透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

江別も初夏の日差し

2013-05-31 20:23:32 | 日記

晴れ。最低気温12.1℃、最高気温24.4℃。

お仕事。日中の気温がいきなり高くなり、昨日と同様、初夏の日差しとなっているのに少し戸惑う。急にスポットライトを浴びているような気がした。我が家の桜も昨日あたりからやっと咲き始め、仕事から17時ころ戻ると7分咲きになっていた。近所のチューリップの花は反り返り、咲き始めから最短距離で咲き終わるのかもしれない。

夕方、野幌森林公園大沢口まで散歩。振り返ると夕陽が空を茜色に染めていた。美しい夕暮れだった。ずいぶん、日が永くなったものだ。

そういえば、今年の桜前線は異例の遅さだった。そんな寒い印象の五月も今日で終わる。

                        

                           《森林公園に通じる道からの夕暮れ 19:08》

                         

 

                         

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ヨタカから「よだかの星」へ

2013-05-30 19:32:54 | 日記

 雨のち晴れ。最低気温12.6℃、最高気温21.2℃。

今日も北海道新聞からの記事から。日刊紙の野鳥探見の欄に「ヨタカ」が取り上げられていた。宮沢賢治の「よだかの星」の主人公「よだか」はこのような鳥だったのかと改めてしみじみと見る。

「よだかは、実にみにくい鳥です。顔は、ところどころ、味噌をつけたやうにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけてゐます。」(『宮沢賢治全集5』 ちくま文庫)と作品の冒頭部分に記されている。

『新宮澤賢治語彙辞典』で「よだか」の項を見ると「夜鷹。正しくはヨタカでダは賢治独特の方言ふうのにごり。以下略」とあった。

賢治があまりにきっぱりと醜い鳥と断言していたので、今の今まで、ものすごく感じの悪い、目をそむけたくなるような鳥なのだと思っていたのだけれど、つぶらな瞳が穏やかで、確かに地味ではあるが、意外にかわいいという印象をもった。だから、どうということはないのだが・・・・・・。

「口を大きく開けて飛び回って、飛んでいる虫を取り込んで食べる」と下の記事にある。賢治はこの鳥のこうした特徴をよく知っていたのだ。賢治のヨダカは精神性が高いがゆえに、アイデンティティを確立しようとするさなかにあって、命ある虫を食べなければ生きえない自分が許せなくなってしまう。自然界においては当たり前の生きるための行為を否定しなければ保てない精神をヨダカは宿してしまう。その葛藤はピュアな精神ゆえに自己に向けられていく。彼が向かった先は天空であり、星になるのだが、改めて考えてみると、ピュアな精神が刃となって自分自身を突き刺す方向へ導いていったとも思える。

                           

              

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「賢治と苫小牧」の記事

2013-05-29 18:19:59 | 日記

曇り時々雨。最低気温13.3℃、最高気温18.2℃。

本日付北海道新聞夕刊に「賢治と苫小牧」というタイトルでコラム記事が掲載されていた。賢治が1924年(大正13年)5月21日から22日に苫小牧を訪れてから、来年が90年の節目となることをこの記事で知った。節目と知ると若干、力が入る。今や「大正は遠くなりにけり」とは思うものの、不思議なことに賢治についてはちっとも古びた感じがしないし、いつものように興味が尽きない。

             

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苫小牧・ゆかりの地ウォーク

2013-05-28 19:10:00 | 日記

晴れのち曇り。最低気温11.7℃、最高気温21.7℃。

                   

 2013年5月28日の北海道新聞日刊紙に上記の記事が記載されていた。「苫小牧 ゆかりの地ウォーク」ということで、宮沢賢治の足取りを辿り、当時の情景や賢治の心情を追体験するというもの。1924年(大正13年) 5月、花巻農学校の教員だった賢治は修学旅行の引率で、苫小牧で一泊していることをふまえ、JR苫小牧駅前から、宿泊した旅館の跡地を経由してふるさと海岸までを散策したという。 この苫小牧NPO法人の「ゆうべあまちづくりネットワーク」の「賢治ウォーク」は26日行われたと記事では報じていた。

 賢治ファンならば、賢治が辿ったところをどこまでも追体験して、賢治の思いや作品を理解する鍵となるものを探りたくなる。私はオホーツク海に面した網走出身ということもあり、流氷の時期になると、この様子を賢治が見ていたらきっと何かの作品に昇華させたのではと網走にも足を伸ばしてほしかったなと思うことがしばしばだ。

