ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

ゴキブリの天敵

2022-07-31 18:08:57 | 蜘蛛

                 アシダカグモ科 アシダカグモ

かなり大きな(2.5cm)程のクモです。急いで移動するときはジャンプもします。今回もギボウシの葉裏に居たのですが私に気が付いたのか散策道迄ジャンプをしながら移動です。更に草の中に逃げ込もうとするので靴裏で影を作ったらやっと止まりました。あれだけのスピードならゴキブリも軽くゲットできますね。

ハエトリグモ科 キアシハエトリ

何か黒い物体が動いているぞ?大きさ約5mm何だろう??過去に一二度見た事が有るぞ??そうだクモだ!!

ハエトリグモのメスです。兎に角小さいのです。これで一人前です。

アシナガグモ科 キンヨウグモ

約8㎜程の足の長いクモです。メスです。名前の付け方が面白いのですが、ドヨウグモが居るのだから、キンヨウグモも居てもおかしくないだろうとの事でついたとか?

私が一番目にしたのはムクノキの葉裏でした。今回はムクノキでは有りませんがそれでも葉裏です。

クモバチ科 ベッコウクモバチ

自分の身体より大きなクモでも平気で狩ります。ハシリグモなどはいい獲物になるようです。

5~6m位は30分ほどかけてクモを引きずって移動します。途中巣の場所を確認するための偵察飛行も距離により1~4回位しながら引きずって運びます。

オオモンクロクモバチ

2cm前後の大きさです。こちらも仮死状態にして幼虫の居るところまで引きずって運びます。

運が悪いと自らの命を失う事になりますがそこはそれ、自然界は生きるか死ぬかなのです。

ホウネンタワラチビアメバチ繭

この中にハチの幼虫が居るのです。

場所は違うのですが成虫も見つけました。なかなかそんなチャンスは巡ってこないのですが、今回は運が良かったです。

イネ科に付く害虫に寄生して生活している寄生バチです。自然界はそんなサイクルの中でバランスが保たれているのですね。

ハバチ科 クロムネアオハバチ

大きさ約13mmと小さいのです。幼虫はササ類などを食べているようですが成虫は肉食で他の小さな昆虫などを食べているようです。今迄ハバチはズングリムックリしているものだとばかり思っていたのですが一寸認識を変えないといけないですね。

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この時期は森の中は殆どが白い花なんですね!

2022-07-30 19:36:02 | 植物

                 ハエドクソウ科 ハエドクソウ

名前は凄いのですが花はとても小さく可愛い花です。

薄いピンクが掛かっているのですが白と言っても良い程のピンクさです。この草をウジ殺しに使ったようでこの名前です。

種はイノコヅチのような種が出来ます先に鍵状の棘もできます。動物などについて運ばれるのでしょうね。

ヤマノイモ科 オニドコロ

ヤマノイモ科と有りますがこれは食べることが出来ません。と言うよりその昔は食べても居た様なのですが苦みが有り灰汁抜きをして食べられるようにするまでにかなりの労力が居るようで、そこまでして食べるほどの物でないようです。

花が今の時期こんな感じで咲いているのですが酸っぱい感じの匂いと甘い香りが入り混じった匂いがします。

今シーズン初めてこの香りに気が付きました。今迄でもしていたのでしょうけれどこれからの香りだと意識していなかったから気が付かなかったのでしょうね。今度出会ったら花を近づけてみてください。どちらかと言えばいい香りだと思うのですが。

タデ科 ヤノネグサ

草丈が60cmまで位でしょうか?最も寄り添えるものが有れば1m位までは育ちそうです。

タデの花そのものです。葉が形が矢の根(矢尻)に似ている所からの命名です。

ツユクサ科 ヤブミョウガ

あまり詳しくない人はこの草花を見てミョウガだと思う人もおられるようで、ミョウガは上にも茎の元にも花が付くのだと思っている方がいらっしゃるようです。ミョウガとは全くの別物です。

鼻を近づけるとほんのり甘い香りがします。花の割にはコリが少ない感じです。

ヤマゴボウ科 ヨウシュヤマゴボウ

全草毒だそうですが、春先はいかにも食べられそうには見えますね。

花もしっかり観察すると奇麗です。

今頃はこの色ですが秋が深まるにつれ赤色が出てきます。手に付くと取れないくらいの赤紫の奇麗な実になります。この実を採ってきて筆に付け絵なども書けます。インクの木とも言いますね。

タデ科 ミズヒキ

唯一白以外の花を写してきました。ミズヒキです。それでも半分は白色ですけど。

上が赤色、したが白色の紅白なのでミズヒキです。

タデ科の花は大体こんな感じの花ですが接写して観察するととても奇麗だと思うのですが・・・

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昆虫色々

2022-07-29 17:41:42 | 昆虫

                  アカメガシワのガードマン

アカメガシワの葉の基部に花外蜜線が2つ有ります。そこへアミメアリが蜜を舐めにやってくるのですが、葉の入り口故害虫もここを通過しますね。それを防ぐためにアカメガシワは蜜線を作りました。

カゲロウの幼虫が来ましたがこの幼虫もガードしようとしている模様です。カゲロウは葉っぱを食べないからほっておけばいいのですけどね!(^^)!

