ウェブでしりましたが、「京都産ぶどう」だけを使うとウェブで明記しています。町おこしにも貢献しそうです。


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「海の京都」 あじさい編

2015-06-21 | 京都の文化(夏)
京都縦貫自動車道の全線開通(7/18)を控えて、京都にも「海」があることをアピールするイベントが幾つか開催されています。

日帰りの観光バスツアーで、舞鶴と宮津(天橋立)を見てきました。

舞鶴の「赤れんがパーク」は今回は寄らず、10万本のアジサイを誇る舞鶴自然文化園に向かいました。



山の中腹に広がる広い園内に、多くの品種を並べた展示館があります。



貴船



各色の盛花



エーゲ海。背の高い木でした。



アメリカノリノキの園芸品種‘アナベル’、北アメリカ原産、真っ白で美しい品種です。

まだまだ多数ありましたが、展示場を出てアジサイ園に向かいました。



山の斜面一体にアジサイが密集しています。





七段花



ともかく至る所、360度にアジサイがさいていました。



色の変化、変種が多くて見応えがありました。



1時間の散策後、再び観光バスで、昼食会場に向かいます・・・


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