 それはともかく、北海道に住む一賢治ファンにとっては賢治がこの地を訪れたことがたいそう貴重で、幸運なことだと思える。    

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野幌森林公園にて

2013-05-27 17:52:39 | 日記

晴れのち曇り。最低気温8.0℃、最高気温21.7℃。

朝から爽やかな日となる。午前、新緑の野幌森林公園を歩く。やはり、午前の光は清々しい。花は次から次と咲いてくれる。今日は最盛期の姿を写真に撮ろうと出かける。日の光を浴び、無心に今を咲いている花はそれだけでエネルギーを与えてくれる。この時期の木々も緑のレースのようで爽やかだ。自然の贈り物にいつも感謝したい。そして、倒れた木の姿も生の循環を教えてくれる。

                     

                               《大沢口10:35》

                     

                             《ヒトリシズカ 桂コース10:44》

                     

                        《オオバナノエンレイソウ 桂コース10:50》

                     

                           《シラネアオイ 桂コース11:06》

                     

                           《大沢コースの倒木11:18》 

                                          

                           《ネコノメソウ 大沢コース11:27》

                      

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《生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展》

2013-05-26 18:45:23 | 日記

晴れ。最低気温7.8℃、最高気温18.2℃。

《生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展》

「戦後日本の具象彫刻を代表する佐藤忠良(1912-2011)の回顧展。彫刻約70点のほか、素描、絵本、挿絵、教科書、関係資料などを豊富に展示し、そ の全貌を紹介します。2011年に逝去後初めて全国巡回した大規模な追悼展に、北海道との関わりを示す内容を加味して開催します。」(札幌芸術の森美術館ホームページより)

今日が「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展」の最終日ということで、家人と久しぶりに札幌芸術の森美術館へ出かけました。晴れて、暖かく、幼い子を連れた家族など老若男女が訪れていました。館内の展示内容はボリュームがあり、見ごたえがあるものとなっていました。

佐藤忠良氏は日本を代表する彫刻家として、また、絵本画家としても活躍されていました。彫刻家としては、1981年、日本人として初めて、パリの国立ロダン美術館で個展を開いたことが記憶に残っています。また、氏が手がけたトルストイ原作の絵本『おおきなかぶ』は、今も子どもたちに大人気です。この度は会場内にこの原画も展示されていて、筆の跡から息遣いを感じることができました。

この度、初めて知ったのは、忠良氏が3年間、シベリアに抑留されていたとうことです。男ばかりの生活を昼夜送る中で、長く付き合う人間は学歴とは関係がないことを悟ったそうです。この経験や幼少年時代の生活などが作品に向き合う姿勢を決定づけ、「群馬の人」などの代表作が生まれる契機になっていくことに納得させられました。また、一連の芸術活動の流れの中で、過酷な体験の数々から得た教訓を、日々、忘れない努力をされていたことが伺えました。

                       

                             《芸術の森内の案内板13:16》

                       

                          《札幌芸術の森美術館前のポスター掲示板》

                       

                             《札幌芸術の森美術館14:22》

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新緑の野幌森林公園

2013-05-25 20:29:51 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温8.1℃、最高気温15.6℃。

午前、野幌森林公園、桂コース、大沢コースを散歩。新緑の木漏れ日の中をのんびり歩きました。森の中はニリンソウやオオバナノエンレイソウの花盛り。ヒトリシズカも咲き始め、シラネアオイの姿も見ることができ幸運でした。大沢口付近の池にはカモが二羽泳いでいるのを見つけました。

                     

                            《ヒトリシズカ 大沢コース11:14》

                     

                             《桂コース11:43》

                    

                         《シラネアオイ桂コース11:44》

                    

                              《大沢コース11:59》

                    

                         《大沢口前の池にカモが 12:21》

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『ソロー博物誌』

2013-05-24 22:20:11 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温6.8℃、最高気温13.8℃。

お仕事を終えた後、野幌森林公園大沢口まで散歩。大沢口前の池にカモの姿は見えなかった。

                       

                              《野幌森林公園大沢口17:55》

                       

                               《大沢口前の池17:59》

先日、道立図書館から借りてきたヘンリー・ソローの『ソロー博物誌』(山口晃訳 彩流社2011年6月30日発行)を読み始めた。「マサチューセッツ州の博物誌」という章に興味深い箇所があった。日本でいえば江戸期、アメリカの奴隷制廃止(1865年)前に生きたソローがすでに察していたことが今の時代にも色あせていないことに驚く。

