ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

河川敷の様子

2020-07-31 17:32:19 | 植物

               バラ科 キンミズヒキ

ここ河川敷ではもうキンミズヒキが花開き始めました。実が引っ付き虫でおなじみですが一払いすれば簡単に取れるのでアレチヌスビトハギと違い極端に嫌われることも有りません。

アマ科 キバナノマツバニンジン

北アメリカ原産の外来種です。花が在来種のマツバニンジンに似ている所からの命名の様です。一度見て見たいと思っているのですが絶滅危惧種でこの辺りで目にすることは殆ど不可能のようです。この外来種は十数年前に少し目にした程度でしたが今ではあちこちに蔓延っています。

フクログモ科 カバキコマチグモ

この葉の巻き方がカバキコマチグモだと思うのですが、ハマキフクログモは細長い巻き方をしています。

おにぎりのような形です。ただ巻き方だけでの同定は注意が必要なようでは有りますが今まで広げて見た感じではここ河川敷のカバキコマチグモは殆どこの形です。

孵化した幼虫が親を食べたようで外皮だけが残っていました。

牙だけが妙になまめかしく残っています。我が身を犠牲にして子供たちを育てるって育児放棄した親に見せたいものです。

ツリアブ科 クロバネツリアブ

ヤブガラシの花には必ずと言っていいくらい来ています。詳しい生態はいまだ不明のようですが環境指標にもなっているようです。

河川敷の様な開けた環境の様な所に居ることが多いようですがふれあいの森などでも十分見られます。生息域は限定的だとか・・・当地ではごく普通に見ることが出来るのでそんなに少ないのかとむしろ不思議なくらいです。

タテハチョウ科 ウラナミジャノメ

こちらもごくありふれたチョウですがとても綺麗だったのでついシャッターを押してしまいました。

羽根を広げて表を見せてくれましたがこちらもすこぶる綺麗でした。

ウスバカゲロウ科 ツノトンボ

ここの河川敷の代表選手の一つツノトンボが今年も顔を見せてくれました。これとキバネツノトンボを見ることが出来ます。

ある人からの情報ですがとてもこのトンボは臭いのだとか・・・今度出会ったら一寸触って確かめたいと思うのですが中々出会うこともむつかしい種類なので今年中に体験出来るかどうか心配ではあります。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少し前の画像ですが・・・無事に巣立ちました

2020-07-31 08:27:21 | 野鳥

                 カササギヒタキ科 サンコウチョウ

営巣から観察し続けていたサンコウチョウが無事に19日の午前中に巣立ちしたとの情報を貰いました。この画像は少し前の16日のものです。

4羽居たのだとか。大きな獲物をヒナに与えているのですがはっきりとは分かりませんが何となくカタツムリのような形です。カタツムリでもゲットしてくるのでしょうか?

糞を咥えて遠くまで運んで捨てます。匂いなどで天敵に見つかるのを防ぐための知恵です。今シーズン野鳥の巣立ちを見たのはエナガの1カップルだけでしたので嬉しさもひときわです。

キツツキ科 アオゲラ

19日にサンコウチョウが巣立った情報を前もって貰ってなかったので21日にもうソロソロではと、出かけましたがもぬけの殻でガッカリしていたのです。どこかにヒナは居ないかと探したら居たのですが逆光で写す事叶わず。そんな折「キョッキヨ!!」ッと声が。60m位離れた所にアオゲラが・・・

オスですね。もう少し近くだと良いのですが・・・姿が拝めただけでも良いか!!

ヒヨドリ科 ヒヨドリ

冬の様にメリハリの利いた柄にはなっていません。ヒナのような気もするのですがこの位置からは確認も出来ず・・・この時期はあの五月蠅い鳴き声もそんなにしないんですね・・・

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しいクモ画像パート2

2020-07-29 19:18:45 | 蜘蛛

                  カニグモ科 アズチグモ♀

いつも私たちが見ているクモの殆どがメスです。この待ち伏せタイプのアズチグモも目にするのはこのメスです。仮面舞踏会の仮面の様な眼鏡をしているのが特徴です。

真後ろからでも特徴ある姿です。このクモのオスを発見してから分かったことですが、今までオスを見ていなかったということに・・・オスが居るのだということすら忘れていたほどです。

アズチグモ♂

ウバユリが咲いていたのでカメラに収めようと近づいたら花弁の下に何か居ます。取り敢えずウバユリを写しその得体のしれないものを更に写し取りました。これです・・・

拡大するとこうなります。見た事のないクモなので家に帰って調べました。なかなかヒットしません。二日にわたり調べ上げた結果アズチグモのオスだと分かりました。

不思議なもので目が出来ると違う場所でも発見できるようになりました。こちらは左足2本が欠損しています。顔の部分がほんの少しアズチグモの仮面になっているのが分かりますか?初見でした。

ヒメグモ科 フタオイソウロウグモ卵嚢

左奥にぼんやりと映り込んでいるのがこの卵嚢の親です。植栽されたヒメコブシの苗木に何だかゴミが付いているなと?少しゴミを取ったらこの卵嚢でした。卵嚢が有るということは親が居るのか??側を探すと居たんですよ。これも初見なので何だこのクモは???

耳のようになっている所がお尻の部分に当たります。二尾です。クサグモやヒメグモの網に居候をするクモだとか。3~4mm程の大きさです。卵嚢を見かけなければ未だに気が付いていないでしょうね・・・

刺激を受けると二尾の突起が無くなるんだそうでだから最初は尖がっていたのに最後の方はこんなになだらかになったのだと後で調べて分かったことでした。

ヒメグモ科 キヒメグモ??

