透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

『ワルトラワラ』44号が届く

2019-03-31 11:06:32 | 

晴れ。最低気温-2.2℃、最高気温0.5℃。

数日前に賢治の同人誌『ワルトラワラ』44号が届きました。

編集・発行責任者は松田司郎氏。

加倉井厚夫氏の「賢治星景写真の旅(4)」と松田司郎氏の「私の中の『鹿踊り』」を興味深く読み終えたところです。

前者は苫小牧が舞台の賢治作品を紐解いたもので、発表当日伺ったという経緯から。後者は賢治の自然観を探っていた時に手にした作品の一つだったことからです。

松田司郎氏プロフィール(同誌より)

イーハトーブ撮影行も35年。賢治を解く鍵としてゴッホとユングを研究中。『宮沢賢治の深層世界』(洋々社)『宮沢賢治・イーハトーヴへの切符』(光村推古書院)など。第12階宮沢賢治賞受賞、シリトンの会主宰。大阪国際大学名誉教授。大阪府富田林市在住。

松田氏が企画・監修・写真を提供され、講演も予定されているイベントのチラシです。 

 

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野幌森林公園へ

2019-03-30 15:41:11 | 日記

晴れ。最低気温-7.4℃、最高気温3.7℃。

ヤマゲラ(大沢コース)

大沢口

昭和の森のカツラ(エゾユズリハコース)

百年記念塔を望む(ふれあいコース)

コブシ(ふれあいコース)

コブシ(ふれあいコース)

ネコヤナギ(自然ふれあい交流館付近)

野幌森林公園のふれあいコースから大沢口、そしてエゾユズリハコースを歩きました。

青空は清々しく、風も穏やか。

ヤマゲラに出合え、桂の大木をしみじみ仰ぎ見てきました。雪解け水は光を散らしながら流れていきます。

久しぶりに春が優し気な顔をのぞかせていた森林公園でした。 

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時間の流れに

2019-03-29 19:28:36 | 日記

晴れのち雪のち晴れ。最低気温-6.1℃、最高気温1.5℃。

5:47

16:50

美しい朝の風景に後押しされて、気持ちの良い一日のスタートとなりました。

夕方からは義母を伴って、義父の顔を見てきました。今日もいつもと変わらず、元気そうで一安心。義父のユニットの方々ともだんだん顔なじみになってきました。

時間の流れは川の流れに似ていると思います。急流のように早いところもあれば、ゆったりと緩やかなところもあると。義父の周りにはゆっくりした時間が流れていました。

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丸型ポストから四角い型のポストへ

2019-03-28 20:00:02 | 日記

晴れ時々雪。最低気温-3.2℃、最高気温1.7℃。

6:19

15:27

今日もまた、朝方は一面の雪で、午後からは解けていく展開。この繰り返しが続いている当地です。テレビでは千鳥ヶ淵のソメイヨシノが映し出されていて、うっとりです。時を同じくして雪が降る北の地。日本は南北に長いのを実感しています。

この北の地に何らかの夢を託して開拓に赴いた先人があって、今の北海道があることを少しずつ学んでいるところです。

北海道に初めて近代郵便制度が導入されたのは1972年、函館にでした。郵便ポストが黒から赤くなったのは、1901年から。「俵谷式ポスト」と呼ばれる鋳鉄製の円柱ポストが始まり。理由は「公衆をして認識しやすからしむるため特に朱塗りとせり」(1908年に出された「通信省事務報告書」)とのこと。

それで、昨晩の「くりぃむのミラクル9」でポストの問題が出た時に目が離せなかったのです。丸型ポストの生産は昭和45年に終了し、今は四角い型のポストが使われているとのこと。

