朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ペナン島5 仏教 極楽寺

2017-12-31 | 外国の風物

会議の合間を縫って、マレーシアにおける仏教について調査を敢行しました。(観光ではない、きっぱり)

実は、それではなく自然環境の実態についての調査を意図して、学会会場の前からタクシーに乗ったのですが目的地ペナンヒル(六本木ヒルズのようなビル群ではなく、島内で一番高い丘の上が環境保護区になっていて野生の猿などの動物を保護し観察するためのスカイウォーク(樹冠の人工的金属歩道)があるらしい。オランウータンは別の島の保護区だとか!)~ところが、そこに上るケーブルカーが先日の悪天候で運行停止になっていました。で、運転手のススメで仏教寺院に行ったのです。汗

極楽寺。 鶴山極楽禅寺、実に立派な漢字名称です。

乗ってきたタクシーは、ほぼ自動的に数時間貸し切り状態となり運転手はお寺の駐車場に車を止めて、「はい、行ってきなさい、ここで待ってます」という感じでした。この国は昔英国植民地だったせいか英語がまあまあ通じます。

本堂のご本尊さま、観音さまかなと思われます。写真OK。

中国福州市の僧侶が建立し、建築は1893年から1904年に第1期の工事を完成。清の光緒帝は極楽寺のために7万巻の経典や石碑を贈ったとか。現在も拡張中のようです。

仏像だけでなく、その装飾も全て金と赤ですねえ。

なんとか童子かな。

さて、このお寺はペナン・ヒルの中腹に建立されているので境内は石段ばかりです。ピンクのユリが立派で美しい。

いくつものお堂が斜面に立ち並んでいました。

ブッダ、その弟子たちのレリーフが飾られています。

お線香、中国のお寺と同じです。太くて長い。根本に竹ヒゴがついています。

熱帯なので植物も豊かです。

丘の上にはこんなパゴダが造られています。八角形の塔で7層からなり高さ30mだそうです。

石門を潜って進みました。

信者グループが引率されて参詣しているようです。

石段の途中にある岩には文字が彫られていて赤く色が埋められています。

眼下の眺望を楽しみながら、まだ登りました。

多数の仏像群。

。。。むむ、美的感覚の違いですが、京都三十三間堂の千体千手観音像が好ましいと思います。

布袋さんかな。

寄進されたろうそく、、

中頃までいくと、突然、土産物店の奥からこのケーブルカーが現れました。若干の有料料金が必要。

乗りました。

 

お線香,たくさん。

 

丘の上には、大きな観音像がありました。スコールの雨が強く降ってきたのですが20分くらいで小降りになりました。

下りはケーブルには乗らずに、下山道を歩いて帰りました。本堂の駐車場ではタクシーが待っていたので、問題なく学会ホテルに戻りました。タクシー料金は事後交渉でしたが。言い値はリーズナブルでした、2000円相当くらいだったかな。

意図しない(けれど興味深い)寺院見学となったのですが、楽しい時間を過ごせました。

 

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ペナン島4

2017-12-30 | 外国の風物

ペナンに到着時に大変な悪天候だったのですが、町中にはところどころにまだその爪痕が残っていました。

街路樹が倒れ、ベランダの鉢植え植物が落下していたり、屋根の瓦が落ちたり。

この町は世界遺産になっているところですが、特段にそれを宣伝している掲示や看板は見かけませんでした。

これも世界遺産かなあ?

路上の公衆電話ボックスには、もはや電話機はなく(携帯電話の普及のせいでしょう)、ボックス内に「このスペースをレンタルします」との張り紙がありました。どんなことに使えるかな?

