ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

クモの親心

2021-08-31 18:52:15 | 蜘蛛

                ヒメグモ科 オナガグモ

オナガグモの卵嚢が有るのでよく見たら母親が直ぐ側に居て卵嚢を見守っています。

こんな風に足を出してくれるとクモだと分かるのですが畳んでいるとまるで松の葉が掛かっているようにしか見えません。ちゃんとクモでも子供が孵化するまで面倒見るタイプが沢山いるんですよ。

カニグモ科 アズチグモ

白い体に仮面舞踏会で使うようなサングラスをしています。花の中に潜んで蜜を吸いに来た虫を捕まえる作戦です。

タマタマこのクモも卵嚢を守っていました。

こちらは上手いこと獲物をゲットしたところです。犠牲になっているのはマドガのようです。

ハエトリグモ科 ヤハズハエトリ

草の茎の間で何かうごめいてるぞ!!そ~~っと確認したらハエトリグモが獲物を捕まえたところでした。

背中の柄が特徴的なヤハズハエトリです。割と見かけない種だと思っているのですが、場所にもよるのでしょうか?

ヒメグモ科 オダカグモ

何時もオダカグモが潜んでいる葉の裏を確認したところ何だか形が違っています。接写して確認したところどうも寄生バチに取り付かれたようです。生きるか死ぬかの世界ですね。

オオトリノフンダマシ卵嚢

この卵嚢が有りました。オオトリノフンダマシの卵嚢だと思うのですが近くを探しましたが親の姿は発見できませんでした。ここ数年姿を見ていないので見たいのですが、残念!!

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やっと1頭見つけました

2021-08-31 09:49:57 | 昆虫

                カミキリムシ科 クワカミキリ

約4cm前後の大型のカミキリムシです。ゴマダラカミキリ以外見ていなかったのですがやっと見かけました。以前はシロスジカミキリも居たのですがここ何年も見かけていません。一寸寂しい森になっています。

ウスバカミキリ

このことも久々のご対面でした。長雨の影響か樹洞の中に潜んでいたようです。

ゾウムシ科 オジロアシナガゾウムシ

この子とはよく出会います。パンダゾウムシと仲間内では言っています。不用意に近づくとコロっと落ちてしまい写させてもらえません。

ゾウムシ科 シロコブゾウムシ

クズの蔓延り方を見ていると、マメ科の植物を食べるそうなのですがその割には数が少ないと思うのですが・・・

ハスジカツオゾウムシ

1cm前後のゾウムシの中では普通サイズでしょうね。

ヨモギなどの髄を食べるそうですがたまにヨモギの首が折れているのを見る事が有りますが、これの仕業かな?

コガネムシ科 アオドウガネ

後ろスタイルですが、久しぶりに見た気がします。普通種ですがそんなに目にしていないのです。典型的なコガネムシタイプだと思っているのですが。大きさは約2cm前後です。

コガネムシ科 コアオハナムグリ

1cm一寸の大きさです。花粉を食べるコガネムシです。

この時期はもうヒメジョオンとかハルジオンが無いので花粉が体に一杯ついている個体をあまり見かけませんが体が白くなっていることも有ります。

ブナ科 アベマキ

去年小さなドングリの芽が出来ていたものが今年この状態になりどんどん大きくなって中に実が出来ます。その前段階です。

エンジ色になっている部分の中にどんぐりが有ります。薄緑色の綿毛のように見えているのは殻斗のひげにあたる部分です。出来始めはこんなに奇麗なんですよ。

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カメムシの仲間

2021-08-29 20:01:21 | 昆虫

                カメムシ科 クサギカメムシ

幼虫は可愛いのですが成虫はカメムシだけにかなり臭いですね。

ウシカメムシ

良くこの名前を思いついたと思うのですが。見れば見るほど良い名前だと感心しています。

正に牛の角の様な角を持ったカメムシです。匂いを嗅ごうと思うのですが逃げ足が結構早いので今のところ嗅いでいません。匂わないように思うのですがどうなんでしょう??

ベニモンツノカメムシ

結構特徴のあるカメムシです。出会う確率はそんなに多くな無いのですが。

セアカツノカメムシ

こちらもそんなに頻繁には見ていません。多分過去に1~2度だと思うのですが?

エサキモンキツノカメムシ

背中のハートマークが特徴です。

直ぐ側に卵を守っているメスが居ました。孵化するまで見守っています。孵化してもしばらくは一緒に居ますね。

 

アカサシガメ

こちらも幼虫です。名前の赤色がまだはっきりと出ていません。

ヒゲナガサシガメ

数年前から見かけるようになりました。前から居たのでしょうけれど見つけられなかったのでしょうね。

ザトウムシ科 アカサビザトウムシ

ゴホントゲザトウムシが多いのですがたまにこのザトウムシが居ます。見事に足が細くて座頭虫です。

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「私、イモムシです!」

2021-08-28 19:39:45 | 昆虫

毎年のことですが、この時期は草との戦いが日課になっています。草取り、草刈り、当然のことで様々な虫に出合う機会も多いのですが、今回は「イモムシ」を紹介したいと思います。

ヤブガラシのツルを移動中のスズメガ科・コスズメの終齢幼虫です。色、模様に個体差があります。

スズメガ科・エゾシモフリスズメの幼虫です。この種も個体差があって同定が難しいです。

スズメガ科・セスジスズメの若齢幼虫です。個人的に好きなイモムシで体側の赤・黄色紋斑は窓の光尾角は先端が白く、ピコピコ動く様から「銀河鉄道」などと勝手に呼んでいます。(笑)

スズメガ科・セスジスズメの終齢幼虫です。節ごとに白い線がはっきりして来て、太くなります。

ヤガ科・ナガグロクチバの幼虫です。白黒ボディーにイエローとオレンジのラインがアクセント!後と尾の足で固定し、前足を大きく立ち上げて威嚇姿勢です。ドラゴンの様ですね!!

ドラゴンの次、最後はモスラ? アゲハチョウ科・アオスジアゲハの幼虫です。頭でっかち体型はアゲハチョウ科幼虫の特徴ですね!とぼけ顔の様な正面にも参ってしまいます!

幼虫の食草紹介です。ナガグロクチバはタデ科やトウダイグサ科の植物が食草。アゲハチョウ科の多くはミカン、キンカン等の柑橘系が食草とされていますが、アオスジアゲハの幼虫はクスノキ科の植物が食草です。問題はスズメガの幼虫です。食草はヤブガラシやノブドウですがこれを雑草として除去するとサツマイモやサトイモなどの野菜を食べる様になるのです。

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「夏の終わりのグルメ」

2021-08-27 18:44:49 | 植物

ミズキ科 ヤマボウシ

6月に白やピンクの花を咲かせていたヤマボウシに赤やオレンジの実が付いていました。

赤色に混じって未だ緑色の若い実もあります。

木の下には熟して落ちた実がいっぱいです。今年は生り年なのかも知れません。サッカーボールの等5角形とは異なり、変多角形で円形を構成しています。自然の妙です!

赤い皮と黄味の果肉、食べると柔らかな触感、かすかな甘みです。数個の種があるはずですが感触が有りません!まさかの種無し?生食以外の食べ方としては、ジャムや果実酒にしますが、この実が食べれる事に大体の人が驚き「本当に食べても大丈夫?」などと言われます。確かに一見サクランボのような形態でも表面はブツブツの穴あきで美味しそうに見えないかも(笑)

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