モチノキ科 ソヨゴ雄花
秋、果柄の先に赤い実を着ける樹木が有ります。葉も若干葉柄が長く縁が波打っていて風が吹くとカサカサと音がします。そのカサカサと音がする所で「ソヨグ」が変化してソヨゴと名が付きました。毎年実の時期になると後悔していました。花の写真を撮らなければ・・・で、やっとです。これが雄花です。花柄の先に何個もの花が付きます。
ソヨゴ雌花
こちらがソヨゴの雌花です。雌花ですから果実はこちらに付きます。雄花と雌花の決定的な違いは蕊が雌蕊しかありません。更に花柄の先には一個の花しかつかないのが雌花、雌株です。この樹木は雌株と、雄株の雌雄異株です。
この雄花、雌花は観察のメンバーの眼ならしに効果があります。見える、見えないと会話が弾みます。
ところが遠くからでもわかる方法があります。
雄花は花数が多い、雌花は花柄がとても長いんです。
今年もサルトリイバラの雄花、雌花を撮り逃がしました。もうすでに大きな果実を見せていました。