さて、

到着時に泊まったホテルはやはり宿泊費がやや高いので2泊だけして、残りの日数は中級ホテルに移りました。

機能的であり部屋も清潔で全く問題なしでした。

「ドリアン持ち込み禁止」の表示が禁煙と同じサイズです。

路上の市場では、ドリアンを切り売りしていました。

花だけちぎってあって、何につかうのかな。

 布地屋さん。

次に泊まったホテルのある一帯(Chulia street)は、白人客の多い地域でした。夜間は何やら怪しげな雰囲気もありました。

 夜のホテル壁面の照明です。これもストリートアートでしょう。

こんなリアルな虎の絵もあったので、自撮りをパチリ。

落書き壁画の絵葉書を買いました。

そのTシャツ。

この絵が気になった理由は、十数年前にカンボジアを旅行したときに撮ったスナップを元に油絵を描いたことがあります。

その絵がこれです。

 仕事に出かけるらしい若い母親が自転車の後ろに子供を載せて走っていました。たくましい母にしっかり捕まる小さな女の子が可愛いです。母の右手は子供の体を抑えているのだと思います。

 

 

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ペナン島3

2017-12-28 | 外国の風物

国際学会(IEEE Tencon)の様子を少し記録しておきます。例えば、開会式では招待講演があります。今回はマレーシアの大学学長でした。

Chuah Hein Teik
IEEE Fellow and President of Universiti Tunku Abdul Rahman (UTAR)
Industry 4.0 and One Belt One Road : Challenges for Future Graduates 

演題に、「一帯一路」なんて政治用語が入っていたので、ええ~と思いながら聞きました。しかし「Industry 4.0」(次世代の工業) のところでは、上のスライドが使われました。Points to ponderという言葉で「熟慮すべきポイント」を列挙しています。学生の教育課題への主張です。

さらに、2020年に向けて必要な重要な10のスキルを示しました。

複雑な問題の解決能力、批判的思考、創造性、人々のマネジメント、組織調整力、(エモーショナルインテリジェンス、EI:心の知能指数)、等々。

**

会場ホテルのロビーからの風景。ビル街の先にインド洋があります。

コーヒーブレーク風景。女性研究者、教員が多いですが、アジアでは電気電子情報系に女性が増えています。(日本以外)

同行した教員氏は、会場のWi-Fi接続を使用して日本の大学教室にいるアシスタントくんに接続しました。ここから、遠隔授業の開始です。手元の授業用テキストを参照しながら教室の受講生に指示を出していました。

彼のパソコン画面には、京都の教室の動画が映し出されていました。

**

空出張では無いことの証拠写真が必要なので、スナップを1枚。

 これは公式な発表証明書。外国で大学教授の研究室を訪問すると、このような証書、ディプロマ、卒業証書、表彰状、家族写真が飾ってあります。

これは論文発表後の記念写真、左が座長先生、右端がセッション企画委員先生、そして発表者たちです。

夜には、近くの劇場を貸し切って歓迎夕食会が開催されました。昼食、コーヒーブレーク、歓迎夕食会の費用も会議登録料、数万円に含まれています。この経費が日本では(アジアの他国に比べて)バカ高いのでなかなか誘致できません。

こんな料理や、

カキの天ぷら風?あんかけ。

ナシゴレン風炒め物。

地元の舞踊が始まりました。華僑の多い土地柄か、ドランゴンの飾りをモチーフにして、今風にカラフルなLEDで装飾していました。

円形テーブルを囲んで、色々な参加者と会話を楽しみました。

・・ただし、料理は、中華でもなく、タイでもなく、インドネネシアでもなく、味付けも中途半端でいまいちでした。おまけに宗教上の理由と思われますが、ビールを含めアルコールは一切なく、甘いジュースだけ。冷たいミネラルウォーターもなくて、持参のpet水をカバンから出してのみました。各国の宴会スタイルには色々ありますね。汗

 

 

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ペナン島2

2017-12-26 | 外国の風物

到着の翌日は安定した天候となりました。寝不足なので少しゆっくりと起床して、でもホテルの朝食に間にあう時間に起きました。

この日は学会の参加登録が始まるので、まずは会場となるホテルのある区域に向かいました。地図で調べると徒歩で20分くらかな。ホテルの外に出ると、昨夜の悪天候と洪水の爪痕がところどころにありました。街路樹の大きな枝が折れ、ベランダの植物や瓦、看板などが路上に落下していました。

とはいっても、スコール、暴風雨が普通にある場所なので、それらが静まれば町中は平穏でした。

アーケードです。

道路全体を屋根で覆うのではなく、両側の家や店舗が約3mを歩道として提供して、それを連続位的につなげています。これならば雨の時にも歩きやすいし、明るい。

伝統的なまちづくり、あるいは行政指導でしょうか。

そんなことを思いながら・・・歩いていると、

こんな壁画が見つかりました。・・・モナリザがワインで乾杯!

