２週間ぶりに、行きつけの小料理屋で夕食です。
年度末の残務もあって、少し遅めに伺いました。
常連のお客さんと最近のデジタル化の話で盛り上がりました。
歯科業界では、保険証のオンライン資格確認システムが推奨され、4月1日からは関連の健康保険システムも変更があります。
次いでオンライン診療報酬システムも推奨され、政府（厚労省）主導の益々のデジタル化に、若干のプレッシャーも感じるところです。
一般企業もデジタル化推進とか猶予期間とかあって、何処も同じモードかもと感じます。
政治家レベルの総論はそれでOKと思いますが、実務に携わる各論が追いついていないようで、現場の混乱は必至でしょう。
政府の思惑は、どこまで現実化するのか？その先は？ 経過観察しましょう。
明日から新年度ですが、単に1日過ぎるだけで、この忙しい時期、淡々とやるべき事をやるだけです。
基本は楽しんで、ですけどね。
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当院の患者さんも、この時期卒業入学就職という節目の人も少なくなありません。
コロナに関しては2020年以前の状況に戻ると思いますが、世界情勢や景気などの問題があって、これらは今後どうなるか悩ましいところです。
人間界とは関係なく、地球は自転してもうすぐ4月で、日本では春の旅立ちの季節。
毎度の休日出勤で、その後自転車エクササイズと遅めのランチです。
途中通った舞鶴城趾のお堀端は、桜の名所で満開です。
平日ですが、春休みと観光客も多いせいか人がいっぱい。
我が家の次男も明日、オーストラリア（ブリスベン）に向けて旅立ちます。
しばらく語学＆音楽のキャリアを積みたいとのことで、まだまだ自分探しの旅の途中だと思います。
以前、長男と一緒に現地事情の偵察に行っていて、英語も通常レベルには話せますので、心配はいらないでしょう。
次男が帰省したおり、スピーカーの音はインシュレーターやスピーカーコードの質で結構変わるよとアドバイスしてくれました。
ジャズを聴くのにオススメの、金属製で接地面積がポイントになっているタイプのインシュレーターを購入。
明らかに高音が艶やかになり、低音もズッシリと。DAVE KOZ のサックスが心地よい。コスパ良くビンゴでした。
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第２大臼歯はまたの呼び名が12歳臼歯で、乳歯が全て生え変わって以降に新たに増える奥歯です。
奥に出てくるので、時々親知らずが出てきた〜と勘違いされますが、親知らずは出てくるとすれば、さらに後ろで18歳頃になります。
第２大臼歯が良好な位置に出てこない異所萌出は、上では外側に傾斜して出てきて、下と噛み合わない挟状咬合が殆どです。
下は前傾して手前の第１大臼歯に引っかかるようになり、そのまま充分に出てこないパターンが典型です。
下の親知らずも同様なパターンはよくあります。
中学生の患者さんで、いずれは全体的矯正治療が必要ですが、下左右の第２大臼歯が一応出てはいますが前傾したままです。
奥の第３大臼歯（親知らず）は形成途中ですが、数年間そのままにしておくと、奥から押して第２大臼歯の前傾度は悪化します。
その時点でも第２大臼歯を起こす治療は可能ですが、その前に親知らずを抜かないと、歯の移動はできません。
小臼歯より後ろの歯に装置を付けて部分矯正を開始していますが、数か月で改善すると予測しています。
それから全体矯正開始です。
こちらは別の中学生の患者さんです。
下両側の第２大臼歯が同様の症状です。
部分的X線写真ですが、1年ほど経過観察して状況は改善しないので、部分矯正治療をお勧めしました。
一般的に、全体的矯正は第２大臼歯が出てきて以降と説明していますが、出てくる前に治療を始めると、第２大臼歯がすんなり出てこない例があったりします。
特に下ではより厄介になりますので、結局治療期間が長引く可能性があるためです。
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当院は成人の一般歯科はやっていませんが、小児、矯正、障害者という専門性があるため近隣の一般歯科の先生方と棲み分けができています。
患者さん保護者の方から、成人の歯科を紹介して欲しいというリクエストがあった時に、近隣の先生方の専門性（例えば歯周病、審美歯科、インプラント）などを考慮して紹介しています。
そのため、紹介先の医院のパンフレットを頂き、紹介時にお渡ししています。
逆に小児歯科、小児青少年の矯正治療の患者さんは、当院に紹介頂くこともよくありますので、当院パンフレットも送付することもあります。
引っ越して来られた場合など、一般歯科ではリアルな情報が無いのが実情なので、こちらからの紹介は有用ではないかと思っています。
最近、臨床歯周病学会でもお会いした歯周病専門医のT先生が、移転で当院近くで開院されました。
当院から紹介できる、おススメの歯科医院が増えそうです。
当院のパンフは私の手作りで、最近リニューアルしていなかったため、見直してバージョンアップしました。
地図、矯正料金の変更、ＨＰやブログのＱＲコード追加などです。
左がリニューアル版の原稿でパワーポイント使用です。
ＱＲコードは一時期下火でしたが、スマホのＰＣ化で、完全復活というか日常になりました。
確か1990年代に日本で開発されたコードですが、美術館や航空機利用の際にも一般化していますね。
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アップルカーと言ってもApple社が開発中と噂のEVではありません。
カクテルの名前で、サイドカーのブランデーをカルバドス（ある種のリンゴブランデー）に代えたもの。
我がカクテルの師、K先生の定番カクテルです。彼はジンの達人でフェイスブックでジン＆ジンベースのカクテルを様々紹介しています。
シンプルなところで言えば、ジンソーダでもジンとグラスを氷温にして氷なしで飲むとか、市販のジンソーダやハイボールは確かに氷なしではあります。