こちらもヒメコブシの苗木に潜んでいました。これも初見でした。何と小さな赤いクモなのだろうと、体長4~5mm程で何故かしら小さな枯れ枝や葉の切れ端などのごみのある所に居ました。たまたまフタオイソウロウグモの隣の苗木でしたのでじっくり見ることに慣れた所だったので発見できました。

ニホンヒメグモかもしれませんが未だ決めかねている所です。しかしこんなに派手なクモに何故気が付かなかったのだろうとこの赤色を見て不思議な気がしました。

このクモがまた小さいのです。上のクモとチョット違うように思うのですが若しかしたら同じクモなのかも???3mm有るかどうかです。でも名前に有るように赤いのですから今まで気が付いていても良い様なものですが「物は目で見るのでなく脳で認識する!」って事だとつくづく思いました。今まででも多分目にはしていたのでしょう。でも脳が認識していないから頭に記憶として入ってないのでしょうね。反省です!!

ウンカの幼虫をゲットしたようです。これも目が出来ると違う所に居るものも見えるようになるんですよ・・・

今シーズン雨ばかり続いていて昆虫も出会いが少なかったのですがここふれあいの森は本当に不思議な森です。クモでもいろいろな種類が居て飽きが来ませんね~~。有難い事です。

 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2日に渡り珍しいクモ画像をアップします。偶然ですが良い場面が写せました。

2020-07-28 19:05:09 | 蜘蛛

             コガネグモ科 アカイロトリノフンダマシ

2日に渡りこのクモを探したのですが出会う事叶わずでした。今シーズンは合えないのかなと諦めていたのですが、ミツマタに水玉が乗っかっていたので写そうとしゃがみこんだら何と目の前の葉の上に居るではないですか・・・

しつっこく写していたら下に逃げたのですがその糸を伝って水滴が。

で、こんな絵になりました。なかなかアカイロトリノフンダマシでこんな画像は手にはいりませんよ。偶然とは有り難いものです。この水滴を足で何とか払い落し糸を伝ってクモは元の位置まで・・・

ヨイショヨイショと戻る処です。

やれやれと落ち着いたところです。テントウムシに擬態しているとか。とても綺麗なクモです。5mmと小さいのですがこれが1cmも有ると綺麗と言う域を超えるかもしれませんね。

ヒメグモ科 オナガグモ

オナガグモが卵嚢を守っています。クモを狩るクモですが捕まえている所は見た事が有りません。丁度今頃あちこちで卵嚢と一緒に居る場面が見えます。長さは3cmくらい迄有るのですが何と言っても細いのでほとんど目に留まることも無い程のクモです。今回も卵嚢が有ったので見つかったようなものです。

コガネグモ科 ワキグロサツマノミダマシ

サツマの実とはヤマハゼの実の事でその実に似ている姿からこの名前が付きました。緑が綺麗なクモです。毎回書くのですが是非一度そのサツマの実に居る時を写し取りたいものです。

ハムシ科 アトボシハムシ

クモではないのですがこれも結構見ることが少ないので・・・銀色の綺麗なハムシです。アマチャヅル、カラスウリなどを食べるようです。

そっくりなヨツボシハムシは結構見るのですがこのアトボシハムシは私は初見でした。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しい虫たち

2020-07-27 16:47:42 | 昆虫

スカシバガ科 アシナガモモブトスカシバ

絶滅危惧種Ⅱ類になっているほど少ない種類です。たまに飛んでいる所を見ることはありますがこんな風に写し取ったことは無いはずです。

一見「飛ぶことが出来るの??」と言う出で立ちですが結構器用にあちこち飛び回ることが出来ます。こちらを向いて欲しかったのですが願い叶わずでした。

ハナノミ科 オオキボシハナノミ

ヤブガラシの上に見た事の無い虫が居るぞ??何だこれは??」先ず形が今まで見た虫と完全に違うし・・・妙な尻尾の様なものが付いてるし???頭の中は???マークばかりです。

逃げられないように慎重に接写を試みました。それでも何の仲間かすら想像できない形です。取り敢えず写せるだけ写そうとシャッターを押しました。

正面顔です。この正面顔も独特です。かえって調べたのですが名前にたどり着くまでかなりの時間を要しました。ハナノミって何??蚤の様にピョンと飛んで逃げるのだとか、だから「花蚤」何ですと・・・初見です。希少種には違いないようです。

カマキリ科 ヒメカマキリ幼虫

約5mmととても小さいのですが妙に私と相性がいいのか結構出会うことが出来ています。今シーズンもこんな幼虫の時から何回も出会えています。

親譲りの顔ですね・・・まったく居ないところも有るというのにここふれあいの森は本当に不思議な森です。近くには遺産の森や百年公園が有るのですが昆虫の種類や野鳥の種類は群を抜いている印象です。

この森で見ることのできないカマキリはヒナカマキリだけらしいです。何とか見て見たいと思っているのですが・・・

ヨコバイ科 オサヨコバイ

これは珍しいものでもないのですが、妙にアマガエルに似ていませんか?あまりにも似ているのでアップしました。

こちらの方が似ているかな?アマガエルとしてアップすればすんなり通るかも??

ホソヘリカメムシ科 クモヘリカメムシ

エノコログサ(別名ネコジャラシ)の実に数頭たむろしています。極端に細いカメムシです。クモの様なかめむしです。

この時期エノコログサが有れば一度のぞき込んでください。多い時は7~8頭ぶら下がっていますから。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする