ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

「夏と言えば、ウリ科?」

2023-07-31 14:40:47 | 植物

暑い夏の時期、体調維持には欠かせないウリ科野菜ですが、代表的なキュウリなど年中販売され、季節感も薄れているような感じですが、旬の時期に食べる物は、やはり美味しいと感じます。最近では珍しいとも言えそうなウリ科たちの近況報告です。

                                                          ウリ科 ツルレイシ

ウリ科としては、ツルも葉も弱々しい感じですが、生育旺盛なためグリーンカーテンとしても利用される。

実の特徴はこのイボイボ感ですね。他に実全体が白く、イボイボが丸味のある白レイシもあります。標準和名はツルレイシと言うことですが、ニガウリとかゴーヤーの方が一般的ですね。個人的には、名前の由来になったレイシの様に熟した実は甘みもあって好きですが、若い実はニガウリと言うだけに苦みがあって苦手です。

                                                            ウリ科キュウリ属  マクワウリ

                                                                      この品種は熟してくると黄色が濃くなって来ます

マクワウリには様々な品種があり、代表的なものでは実の色が緑色の駒マクワウリ、黄色の黄金マクワウリがあります。更に未熟な実を使って漬物にすることもあります。

                                                               ウリ科ヘチマ属 ヘチマ

子供の頃に学校教材として生育記録もやったし、実の繊維をタワシとして使っていたし、ツルの切り口からヘチマ水を取っていた記憶があります。今では懐かしい植物になりました。

                                                           ウリ科ヘチマ属 ヘチマの花

花がこんなに大きかったかな?と驚きました。全体に丸い形ですが、良く見ると花弁は5裂です。

                                                               ウリ科ユウガオ属 ユウガオ

和名ユウガオの由来は、夏の夕方に開いた白いが、翌日の午前中にしぼんでしまうことに由来。実は薄く切り、天日で乾燥させて「かんぴょう・干瓢」として食用とします。

                                                            ウリ科ユウガオ属 ヒョウタン

夏空に向かって伸びる様が良く似合います。多くのウリ科は黄色い花ですが、ユウガオの変種と言うことで花は白色。その花は1日花で、夕方咲いて朝しぼむことに納得です。

                                                                 ウリ科ユウガオ属 ヒョウタンの若い果実

文化史的には最古の栽培植物の一つと言われ、日本には縄文時代に伝わり、容器や装飾品などに加工して利用されてきました。果実は苦味があり、中毒を起こすため食用不可です。

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水の中パート2

2023-07-30 18:21:21 | 風景

                アマゴ

前回のアユ画像の地点から同じ水系の川を遡ること、ほゞ20k上流へ行きました。途中堰も有るのでアユの姿は見ることが出来ません。

アマゴが殆どですが昨年はイワナの姿も見ることが出来ました。

塩焼きに丁度良いサイズのアマゴが目の前を・・・

カジカ

田舎(郡上大和村)に住んでいたころは、ドテカブと言っていて水中眼鏡で見ながら釣り上げることが出来る魚でした。大きいので20cm程です。

面構えが良いですね。大人になってから一夜干しにしたのをこんがり焼いて骨酒にすると美味しいのを知りました。

アジメドジョウ

アユと同じ珪藻藻を食べて育つのですこぶる味が良いのです。ですからアジメと付いています。

カジカガエルオタマジャクシ

こちらもその昔はカジカと言っていましたね。カエルとは思えない綺麗な声で鳴くので好きです。

カエルになる少し手前です。

なりたてです。8月の下旬ころから鳴き始めます。

イヨシロオビアブ

この類のアブがお盆近くになると異常に増えてきます。今現在はまだほんの少しですけど・・・

腕などに止まったら直ぐに齧るのです。そして齧った所から血が滲んできたのを舐めるのです。この齧られた時がシクッと痛いのです。まだこの時期だと少ないので良いのですがお盆近くだと息も出来ないほど居る場合が有ります。しかし複眼は奇麗です。

 

 

 

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余りにも暑いので・・・

2023-07-29 18:56:20 | 風景

                水の中

岐阜県は山の国ですから町から30分も走れば水のきれいな川に当たります。流石山の国、木の国です。

水の中に潜って周りを見ると大体がこんな景色です。アユが泳いでいるんですね・・・1匹最低でも800円はするでしょうね!(^^)!