北海道開拓の村の旧島歌郵便局の前には丸型ポストが立っています。投函口から物語が語られるかもしれません。ぜひ、お越しください。

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吹雪の後はまばゆい光で

2019-03-27 19:20:48 | 日記

雪のち晴れ。最低気温-0.9℃、最高気温3.2℃。

朝から吹雪模様。お昼頃には晴れ間が広がり、光が射し始めるとまぶしいほどでした。

近所のお庭ではその光を集めたようなフクジュソウが、金色の輝きを放っていました。ネコヤナギは青空に向かって大きく深呼吸をしている様子。

習い事の帰りに野幌森林公園大沢口を経由して帰る途中、明るい光に似合わない冷たい北風がビュービュー吹いていました。

春と冬の攻防戦が続いています。天気予報ではこの状態がまだまだ続くと伝えていました。

冷たさを売りにしつつあきらめない冬、暖かさを武器に受けて立つ春。対照的な姿を目にしてドラマのようだなどと傍観しているわたくし。

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空と花

2019-03-26 19:56:17 | 日記

晴れ時々雨。最低気温-3.3℃、最高気温5.9℃。

6:06

17:16

18:28 アザリア

 三月に入ってからは何気なく卒業ソングを聴くことが多くなっていました。私の中での三月は、卒業や別れの月という印象が強いからでしょう。

その三月も気が付けば、残りわずかとなってきました。

辺り一面を白く覆った雪はみるみる消えていきました。

日中は雨も降った今日、部屋の中では、日差しを受けてアザレアが満開です。見上げた空を渡っていく風は春を告げているようでした。

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冬の去り際は

2019-03-25 19:23:34 | 日記

晴れ。最低気温-4.9℃、最高気温6.8℃。

6:38

15:50

彼岸が過ぎても、時折顔をのぞかせていた冬。

冬は四季の中でも、付き合い難い面が多い。

けれども、時折見せるあの美しい表情は忘れがたいものだ。

氷点下が極まった時にしか現れないダイヤモンドダスト。霧氷の花が咲く樹々は幻想的でみとれてしまう。

ぼたん雪は結晶が重なり合っていて、美しいし・・・・・・。

それでも、冬が去ったことを嘆く人は数少ないだろう。

冬の後ろ姿を思うとなんとも切ないけれど、ある意味、理想的な身の処し方とも思えたりする。

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夕暮れ時の空は

2019-03-24 22:22:19 | 日記

雪のち晴れ。最低気温-7.5℃、最高気温0.9℃。 

何事もなく過ごした日の夕暮れ。変幻する空模様はただ一点の太陽の放つ光が描くものだと気づく。光の源、太陽の力は凄いと改めて思った。

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三月に真冬日となる

2019-03-23 19:30:32 | 日記

曇りのち雪のち晴れ。最低気温-6.2℃、最高気温-0.3℃。

5:46

10:38

15:55

三月に入って、初めての真冬日(私用のデーターによると)。18日から21日までは最高気温が高く、コートやブレザーと春の装いができたのですが、今日はダウンの出番となりました。

雪も断続的に降り、軽い除雪をすることに。朝から夕方までのお天気の移り変わりを時系列の写真でまとめてみました。

部屋ではストーブの火を大きくしたりと、真冬日の過ごし方を身体が覚えていました。

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隊列を組む白鳥と空

2019-03-22 21:47:51 | 日記

曇り時々雪。最低気温-3.0℃、最高気温4.9℃。

今日は雪が断続的に降り、21時30分現在、外は再び雪景色になっています。

外出先の駐車場から見上げた空に白鳥の隊列がかすかに見え、急いでシャッターを切りました。

目的地を目指してまっすぐに飛ぶ白鳥たち。ひたすら羽ばたき続けながら、あっという間に視界から消えていきました。

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野幌森林公園の雪解け

2019-03-21 19:22:05 | 日記

曇りのち雨。最低気温2.1℃、最高気温8.1℃。

暖かくなり、雪がざくざくのザラメ状になっていました。ぬかるみに長靴がとられそうになることも。

夕方からは雨が降り出し、一気に雪解けが進んでいます。

雪に馴染んだ目に、久しぶりの雨がなんだか新鮮。でも、今晩の満月は、見ることが叶わないようです。

それで、月のイメージを綴ったみすゞさんの詩、「草原の夜」を。

 


 

「草原の夜」      金子みすゞ

ひるまは牛がそこにいて、

青草たべていたところ。

 

夜(よる)ふけて、

月のひかりがあるいている。

 

月のひかりのさわるとき、

草はすっすとまたのびる。

あしたもごちそうしてやろと。

 

ひるまこどもがそこにいて、

お花をつんでいたところ。

 

夜ふけて、

天使がひとりあるいてる。

 