「健康は社会でなくて自然の中にある。いずれにしても足が自然の真ん中に置かれていないなら、私たちの顔は青白く鉛色になるだろう。社会はいつも病んでいて、最上の社会が最も病んでいる。マツの香り以上に健康によいものはないし、小高い牧草地のムラサキベンケイソウほど心に沁みわたり、元気を回復させる芳しさはない。・・・・中略・・・・・自然の静けさを共有している人々が絶望の教義、精神的あるいは政治的な独裁の教義、隷属の教義を教えることはなかった。」

版元からの著者プロフィール

ヘンリー・ソロー(ソロー、ヘンリー)

(Henry D. Thoreau, 1817-62)
マサチューセッツ州コンコード生まれ。ハーバード大学卒業後、コンコード公立学校で教えるが、まもなくして辞める。エマソンと出会い、日記をつけ始める。ウォールデン湖畔に自ら建てた小屋で暮らし、人頭税の不払いでひと晩コンコード刑務所で過ごす。『コンコード川とメリマック川の一週間』『森の生活』の二册を生前に刊行。死後、『メインの森』『コッド岬』などが出版される。奴隷制度に晩年にいたるまで反対する。コンコードにて死去。

山口 晃(ヤマグチ アキラ)

慶應義塾大学博士課程を経て、1997年より『木学舎便り』の刊行に従事。駒澤大学講師。
訳書に、ウォルター・ハーディング『ヘンリー・ソローの日々』(日本経済評論社)、ヘンリー・ソロー『コンコード川とメリマック川の一週間』(而立書房)など

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妙な春

2013-05-23 19:53:04 | 日記

曇り時々雨。最低気温8.3℃、最高気温12.2℃。

このところ、日が射さず、雨や曇りの日が続いている。つまり、ぱっとしない日を過ごしている。我が家の桜もやっとつぼみが膨らみ始めた。近所の花壇には水仙が盛りとなっている。5月下旬を迎えているが、なんか、今年の春は妙な気がする。

昨日から札幌ではライラックまつりが始まった。でも、ライラックは大半がつぼみのままらしい。また、北大の北方生物圏フィールド科学センターは指定のライラックの開花日と満開日を1996年から観測しているが、今期はもっとも遅い記録を更新し、開花は6月にずれ込む可能性があると予報しているとか。

オホーツク管内では、ジャガイモの植え付けが例年より16日、ビートが15日、タマネギが7日遅れているという。天候相手の農業にとっては苦しい状況となっている。強い農業というのはいうほどたやすくはない気がする。

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賢治の成績簿(原本)発見

2013-05-22 19:07:09 | 日記

曇り時々雨。最低気温7.2℃、最高気温15.4℃。

本日付の北海道新聞日刊紙に賢治の小学校時代の成績簿が見つかったという記事が掲載されていた。賢治の成績簿は、1、2年時の記録が学校の火災で焼失したとみられ、3~6年時の分が掲載されている。優秀だったことを裏付けるようにすべてが甲である。私が意外(失礼!)だったのは体操も甲だったことだ。走るのも早かったのだろうか。それはともかく、どこか弱々しい文学肌の少年像から文武両道の資質を備えたマルチな人間像へ切り替えなければいけないと思った。

記事によると学籍簿は、今春、花巻小に就任された今野充雅校長が4月上旬に見つけたそうだ。校長室の金庫を整理していて、紙箱に入っているのを見つけたという。何という幸運な校長先生かと思う。

花巻小学校は前身が花城尋常高等小学校で、賢治は1909年に卒業している。今年は2013年なので、104年も経過している。その間、金庫の中で捨てられることもなく、取り出されることもなく保存されていたのだろう・・・・・・・・か。もし、この校長先生が整理しようと思わなかったら、そのまま誰の目にもふれることなく、むなしく日数が加算され続けたのだろう。

成績簿の内容は「校本宮沢賢治全集第14巻」(筑摩書房、77年発行)に掲載されているが、原本の確認は初めてというのはどういうことなのだろう。賢治は本人も作品もミステリアスな部分が多いので興味が尽きない。

                 

                              《北海道新聞日刊紙2013年5月22日付》

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珍客カモ

2013-05-21 21:44:00 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温9.7℃、最高気温18.7℃。

午後、野幌森林公園大沢口付近まで散歩。大沢口前の池には珍客が一羽、せわしく泳ぎながら時折、池の中に頭をうずめてはエサを獲っている風でした。なぜ、一羽だけなのか?飛べないのか?疑問は膨らみましたが・・・・・・・。

大沢コースからエゾユズリハコースへと歩を進めました。オオバナノエンレイソウが咲き競っていました。野の花は律儀に次から次へと毎年、時期を見計らって自ずから咲きます。

