お口ポカンの弊害は、歯並びかみ合わせ、食べ方、虫歯歯肉炎などへの影響で、最近歯科分野で注目されています。
小児では口腔機能発達不全という病名もつけられ、歯科医院でのアプローチも一般化しつつあります。
当院は小児歯科&矯正歯科がメインなので、この分野を進化させることはマストと考えています。
あいうべ体操や口閉じテープの考案者&推奨者、今井先生は内科医で、むしろ全身健康の面からスタートされました。
その後、歯科との連携が進み現在に至っています。今井先生は福岡地元で、もちろん私は講演会に参加したことはあります。
下の著書は、2021年発刊で、今井先生&中島先生(歯科医師)著です。
当院では、プレオルソと言う成長期に使用するマウスピース矯正装置と関連して、口閉じテープを導入しました。
通常のサージカルテープでもOKですが、最近はむしろ全身健康のためのマウステーピングが知られるところになり、薬局でも専用の製品が置いてあります。
マウステーピングが不得意な場合、準ずるもので口マスクという方法(製品化もされています)もあります。
今更ながら、より広い観点で再評価する必要がありますね。
私も、口腔機能には問題ありませんが、就寝時に口呼吸傾向はあると思うので、あえて口テープや口マスクの効果を試したいと思います。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net