アオバハゴロモ幼虫

ベッコウハゴロモとほとんど一緒のような幼虫です。

刺激を与えるとピョンっと飛んで行ってしまいます。

マルウンカ科 キボシマルウンカ幼虫

1979年頃に大流行したインベーダ―ゲームを覚えていらっしゃいますか?そのモデルじゃなかと思うのですが??

インベーダーゲームは横移動しかしませんでしたがこれは縦横無尽に動き回ります。カメラを向けると葉の裏に隠れもします。

どう見ても昆虫の出で立ちではないと思うのです。機械仕掛けのおもちゃのような感じがするのですが?

オオホシカメムシ科 オオホシカメムシ

アカメガシワの実にはこのカメムシが居ますね。これを見ると何故だかいかりや長介さんを思い出すのです。

ツノカメムシ科 セアカツノカメムシ

ツノカメムシの仲間では一番目にするカメムシの様です。匂いは左程だったような記憶が・・・

マダラナガカメムシ科 セスジナガカメムシ

オオホシカメムシと比べると2周り位小さいです。ボタンヅルに付くカメムシですがここには割とボタンヅルが少ないので見かける頻度は多くないです。

ヘリカメムシ科 ハリカメムシ

このカメムシも普通種と言えば普通種でしょうね。イネ科の植物を吸汁しす

カミキリムシ科 ビロードカミキリ

あまり自信は無いのですがビロウドカミキリだろうと??

翅の様子がちょっと変ですけど、何かに襲われたのでしょうか??

ハムシ科 フジハムシ色彩変異タイプ

ツヤッツヤの甲虫が目に入りました。何だろう??ハムシだろうけれど?

調べても藪から抜け出せなかったのですがフジハムシは結構色彩変異が多いとか?似たような画像も発見で落ち着いたのですが・・・

ゾウムシ科 ホオジロアシナガゾウムシ

結構格好いいと思っているのですが。名前がまたバッチリですね。

正にホオジロです。ヌルデやアカメガシワが食草の様です。

ハムシ科 ヤマイモハムシ

以前にこれの幼虫をアップしましたがあの妙な幼虫からこれになるとは?おもしろいですね。

 

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今回はチョットコイとは鳴きませんでした

2022-07-28 19:26:43 | 野鳥

                  キジ科 コジュケイ

1900年代に狩猟用にと移入されたのですがドンドン繁殖して今現在に至っているようです。

個人的な見解ですけど国土の狭い日本で狩猟用の鳥は必要ないと思うのです。銃器に関してとても厳しい日本ですから鉄砲で野鳥を打ち落とすこと自体が難しいのでは?

私も若いころ銃の所持許可も持ちました。処が打つ場所が無い。狩猟許可地域でも余程山奥まで行かないと矢先に住居が大体あるのです。そんな場所で飛び出した野鳥に向けて発砲は出来ません。それが今現在迄続いていて日本では鉄砲による無差別発砲の犯罪は皆無です。有難いことです。

ブナ科 アベマキ

アベマキのドングリの子供です。これからドンドン大きくなっていきます。

この辺りにクヌギは有りませんので並べての観察は出来ないのですがクヌギに対してアベマキの殻斗の棘は細くとがっていると思うのですが・・・

マメ科 コマツナギ

今あちこちで見ることが出来るコマツナギは外来種のトウコマツナギです。

高速道路の法面や崩壊地の法面などに植えられているコマツナギです。一方この在来種は草丈もトウコマツナギに比べ短くきゃしゃに見えます。

花はほとんど変わりありません。

ニシキギ科 マユミ

こんな実が出来ていました。秋には外皮が弾け中からピンク色の果実を見ることが出来るでしょう。

普段はそんなに派手な樹木では無いのですが秋が近づくにつれ目を引く配色になってきます。これも採りに種を運んで貰う作戦でしょうね。

ヤマノイモ科 ヤマノイモ

今シーズン初めて気が付いたのですがヤマノイモのムカゴにこんな花のような物体が出来ているのです。調べたのですが何なのか出てきません??

こんな花のような物質の付いているのです。これは一寸調べる必要在りかと・・・ご存じの方一報ください。

 

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百年公園の花壇の花

2022-07-27 16:06:01 | 植物

                   キク科 ヒャクニチソウ

1860年代に日本には入って来ていたようですね。かなり古い花です。生まれ故郷の花壇にも植えて有り仏花としてよく利用されていました。

名が示す通り日持ちがするのと色落ちがしないのが仏花には向いているのでしょうね。

スベリヒユ科 ポーチュラカ

南アメリカ中心の熱帯~温帯にある植物の様です。日本のマツバボタンの同じ仲間ですが派手さが違いますね。

正に熱帯の花って感じです。目を引きます。

1日花で朝咲くと昼過ぎにはしおれてしまうほどの早さです。

雌蕊の形が独特ですね。花粉が沢山つきそうですが種のツキが悪い品種もある様です。

ツルガハキリバチ

どっかと花の真ん中に降り立ったハキリバチです。お腹の部分に花粉をいっぱいつけています。

ハキリバチはミツバチと一寸違い妙に可愛いと思うのは私だけでしょうか?

キンコウカ科 ノギラン

公園の散策道に入るとこんな花も咲いています。

ランと名は付いていますがランの仲間では有りません。花が終わっても花柄が残るので地味な花のようにも見えます。

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