福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

明日から3月

2019-02-28 | できごと

2月も今日でおしまい。
休診日でゆっくりしていたんですが、夕方ちょっと用事で外出したついでに、大濠公園でウォーキング。
大体インドア系なので、意識して外出したりエクササイズをしないと、結局体調不良になってしまいます。


















菜の花などを見ると、春を感じるというか、感じたいと思ってしまいます。




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かつては、これがオシャレだった

2019-02-28 | できごと

今ではミネラルウォーターや炭酸水は普通に、そして多種類手に入りますが、かつては水は水道水、そして炭酸水と言えばハイボールを作る時、というのが普通でした。
欧米では水道水の質が良くなかったということもあるようですが、いわゆるbottled water  が昔から普及していて、その代表がフランスのペリエでした。
フランス産ということもあって、ちょっとオシャレ感もありました。 
私は日常の水分摂取はコーヒーやレモン炭酸水が多いのですが、先日ちらっとペリエに気がついて、ある種懐かしく久しぶりに購入しました。


 


これは750mlのいわゆる瓶詰め。天然炭酸のレモンテイスト。
今でもオシャレ感あり。
只今のAlexa のシャッフル曲はJason Mraz、彼の曲は普遍的にナチュラルでお気に入りの一人です。 




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叙勲祝賀会

2019-02-24 | できごと

私たちの九州大学小児歯科時代の教授、N名誉教授が昨年秋の叙勲を受けられました。
毎年OB会は催していますが、今年は叙勲祝賀会に替えて、OBだけでなく関わりの深い方々にもお知らせして、100名弱の祝宴になりました。
例年OB会を運営しているメンバーに加えて、数名の方々に発起人をお願いし、ここ数ヶ月準備を進めて来ました。


 


 


小児歯科OBが主ですので、大OB会という感じでもあります。
久しぶりに再会という方々もいて、和やかな会になって、運営委員としてはホッと。
会場はホテルの格式のある会場でしたが、ギリギリまで委員間で様々検討して今日に至った、手作り感のある祝賀会でした。





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永久歯が出る時期の問題 その2

2019-02-22 | 歯並び、矯正の話

上の永久歯の犬歯ですが、生え変わりでは最後の時期に近く、歯のサイズが大きいなどの理由でスペースが不足している場合など、しわ寄せで八重歯になってしまいます。
犬歯は他の歯と比べて高い(深い)位置で形成され、出て来る道のりも長いという特徴があります。途中で方向が悪く、出にくいとか、出て来ても位置がズレて出て来る例があります。





この患者さんはほぼ永久歯になっていますが、右上の犬歯のみが方向が悪く、経過を観ていましたが年齢的に自力では出ないだろうと判断しました。




全体的X線を撮影すると、埋まった犬歯はほぼ横向きで、向かって左上の前歯付近に、歯の頭(歯冠)が位置しています。
このままだと、犬歯が出て来ないだけでなく、前歯の根の部分への悪影響も考えられます。


ここまで経過を観て改善が見られないので、やはり処置の決断ですね。




埋まった犬歯の頭部分を外科的に露出させて、そこにリンガルボタンという歯を矯正的に移動するためのある種のひっかけを接着します。
隣接する出ている歯の部分に矯正装置を取り付け、それを土台に歯をゆっくり移動して引っ張っていきます。犬歯のためのスペースもつくりながら、予測では1年ほどかかるのではと思います。
ちなみにこの患者さん、前歯の裏側に過剰歯もありますが、歯並びに関係ない深い位置にあるので、今回は処置は行っていません。





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永久歯が出る時期の問題

2019-02-22 | 口の中の問題

乳歯の時期に上の前歯を打撲するというのは、珍しくありません。
ある種の後遺症ですが、神経が壊死することで乳歯の変色や、根の付近の歯茎の腫れ(膿瘍)が発生することがあります。
神経が壊死していて変色があっても炎症症状が無ければ、通常そのまま経過を観ます。
一見平和に経過していても、永久歯が出て来る時期に生え変わりにくい現象が起こるのは、想定内です。