結構上手な描きかたで、見入ってしまします。ホテルの広告でした「グランド スイス ホテル」だって。

例の、英国のコメディアンや、

だれ? ダウンタウンの松本人志、まさかね。

ベートーベン。

町の落書きが、こんなTシャツのプリントになっています。

この自転車に乗る子供二人乗りの壁画を、翌日とその次の日も探したのですが、見つかりませんでした。涙

^^

早めの昼食に、屋台の食堂にお客が集まり始めました。

果物のシロップ漬け、らしい。そのまま食べても美味しいのに、ともかく、甘くすることが好きなようです。

その店の店主らしきお兄さんのTシャツが・・

なんと、「古都 京都」

少しうれしくなりました。

~~

宿泊した華僑邸宅ホテルから、後日、こんなeメールがきました;

確かに、よいホテルでした。

 

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職場の忘年会

2017-12-23 | 食べること、レストランなど
職場の二人だけの忘年会を実行しました。
花金🌼! 〜プレ・プレミアムフライデー ただし男組



前菜。



ハラミのブルゴーニュ風 煮込み。



デザート、名前忘れた。汗💦

ワインは🍷コテドローヌ赤。

@ビストロ ブション

久しぶりのカジュアルフレンチ、美味でした。

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ペナン島(マレーシア)1

2017-12-23 | もろもろの事

 

11月上旬にマレーシアで開催されたIEEE Tencon2017会議で論文発表するために出張しました。関空から香港経由のキャセイパシフィック航空便でペナン島の空港に向かいました。

・・ところが、その日到着予定時刻にペナン空港が悪天候なため着陸できないと何度か機内アナウンスがあり、同じような場所を旋回し始めて天候の回復を待っていましたが。

機長と運行本部の判断で首都クアラルンプール(KL)空港に向かいました。ここは天候もよくて無事到着。ここまでのストーリは、しばらく前にこのブログに書きました。

 数時間をKL空港の国際セクションで時間を過ごして、午前2時過ぎにKLを離陸。30分くらいで今回は無事にペナン島に着陸しました。飛行機のクルーは、KLで交代していました。もともと交代要員が同乗していたのでしょうか(ペナン>香港の帰路便のため)。

多くの飛行機がこんな真夜中にペナン島空港に到着したので、タクシー乗り場は長蛇の行列でした。乗り場にデスクがあって行き先別に事前チケット購入制でした。

ところが、大雨のため「フラッド、フラッド」という言葉が飛び交っていて、地元の到着客も何人も迎えの車を待っていました。タクシーは時々しか戻ってきません。そこで、タクシー案内所の人が、行列に並ぶお客に声をかけて同じ方角の人を相乗りをさせていました。私は一人だったので、20人くらい飛び越して、先客カップルに乗せてもらうことができました。ここまでは、ラッキー!

道路の至る所が冠水していて、何度も迂回して走りました。乗車するときに運転手に、ジョージタウンのブルーマンションに行ってくれと話して了解したはずでしたが、町の中心部に着いてからわからなくなったようでした。多くの道が冠水していて、ドライバーは非常に慎重になり、途中で車を止めてしまいました。この道路を真直ぐ100mくらい行けば目的地だから、ここで降りて歩いて行けと。まだ外の空は暗いのに! 町の街灯も少ないし。

乗ったときにはわからなかったのですが、お二人は日本人(女性は西洋人のようですが日本語が上手)だったので、私に協力してくれて粘り強く運転手に交渉して、どうにか目的の建物の前に到着。

ところが歴史的名所の建物のため、正門がピッタリ閉鎖されていてベルもインターフォンもなく、真っ暗で本当に困惑しました。その近くの大きなホテルに運んでもらって、朝まで休憩を頼むことにしようと考えていたら、同乗者の女性がホテル受付嬢に訴えたところ「マレーシアのホテルは夜中に閉鎖することはない」と主張して、ブルーマンションに電話してくれました。その結果、入館できることが確認できたので、再度タクシーに乗って目的ホテルに戻り、ヘッドライトで通用口を照らしながらクラックションを数回鳴らしました。結局、門を開けてくれて、玄関先まで車を寄せることができました。

ここまで付き合ってくれたカップル客(香港在住でペナン島にも何度か来ているとか)にお礼を言って、どうにかチェックインできました。タクシーに乗って約2時間でした。

玄関ロビーです。

受け受けが済んで、でもなかなか部屋に案内してもらえなくて20分くらい待たされました。

部屋は・・ 

ボーイさんの説明では、雨漏りがあって床を拭いていたとのこと。

ようやく安着!

