曇り。最低気温5.7℃、最高気温8.6℃。
エンレイソウ
ネコノメソウ
ふれあいコースのキタコブシが満開でした。
この状態のキタコブシを見るまでは、コブシの花はいくら頑張って咲いていても、どこかから白い紙が飛んできて木に引っかかったような感じで、今一つだなと失礼なことを思っておりました。
申し訳ありません。今日は心からお詫びして訂正させて頂きます。
キタコブシの花は美しいと心から思います。その大きめの花の中心はほんのり紅色がさしていて、一つ一つを見ても凛としています。その花が木いっぱいに満開の時を迎えた様は遠くから見ても近くから見ても本当に美しいと感じました。
思い込みはいけないものだとつくづく思い知らされた気がしています。
物事を一つの視点からではなく、最低でも二つの視点から見ることを心がけようと思いました。
風も強く、気温も低かったので、中綿入りの上着を羽織って出かけた野幌森林公園。
ふれあいコースの帰りには鹿の一団と遭遇しました。立ち止まってじーっとこちらの様子を伺っていました。
ふと宮沢賢治の「鹿踊りのはじまり」を思い出しました。秋の光にきらめく芒を眺めているうちに鹿と自分の境界線がないように思って、草ぼの影から顔を出したとたん、鹿たちが一目散に逃げ去るという場面です。
今回はワタクシの方が先にその場を離れました。森の中ではこうした野生動物との出合いがけっこうあるものです。
こうした自然が傍らにある暮らしは良いものだなと思いました。(ひぐまはべつとして・・)
本日の北海道新聞の卓上四季です。
15日から始まった「みどりの月間」に因んで、18世紀の博物学者カール・フォン・リンネの仕事を紹介しています。自然に生物と環境の調和の見事さを見出したリンネ。彼は生物の研究は自然の調和に神の意思を感じ、それを知ることだと心得て取り組んだようです。
コラムは伐採や開発の手をいったん止め、リンネに倣って、自然の調和に神の意思をみとってはどうかと結んでいます。
そういえば、宮沢賢治も自然の中にある調和に注目していた方だったなと思い出しました。
そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。
冬靴を脱いで、スニーカーに履き替えた時の気分を先日、味わいました。
軽くて、足運びがぐんと良くなり、郵便局までワタクシも歩いてきたところです。
春への想いがストレートに伝わってくる爽やかな歌だと思いました。
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。