                       

                           《大沢口付近の池 一羽のカモ 15:42》 

                       

                       《オオバナノエンレイソウ エゾユズリハコース15:48》

北海道は例年より遅れ気味の春。ふれあいコースは萌黄色に染まり、のんびりした牧歌的なたたずまいとなっていました。沖縄はすでに梅雨入りとか。この時期は毎年季節のずれを痛感させられます。

                       

                               《ふれあいコース16:01》

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「いま家」にてランチタイム

2013-05-20 20:56:12 | 日記

雨のち曇り。最低気温8.0℃、最高気温12.4℃。

学生時代のサークル仲間と夏に会食をすることになって、今夏で5年目となる。幹事を仰せつかっているので、昨日は会場を決めるのに下見がてらのお出かけとなった。候補にと狙っていた「いま家」でランチをとる。風情のある外観に惹かれ、店内に入ると中もまた、落ち着いた雰囲気だった。「プチランチコース」を注文し、しばし、のんびりと過ごす。どの料理も味わい深く美味しかった。

「いま家」はJR「札幌駅北口(西側)からヨドバシカメラ方向へ歩くと真向いに小さな白いお家が・・・。そこがいま家」とネット上に記載されている。

                        

                           《いま家 ランチタイムは12:00~14:00》

                        

                        

                                      《前菜》

                        

                                《サラダ 南瓜や海鮮入り》

                          

                                《特性ポタージュ》                                                                           

                                          

                              《本日のお肉料理・鶏肉と野菜他》

                        

                                 《アイス&コーヒー》

                        

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紀念碑といわさきちひろ展

2013-05-19 20:06:33 | 日記

晴れのち曇り。最低気温7.0℃、最高気温17.2℃。

札幌へ。久しぶりに大通公園内にある「開拓紀念碑」の前に立ちました。札幌の最高気温は19℃とか。花壇にはチューリップやパンジーなどの花が植えられ、明るく華やかに様変わりしていました。

                         

                                 《開拓紀念碑13:31》

                        

                                   《大通公園13:35》 

地下鉄東西線の18丁目で下車し、道立近代美術館で開催中の「いわさきちひろ展」と「岩橋英遠展」を見てきました。「いわさきちひろ展」は予想通り、老若男女で大賑わいでした。館内の販売コーナーにも人が溢れ、行列ができてていました。安曇野や東京のちひろ美術館を訪ねたことがありましたが、そこでは見られなかった作品も多くあり、見ごたえがありました。また、いつもながら、ちひろさんの色使いや美しい線描に心が和みました。洗練された技や精神性の高さから生み出されたであろう作品はきっと想像を超えるほどのエネルギーを必要としたのでしょうね。たぶん、命を削るほどなのかもしれないと・・・・・・・・・。

                      

                  《道立近代美術館と「いわさき ちひろ展」「岩橋英遠展」のポスター 15:22》

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野幌森林公園散策

2013-05-18 19:52:23 | 日記

晴れのち曇り。最低気温6.0℃、最高気温19.0℃。

今日も暖かく穏やかな一日となった。野幌森林公園の百年記念塔までを往復する。ふれあいコースで行き、百年記念塔から大沢口までのコースで戻る。百年記念塔の周辺の桜が咲きだし、家族連れや、幼稚園児たちなどが集っていた。桜も気象条件が整えば自ずから咲くのだとしみじみ思う。それで、人はどうなのだろうなどと思ったりもするのだが、いつのまにか花曇りの空のようにおぼろげになってしまった。

                      

                               《百年記念塔11:17》

                      

                            《記念塔周辺の桜11:20》

                      

                          《シロバナノエンレイソウ11:20》

                      

                               《すみれ 11:41》

                      

                                《大沢口 12:02》

                    

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ある晴れた日に

2013-05-17 21:57:01 | 日記

晴れ。最低気温4.8℃、最高気温20.7℃。

お仕事でした。職場からの風景もすっかり春の様相です。中庭では桜が咲いていました。遠くの百年記念塔が薄緑色のレースの向こうに見えるのもこの季節ならではの心地よい眺めです。

我が家に戻ってからは、野幌森林公園大沢口まで散歩しました。通りに面した家々の庭にはきれいな花が咲き並ぶようになりました。久しぶりに晴れの気持ちの良い一日となりました。

                         

                           《職場から百年記念塔を見る。14:30》

                         

                            《野幌森林公園ふれあいコース 17:52》

                         

                              《野幌森林公園大沢口18:04》

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