福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

小児口腔機能発達不全への具体的アプローチ

2024-05-01 | 口の中の問題

口呼吸を伴うお口ポカンや、舌の位置が低いことで、かみ合わせや滑舌に影響することは多々あります。
そのような場合、矯正治療を行いながら、舌も含めた口腔周囲筋のバランスを正常化できると理想です。
このバランスをマルチに改善できるシンプルな方法が、あいうべ体操です。
他にもMFTと呼ばれるトレーニング法は以前からあって、最近は再認識されているところです。
6月から改定される歯科医療保険でも、口唇圧や舌圧の測定が認められ、一般化しつつあります。



口唇圧の測定、舌圧アップのための製品です。
右のペコぱんだは、中途障害の成人の口腔機能リハビリで使用されて来ましたが、小児バージョンも発売されました。
自宅でのトレーニングをお願いするからには、持続するようなサポート、モニタリング、評価が必要になります。
さらにそのシステム作りや、医院スタッフとの共有化も重要です。
歯科医側としては、プロとして、言いっぱなしにならないように気を付けたいものです。



ふたつき子ども歯科  http://fc-dental.jp.net

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