3か月ほど前の定期健診で、片側(向かって左側)の永久歯は半分ほど出始めていましたが、反対側は乳歯がほとんどグラグラしていません。
こちら側は、過去に外傷歴があります。X線を撮影すると、やはり乳歯の根の部分が結構残存しており、交換の問題が起こりそうだと保護者の方にもお伝えしました。




3か月経過して、グラグラ度はあまり変化ありません。X線を撮影すると、予測通り。
経過を観て変化が芳しくなければ、乳歯は抜歯です。この時期ですと乳歯抜歯した位置に永久歯が誘導され、すんなりと出て来ます。
経過を診て問題が残れば、即決断、即処置です。タイムリーと言うのが重要と考えます。
今後も、予測通り永久歯が出て来るか経過を見ますので、やはり定期健診は重要ですね。





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オン・デマンドの時代

2019-02-20 | できごと

テレビ番組、特に連ドラなどの視聴率が振るわないとか話を聞きます。
理由としては、HULUやNETFLIXなどの映像配信が一般化したこともあり、テレビ離れが 進んだこと。
そして、海外ドラマなどの方がクオリティが高いものが多いということでしょう。 
歯科関係の業者の方が時々営業にみえるのですが、今日訪問されたL社は会員限定でWEBセミナーなどを展開しています。
セミナー受講には申し込みがあったり、セミナー時間が指定されていて、当院では実質的に利用されていません。微妙に不便なんですね。
営業の方には、オン・デマンドにして欲しいし、一般的サービスはそういう時代ではないかとお話ししたところでした。 
ちなみに最近のマイブームはGRIMM。

  


多分シーズン6まであって、これは人気ドラマということですね。
当初は、ボチボチ観ていたんですが、だんだん面白くなって、現在はシーズン2。
正月に帰省した長男と話したら、彼は全部観たそうで、サブキャストのモンローがいいキャラしているねというところは一致。
ちなみに長男は今春で大学卒業で、次のキャリアに進むとの朗報があったところ。バンクーバーでの1年が活かせて、望みが叶ったようです。
次は東京、ロンドン、ニューヨークらしい。世界規模で刺激を受けつつ 、進化して欲しい。
東京住まいの次男も、自分のモチベーションに従い、若干の進路変更をしつつも前進モードのようです。
 

 



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みっちり3時間

2019-02-17 | 口の中の問題

今日は福岡小児歯科集談会のセミナー。
通常この時期は歯科医師対象セミナーを催していますが、題材的に歯科医院スタッフにも有意義と思われましたので、今年は医院スタッフや会員外の歯科医師にもオープンの会にしました。
講演タイトルは、小児の言語療法についてー構音障害を中心にー 、と題して言語聴覚士の緒方先生にお願いしました。
現在は北九州市の小児科に勤務されていますが、かつて私も九州大学病院に勤務していた時期に、口唇口蓋裂の患者さんなどの言語治療でお世話になった先生です。
何で歯科医師が言語聴覚士? という方もいらっしゃると思いますが、歯科の原点はお口の困りごとに対処するという事で、虫歯歯周病の治療や予防のみでなく、食べる、話すという機能の問題に対処するのは、ある種当然かも知れません。
分かりやすい例としては、歯並び噛み合わせの矯正治療で、改善できることも少なくありません。良い形態が良い機能をつくるというロジックで、分かりやすくはあります。
舌小帯短縮で滑舌に問題があるというのも、分かりやすい例でしょう。










ところが形態的すなわち器質的には正常でも、食べにくい、滑舌が悪いという機能的問題がある患者さんも少なくありません。
このような患者さんの場合、一部は発達障害がある場合もあり、いわゆる歯科治療のみでは解決しない可能性があります。
私たち小児歯科医はそのような患者さんの相談の入り口であったりしますので、例えば小児科医、言語聴覚士の方々とのスムーズなコラボレーションが必要になると考えます。
今回の講演もみっちり3時間で学ぶことも多かったのですが、分かって来るゆえに、コラボレーションが重要だなと再確認する良い機会にもなりました。

 