天使の足のふむところ、

かわりの花がまたひらく、

あしたも子どもに見せようと。

               『金子みすゞ童謡集 明るいほうへ』

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北海道開拓の村と篠津の白鳥

2019-03-20 19:37:43 | 日記

晴れ。最低気温-0.2℃、最高気温7.0℃。

 〈江別市篠津の農家の畑にて〉

開拓の村へ。開拓の村のエントランスには「今日のできごと」が毎日貼りだされています。明治8(1875)年の今日は、「東京・北海道間に電信開通」とありました。

開拓の村のサークル活動を終え、メンバーの皆さんと開拓の村食堂で昼食。

我家に戻り、車で20分の市内篠津へ白鳥を見に出かけてきました。約100羽ほどの白鳥がまだ雪が残る畑地で羽を休めていました。中にはエサをついばんでいる姿もありました。

帰ろうとする頃、1羽の白鳥が飛び立ったので、その姿をカメラに。

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4月上旬の暖かい日

2019-03-19 22:50:16 | 日記

晴れ。最低気温3.0℃、最高気温9.1℃。

 

17:18

月齢12.5の月

夕方、美しい夕陽をレンズ越しに見ながら歩いていて、うっかり転んでしまいました。夕陽や月を見たりと空をみてばかりいて、足元がおぼつかなくなっていました。

右手の小指の根本が腫れていて、パソコンを打つのが・・・・。

足元を見つめなおそうとしみじみ思った次第です。

 

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春めく野幌森林公園・大沢口周辺

2019-03-18 16:49:31 | 日記

晴れ。最低気温-7.0℃、最高気温8.6℃。

彼岸入りの今日は最高気温が8.6℃まで上昇した当地。野幌森林公園大沢口周辺では膨らみを増したネコヤナギが春めく日差しを浴びていました。

外出時にダウンはやめて、ブレザーを羽織ることに。

民放テレビの天気予報では明日、明後日と気温はさらに上昇とのことで、一段と春めくことが期待できそうです。

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「心のふる里人形展」へ

2019-03-17 20:52:05 | 日記

晴れ。最低気温-7.0℃、最高気温3.1℃。

苫小牧市文化交流センターで今日まで開催予定の宮竹眞澄「心のふる里人形展」へ足を運んできました。今年3月11日のテレビ放映でこの人形展のことを知り、必ず見ようと思っていたものです。

 

大分県を故郷にもつ宮竹さんは上川管内東川町の人形作家として、2008年から東川町を皮切りに全国巡回展を続けてこられました。夫婦二人だけの巡回展は次の開催地大分県で100回となることを機に一区切りとのこと。

この苫小牧での開催が道内最後の作品展となります。

東日本大震災などの被災地での慰問展を重ねてこられた宮竹さんは、ここ苫小牧での開催にあたり「人形を見てもらうことで、胆振東部地震の被災者の心を少しでも癒せたら」と語ったそうです。

表情豊かな人形たちが身に着けている着物や衣服は布でできているかのごとくに、模様などが緻密に描かれていました。ランドセルやたらい、水桶のそばに置かれたキャベツなど挙げるときりがないほどに、細々とした身の回りの物すべてがリアルに表現されていて、驚いてしまいました。

緻密に作られていて素晴らしいと伝えると、「モデルになっていただいた方々のことを思うと手が抜けなくなってしまうのですよ。」と話されていました。

戦時中や戦後まもなくの市井の人々の姿もありました。眞澄さんの作品としてはめずらしく、笑顔のない表情が印象的でした。

また、開拓期の開墾のようすやどさんこが荷物を運ぶ姿もあり、思わず開拓の村の雰囲気に似合いそうなどと思い浮かべてしまいました。

チラシには「宮竹が、常にテーマにするのは、明るく、逞しく生きる市井の人々。身近な人々を題材にし、布を使わず粘土と水彩だけで創られた人形は、多彩な表現で不思議な感動の世界に誘います。」とありました。

戦災や災害に遭い、哀しみに満ちた表情の人形たち、それを乗り越えようと、きりりとした表情をみせる人形たち、それがあまりにけなげで涙がこみ上げてきました。

人形たちの傍らに添えられた一文も心にしみじみとしみいるものでした。

展示会場となったアイビープラザ・1階ギャラリーには64点が並び、私たちをはじめ大勢の方が訪れていました。これが見納めになるのかと思うと、少々残念な気もします。でも、道内最後となる展示会で一つ一つの作品をこの目でじかに見て、完成度の高さに驚き、人形たちの表情や姿からその思いを感じたり、想像したりできたことを本当に嬉しく思いました。

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