朝明るくなってからのホテルの部屋の風景です。昔の華僑の金持ち邸宅で、観光名所にもなっていて、昼間は観光客が次々に入ってきました。

 

 

私の朝食。

 

シャワーを浴びて、少しベッドで休み、これが遅めの朝食です。ウエイターがサーブする本格的な朝食レストランでした。

部屋に戻ると、

こんなお菓子が、メイドのメッセージを添えてテーブルに置いてありました。

ブルーマンションの外観は、

右手が正門で、この日の早朝は真っ暗で分厚いドアが閉まっていたのです。しかし左手の50mくらい塀に沿っていくと通用口があってそこに警備員詰め所がありました。暗くて最初はわかりませんでした。

その日の昼頃にはほぼ町中道路の冠水は引いていましたが、一部でこんなようにまだ残っていました。(続く)

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南京の印象

2017-12-22 | 外国の風物

泊まったホテルのすぐ前に玄武湖公園があり、早朝から開園しているので毎朝散歩に出かけました。

少し離れた場所に長江という大河が流れています。その長江から大昔に切り離された湖で、周囲が10キロメートルかそれ以上ある大きさで、その中に中州がいくつかあって堤防や橋で繋がっています。

早朝でも、スモッグのせいか薄くモヤがかかっていました。対岸にそびえる高層ビルの一つが学会会場のシャングリ・ラです。

湖の水は案外にきれいで1~2mくらいの水底が見えました。学会会場で地元大学の先生に聞くと、10年くらい前から水質の浄化に取り組んできたので現在はきれいになっているとのこと。都心部の下水道が完備されたこと、湖水のろ過装置を導入しているのでしょう。長江自体は大陸の遠い奥地から流れてきていて、途中に多くの都市や工業地帯があるので浄化は難しいと話してくれました。大気汚染も同様で、内陸部の工場地帯や都会の自動車などで対策には資金と時間がかかるが、徐々に良くなるだろうとも。~ 帰国してテレビニュースを見ると、習近平主席は中国全土のトイレ改革を急速に進める指示を出したそうです。

例のインスタントラーメンのキャラクターに似たボート、電動(蓄電池)で動くようです。

バトミントンを楽しむ人々。

公園の掃除人も早朝から働いていて、この場所には枯れ葉もありません。

観音様と童子たちでしょうか。

奇妙な形の大きな岩、その由来が書いてありました。

盆栽を育成している区域と建物。

中洲にある盆栽公園とその池。

屋外の出店、1元は約17円。シュウマイ6個で170円、まあ、日本の半額という物価水準でしょうか。20元で軽食セット。

野外劇場。

冬枯れの蓮池。

 太極拳。

刀を使う武道、体操、あるいは大木を相手に柔軟体操する人など。

殆どがシニアの人々ですが、実に幸福そうに朝の運動を楽しんでいました。

聞くところによると、中国の都会では早期に退職、引退することが一般的でそのために働いているとか。 中国から日本に来た観光客は、日本では単純肉体労働に相当な老齢者が働いているのを見てショックを受けるのだそうです。日本人の老人は不幸そうだと。

夜の玄武門。

この門をくぐって公園内に入ると、驚いたことに、そこらじゅうに電気をつけて、カラオケや、社交ダンス、体操的ダンスなど、多くに人で賑わっていました。

中国の都会の中産階級の人々、特に老人たちは相当にハッピーだという印象でした。

泊まったホテルは、予算の関係上、中級ビジネスホテルを中国のホテル予約ネットサービス(Ctrip社日本語サイト)を使って予約しました。

テレビのチャネルは何十chあったのですが、日本語も英語もなくて全部中国語でした。音楽ならいいかとクラシックchを見ると、

 交響曲を演奏していました。

司会者の男女アナウンサー。

子供の合唱もあり、

国内の雄大な風景や自然が映し出されたり、

労働の場面や、

戦闘場面も。

~~

帰国する日は、ホテルから地下鉄と郊外電車を乗り継いで空港に向かいました。乗車賃は驚くほど安い(合計80分くらい乗車して20元以下、300円くらい)。

地下鉄にはホームドア完備です。

若い女性、MCMのピンクのカバンや、ヴィトンのハンドバック。。。

経済成長の利点が発揮されていて、共産党独裁政権であっても、社会は安定していると感じました。

 

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夫子廟、江南貢院

2017-12-19 | 外国の風物

南京市中心の南にあり明清時代の風格ある建物が並ぶ繁華街に、孔子を祀る廟がありました。地下鉄で最寄り駅まで行き、地上に出ると駅の中には案内板があったのですがしばらく道を行くとT字路となり右に行くか左かわかりません。やむなく、そのあたりに立っていた人に、ガイド本コピー(日本語)を見せて「夫子廟」を指差したところ、ふむふむという感じで、方角を示してくれました。簡体字になっていてもやはり漢字は通じるので便利です。

これがこの地区の観光案内所の建物のようです。

米国でおなじみの蝋人形館。

子供におしゃれさせて写真をとる若いお母さん。

それらしい中華門。この道路の両側には商店が並びます。

このあたりの道路面を見ても、ゴミは全く落ちていませんし、路上につばを吐く人はみかけません。

 

この銅像は昔の官吏かな。

仲間とおしゃべりしながら作業するデモ用の職人たち。

銀細工の店でした。

他に中国の人が大好きな金製品を売る店もあります。

お土産雑貨屋。

食べ物屋も各種並んでいました。

目的はこの孔子を祀る夫子廟大成殿の見学です。入場料は60元(約1100円)でした。中身の割には結構高い。

 

入るとすぐ右手にこの「仁」のレリーフがありました。

反対側には「礼」のレリーフ。

その前にはロボットの案内係がいます。

さて「仁」とはなんぞや、というわけでこの道徳の概念の説明看板が立っています。日本語の説明もちゃんと書いてあります。仁を慈悲と訳してあります。さらには、QRコードが張りつけてあるので、スマホでスキャンすればもっと詳しい説明やオーディオガイドを聞くことができるのかもしれません。

正面が大成殿、その参道の両側には偉人の石像が並びます。

これは孔子のお弟子さんの一人。

 一段と高い場所に立つ大きな孔子像です。中国で一番大きい孔子像だとか。

 水に浮くろうそくが売られています。

赤いリボンの願を掛ける衝立。日本の絵馬もの真似かな? 

お堂の中には正面に孔子の全身画の掛け軸が飾ってあり、撮影は自由。

部屋の壁には孔子の一生の活動を絵にしてレリーフが十数枚に分けて並んでいます。

説明は中国語のみ。

声明の音程をあわせる楽器。

どうようなモノが京都大原の実光院にもありました。

裏口から出ると中庭がありました。両側に立つ木には赤いリボンがつけられていて、

 学業の成功を祈念しているようです。

 石碑が幾つか立っていて、その由緒が隣の看板に説明されています。何百年か前の碑文が書かれています。表面の文字を保護するためガラスで囲われています。

 

さらに奥の建物は博物館になっていて、古い時代の文物が展示されていました。特に、科挙で官吏の登用を決めたのでともかくこの国家試験に合格することがまず必要です。科挙試験の内容は、試験用個室にこもって何日にも渡る試験で、主に古典書物から出題されるのですが、資料持ち込み禁止なので丸暗記して受験せねばなりません。

これはカンニング用の腹巻きや靴下です。細かい文字でびっしりと参考資料の文章が書き込まれています。ほんと気の毒。

ですが、一旦合格すれば、一族一家の花形となって出世が間違いないのです。昔はこのような文官としての出世と、もう一つは宦官(かんがん)となって内裏に仕えてえらくなるかでした。あ、武官もあったですね。

~~

見学を終え多数の土産物店、飲食店の街路を抜けて、正面道路に戻ると、

立派な門構えがありました。その横には、

どんと、この銅像があります。

科挙の試験を受けている受験生の姿です。この左手には、

江南貢院という科挙試験場となった建物があり20,644室もの試験個室があったとか。

清の時代になても、旧来の古い文献に書かれた思想とその丸暗記で官吏登用試験をして、一旦合格すれば概ね順調に年功序列で昇進していく役所システム。高官となれば、兄弟親戚を優遇できる縁故と、賄賂による買収ありで、中世中国の政治経済はどんどん腐敗しその後欧米列強国に、そして日本にも、蹂躙されてしまいました。

~~

歩き疲れたので、庶民的食堂にて指差し注文をして、こんな肉まんを頂きました。

 中にスープが入っていて、美味しかったです。

** おまけ **

鉄腕アトムをメインに押し出した子供向け衣料品店、虫プロのライセンスを得ているのだろうか?

 

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デジタルサイネージ@南京

2017-12-18 | 外国の風物

南京(中国)での国際学会の話題です。

これは開会式の写真です。壇上に7人の席と演台がありますが、その後ろに縦3m、横20mくらいの映写幕があります。

これまでの学会発表の経験では、この後背は単に巨大なポスターだろうと思っていたのですが、

講演が始まると、発表者のスライドがこの様に後ろのポスターに映写されました!

しかも、縦横がぴったりのスライドのサイズではめ込まれています。

ええ、と思っって休憩時間にその「ポスター」の裏側を覗くと、なんと!

こんな電子装置がはめ込まれて、何十台も並んでいました。

表の表面のクローズアップは、これです。

実は、このスクリーンは全面にLEDが埋め込まれていて各々がカラー発光しています。

2,3年前に、六本木ヒルズでの商業的講演会に行ったのですが、その時は、スライドを天井に取り付けたプロジェクターで正面のスクリーンに投影していました。

なんと、中国の投資パワーはとんでもないくらいに急速に設備更新や技術の成長を遂げています。

これは、そのホテルの廊下にあったデジタルサイネージ(電子看板)です。このレベルならば最近は日本でも普及してきました。紙ポスターの張替え手間がいらないこと、時間とともに複数の内容を切り替えて表示できる利点があります。

会場ホテルの近くに、Appleストアがありました。

その店舗の上には、巨大なデジタルサイネージが光っていました。

明らかに、中国の都会では中産階級の人々の数が増えていて、若い人もどんどん世界の流行に敏感になっているようです。スターバックスの店もあって、コーヒー1杯が600円(相当)やそれ以上でも売れています。

**

その一方で、もちろん紙のポスターも健在でした。

これは地下鉄駅の廊下にあったポスター。

親孝行の大切なことを、絵入りで訴えています。左のスローガンはどう読むのかわかりませんが、富が強くなって(増えて)、文明と民の皆が平和になるとでも意味しているのでしょうか。

中国が数十年前に、文化大革命の時期には「壁新聞」といって建物の外壁に政治的メッセージを手書きで書いて張り出していたことがよくニュースになっていました。中国で、漢字を簡略化した字体(簡体字)が作られたのもそんな時期だったと記憶します。ビラや壁新聞をたくさん作るのに、速記性が求められたのでしょう。

~~ 追記 ~~

簡体字は、文化大革命の時に紅衛兵が壁新聞やビラを書きなぐるために、適当に簡略化した漢字を「発明」したと思っていました。しかし、今回、少しググってみたら、違ってました。もっと前から国家として漢字簡略化のプロジェクトが進んでいたことがわかりました。例えば、ここにその歴史が書いてあります 簡体字

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Star Wars

2017-12-15 | もろもろの事

光か、闇か・・・

「最後のジェダイ」



どうしようかな、迷ってましたが、見てしまった。

フライデーナイトだもん。

面白かった!(╹◡╹)

 

~追記(2017-12-17)~

映画評論家 渡まち子 の解説をリンクしておきます。

http://agora-web.jp/archives/2030094.html

フォースの力に目覚めた孤独な少女レイは、ダース・ベイダーの遺志を継ぐカイロ・レンとの死闘を制し、ついに伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーへとたどり着く。

**



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