さながら、お家バーというところです。
これは彼の行きつけ、川崎市のとあるバーのアップルカー。
写真の達人でもあるので、難しいシンプルな構図でもこの通り。
息子たちが横浜川崎在住なので、行ったついでに「とあるバー」に連れて行ってと、リクエストしています。
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患者さん予約が隙間なく入っている、小児歯科矯正歯科では春休みモードです。
さすがに疲れ気味ではありますが、関連業務も増えますので、やはり休日出勤ということになります。
材料の在庫チェックと注文準備、矯正関連の装置製作、その他医院全般メンテナンス諸々です。
あっという間に夕方近くになって、ちょうど花見に良い時期と思い、帰宅前に舞鶴公園へ寄りました。
週末の花見だと、来週は4月になるので微妙ですね。
通勤路にある公民館の桜も満開に近い。
こちらは舞鶴城跡、お堀端の桜。
夕方5時過ぎですが、結構まだ明るく昼が長くなりました。
花見の人出は多く2019年3月以来と思いますが、結構皆マスクをしているので、楽しそうな表情が分からず、ビジュアル的には残念。
因みに桜ソングといえば、とりあえずわたくし的にはレミオロメン/藤巻亮太のSakuraでしょうか。
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色んな手段で歯科の新刊書をチェックするようにしていますが、これは今日届いた新刊。
必ず上達シリーズという専門書があって、今回はCR（コンポジットレジン）修復。
歯の色の修復法で、最近はかつての金属に代わって、適用範囲が広くなりました。
CRの歯への接着、CR自体の耐久性や色調が進化しているためで、金属と比べて削らない治療も増えました。
私自身も大学勤務時代の専門というか研究は、この分野でした。
小児歯科での乳歯に対する治療は、小児患者さんは長時間の治療に耐えられないので、どうしても迅速さが優先されますし、いずれ生え変わるのでそれでOKと思います。
一方、永久歯に対する治療は、成人患者さんと同レベルの結果が要求されると思います。
前歯が外傷で欠けたり、前歯間の隙間で矯正治療を選択されなかったり、修復処置の方が安定すると判断される時など、CR修復での審美性が要求されます。
当然、乳歯治療と同レベルでは不充分です。
そうなると、このような成人対象の著書が役に立ちます。
小児歯科は何でもやっているようで、各専門分野と比べて浅いところがあるため、治療各論レベルを上げるためには、虫歯や根の治療、虫歯予防、歯周病、矯正歯科、障害者歯科、口腔外科などの専門分野を学んで応用することです。
著書のタイトル通り、必ず上達したいですね。
因みにシリーズの抜歯編は私の知人H先生が著者で、読んで実行したらしっかり上達しました。
矯正編は、ほぼ上達レベルにありましたので、参考にさせて頂きました。
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小学生の時期で歯並びかみ合わせの相談があった時、この時期は乳歯永久歯が混在する混合歯列期です。
もちろん見た目の問題は、小児矯正を行なっている歯科医師として分かりますが、今後すべて永久歯になるまで問題がないかを診査することも、それ以上に重要です。
パノラマX線撮影と言って、口腔全体を1枚の写真で診査できる撮影法があります。
このX線写真で、現在と近未来の問題の有無を判別できる、大きな助けになります。
この患者さんは10歳で、前歯が生え変わって以降、犬歯や小臼歯が生え変わる時期がスタートしています。
噛み合わせが深く出っ歯系が気になるとの相談です。
通常はそろそろマウスピース矯正（プレオルソ）が適する時期です。
上のパノラマをチェックすると、下の第2小臼歯の形成が遅いこと、上の犬歯や第2小臼歯の方向や位置が良くないことが分かります。
このような問題の中で優先順位を決めて、矯正治療スタートのタイミングを検討します。
まずは上の犬歯＆第1小臼歯の萌出誘導、それからマウスピース矯正、その後上下の第2小臼歯のマネジメントいう順になるかと思います。
このような問題がなければ、生え変わりもスムーズにいきますので、シンプルに適時のマウスピース矯正のみでOKということになります。
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先日のブログで歯磨き剤のフッ素濃度の話題を取り上げました。
・・・こども、となっている歯磨き剤は500ppmで、３歳以上くらいでしたら不充分です。
こちらはエフペーストとフッ素の効果を謳った名称ですが、やはり、こどもと書いてあって500ppmです。
３歳までの乳幼児対象と理解いただき、購入下さい。
３歳以上でしたら1000ppm程が良いので、実際は950ppm含有の製品をお勧めします。
因みに、こども、と明記されていない市販の通常の歯磨剤のほとんどは1000ppm弱のフッ素濃度なので、無難です。
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祝日です。先週末から４連休の人もいたと思いますが、明日からは現実が待ってますね。
私自身はここ数日、公私共に忙しく、今日はほぼ1日休日出勤でした。
春休みモードで患者さんは多い状況で、それに関わる準備や残務、さらに税理士訪問の準備や給与計算、保健所立入検査の準備、TV撮影の台本作成など、忙しさはなぜか重なるもの。
今日の出勤で、明日以降はほぼ大丈夫という状況になったのでは。
CINZANOと黒ビールを交互に飲むという、究極のチャンポンかも知れませんが、特に違和感なし。
今日のBGMは幾田りらのニューアルバム、Sketch。
ジャパニーズ・コンテンポラリー・ポップですね。yoasobi と微妙に違って自分らしさが出ているかも。
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