亀岡市から嵐山の渡月橋に至る保津川の峡谷。端午の節句の頃には流れの上に鯉のぼりが飾られる。
国鉄山陰線の旧線路を利用して嵯峨野トロッコ列車が走る。トロッコ保津峡駅と対岸を連絡する歩道鉄橋から、急流を下る川船と新緑の山を背景とする鯉のぼりを眺める。(ITUジャーナル May2024)
重森三鈴の作庭(昭和14年)による本坊庭園の北庭は方丈の敷石を再利用し苔を市松模様に組み合わせた現代的デザイン傑作である。
北斗七星をイメージした東庭があり、西庭は葛石とさつきの刈込を大きく市松模様に配置している。境内の通天橋が架かる渓谷は紅葉と新緑の名所である。(ITUジャーナル Apr2024)
鎌倉時代に摂政関白九條道家に造営された禅宗寺院。本坊には昭和14年に重森三玲により作庭された庭園がある。
方丈の東西南北に四庭があり、最も広い南庭は白川砂と石組みによる枯山水。渦巻く波紋で表現した「八海」と巨石が形成する「四神仙島」で構成されている。(ITUジャーナル Mar.2024)
陸奥「松島」と安芸「宮島」に並ぶ日本三景の一つで、京都府北部の宮津湾にある。
長さ3.6kmの砂州に約6,700本もの松が並ぶ自然が作った美しい景観である。「股のぞき」は対岸の傘松公園が有名だが、天橋立ビューランドからの股のぞきでは天に舞い昇る龍の姿が現れる。(ITUジャーナル)
比叡山山上にあるロテルド比叡に泊まった。テラスから眺めると琵琶湖の朝もやの中から太陽が光彩に縁どられて昇ってきて、湖面には光の橋が現れた。
早朝ホテルのバスで「延暦寺朝のお勤め」に参加した。 「あきらけく のちの仏の御世までも 光つたえよ 法のともしび」 (ITUジャーナルJan.2024)
阿蘇山の火山活動による火砕流が固まり長い時間を経て浸食された峡谷で、断崖の高さは100mにも達し7kmにわたっている。国定公園で天然記念物に指定されている。
「真名井の滝」は名瀑として日本の滝百選に選ばれた。手漕ぎボートを借りて滝の真下に行き落水の迫力を堪能できる。(ITUジャーナルDec2023)