珪藻藻

この石の表面にモヤっとした物質が付いているのですが、これが石の上に乗ったときヌルッとして滑る原因の珪藻藻と言う水草?と言えば良いでしょうか?アユの食料になる物質です。この珪藻藻を食べてひと夏の間に大きいものでは28cm程まで成長します。年魚ですから秋には卵を産み死んでしまいます。

白く見える部分はアユが珪藻藻を歯で削って食べた跡です。友釣りと言う方法でアユを釣るのですが、一種独特の釣りで囮鮎を使い縄張りを形成している野アユの居る場所に誘導します。良い餌場を縄張りとしているアユは約3m四方の縄張りを持っています。そこに入ってきた野アユを体当たりして追い払うのです。その体当たりしている時に囮鮎に着けていた針に引っかかり釣られると言う算段です。

これが石に付いている珪藻藻を食べようとしている瞬間です。普通釣りと言えば0か何匹かという数です。処が、アユ釣りだけは信じられないでしょうけれど̠マイナスが

発生するのです。何故か囮にしたアユも逃げられると言う事も発生するのです。中国の諺に1時間幸せで居たければ酒を飲め、一生幸せで居たかったら釣りを覚えろと言うのが有ります。趣味の世界でも飽きの来ない遊びだと思うのですが!(^^)!涼んで貰おうと思ったのですが熱く語ってしまいました!(^^)!

 

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河川敷や堤防等では極普通に見る事が出います

2023-07-28 19:13:13 | 植物

                メハジキ

結構大きくなります。大きな物だと軽く2メートルは超えるようになるのでは。

河川敷の彼方此方で見ることが出来ます。

ヤブガラシ

花びらの無い花です。オレンジの花盤の部分に蜜があるのかアリやハチ達が寄ってきます。

みゆが出なくなるとピンク色に変わるようです。

ヤブミョウガ

これだけ花を付けているのにあまり香りがしないのですが・・・

ママコノシリヌグイ

花はミゾソバと同じような奇麗な可愛い花なのですが如何せん茎に鋭い棘がビッシリ有るので・・・

これが手に刺さると結構痛いのです。服でも繊維が弱いと糸引きの原因になります。

ハグロトンボ

瑠璃色の奇麗な色合いです。

メスは真っ黒ですけどオスはこの様に奇麗ですね。

クロバネツリアブ♂

極普通種ですが出会えない時は全く目にしません。

こちらはメスです。このメスはもてるのでしょうか?

三角関係になりそうです。

ツチイナゴ

幼虫ですね。

コガネムシ

ツルッツルのピッカピカです。

コガネグモ

久しぶりに見ました。大きなコガネグモです。

お腹の方からの画像ってそんなに無いのです。

ナガコガネグモ

胴体が若干長いのです。

ワキグロサツマノミダマシ

葉を丸くして糸で止めその中に入り込んでいます。

 

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急速に増えているようです

2023-07-27 18:35:53 | その他

                コハクオナジマイマイ

ついこの間紹介してもらいこんなデンデンムシが居るのかと!初見は関百年橋の下流でした。紹介いただいたのは美濃加茂市の方で彼方では数年前から見つかっているようです。本来は岡山や四国以西に居る貝だそうです。これは木曾川河川敷です。

見かける貝の殆どがこの貝で占められているのですが、きっと今まででも居たのでしょうね・・・

オナジマイマイ

こちらは今迄居る在来のオナジマイマイです。琥珀と違うのは中心の近くが黄色味を帯びているか帯びていないかです。

アオバハゴロモ

河川敷に有る桑の木にはこの仲間が沢山取り付いています。

近づくと目玉だけこちらを見るのです。で、更に近くへ寄るとピョンっと飛び去ります。

ベッコウハゴロモ幼虫

こちらも桑の木にたむろしています。

成虫ですがこれもオオベッコウハゴロモという外来種が蔓延り始めています。

今現在は両方が混在しています。

アシグロツユムシ

ガラス細工です・・・

オダカグモ

葉裏には結構このクモが居るのです。

それぞれ卵嚢を守っています。

ギンメッキゴミグモ

こちらはキラッと光るのでよく分かりますね。

小さいのが難です。

カラスウリ

昼近くでは花姿は望むべくもないのですが、名残りだけは観察できます。

蔓の髭です。しかし上手い事カールするものですね。

風が吹いて触る方に曲がる性質が有るようで何回も触るのでこんな風にクルクル丸くなるのですね。

自分の茎にも巻き付くことが有るのでしょうね・・・

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