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ヴァレンタインズ

2019-02-14 | できごと

スタッフから今朝頂いた、ベルギーの高級チョコレート。
テレビでもこの前、ベルギーのショコラティエが登場していましたが、高級チョコレート=ベルギーと言うイメージは確かにあります。
そして家内が作ってくれているランチ弁当に、何気に入っていた、チョコバームクーヘン。





皆様、義理とは言え有難うございます。感謝です。




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乳歯の外傷と、その後の経過

2019-02-13 | 歯のけが

乳歯の外傷が多いのは2歳、3歳くらいで、圧倒的に上の前歯部分です。
乳歯の場合、外傷で歯が欠けるというよりは、グラグラになったり位置がズレたりという場合が圧倒的に多数です。
永久歯の場合、逆に欠ける例が多くなります。




これは4歳の患者さん。やはり上の前歯の外傷で、真ん中向かって左側の歯は残念ながら脱落。
永久歯の場合、抜けてしまっても30分以内位に、専用の保存液か牛乳に浸けて持参頂けば、元に戻して保存できる例もあります。
経過良好の場合、神経も再生する例も、私自身経験しています。
上記の例では、乳歯なので、戻して保存はほぼ不可能です。
向かって右側の前歯は欠けたように見えますが、X選でも確認しましたが、実は埋まり込んで小さく見えます。
この写真は経過観察で、外傷後1週間くらいですが、直後は外傷部の歯茎の腫脹もあって、ほぼ歯の頭部分は見えませんでした。
過去、歯が抜けました~と来院して、実は完全に埋まっている例も経験しました。
埋まった歯は元の位置に戻して、隣の歯と繋げて3週間前後固定すると言うのが、20世紀では通法でしたが、このまま放置していても3か月ほどでほぼ元の位置に戻るのが通常です。
したがってそのまま経過観察です。そのままの方が歯の寿命も長くなると思われます。





こちらは5歳の患者さんで、同じく上の前歯の打撲です。
向かって左側の真ん中の歯が若干グラグラしていますが、固定するほどではありません。
外傷は、リピートする患者さんも多いので、X線でチェックしてみると、ビンゴ。
真ん中の両側の前歯の根の部分が細ったように見えますね。これは、繰り返す外傷による炎症が、歯根の外部吸収を起こしていると診断されます。
この所見は、乳歯に特有なものです。
外傷して数か月レベルでこのような所見が出て来ますので、今回の外傷の影響ではありません。
また、細っている部分から折れているようにも見えます。折れている可能性もありますが、正常部分と細った部分の境界部が、X線像の特徴として折れたように写ることもあります。
折れていても、根の部分の吸収が進み、骨で補填すると言う現象が起こることが多いので、そのまま経過観察でOKです。
二つの例とも、今後歯の神経がサバイバルするかは要経過観察です。
神経が壊死してしまうと、歯の変色が起こることが多く、場合によっては根の治療、経過観察の場合でも永久歯との生え変わりまでチェックを続けることが必要と考えます。
外傷による永久歯形成への影響ですが、上の永久歯前歯の頭部分の形成が3歳頃で終わるので、その前と後とでは、影響の有無に差があります。






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今日の矯正治療ビフォーアフター

2019-02-12 | 歯並び、矯正の話

高校3年生の患者さん、小臼歯を4本抜歯の矯正治療を行い高校生のうちに終了して、こちらもホッとしたところです。
右上の第2小臼歯は深いところに埋まったままの状態で乳歯も残っていましたので、口腔外科専門医にお願いして、抜歯部位は左右非対称になりますが、乳歯と埋まった小臼歯を抜歯してもらいました。









歯並びも若干デコボコですが、さらに上下前歯とも前方に出っ張って、口が閉じにくい状態でした。
奥歯の噛み合わせはOKなので、両顎前突ということになります。
あとの第1小臼歯3本は当院で抜歯して、全体的に矯正治療を始めました。
開始が高校2年の夏頃でしたので、高校中に終了を目指せば、治療期間的に若干タイトです。
治療経過もスムーズ、患者さんもきちんと来院してくれ、1年半ほどで終了できました。








前歯の軸が良好になって、もちろん口も自然に閉鎖できます。
周囲組織と歯や歯並びの調和を考えると、やはり便宜抜歯して調和が良好になるようにするということになります。





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