透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

春分の日の野幌森林公園

2024-03-20 20:13:12 | 日記

晴れ。最低気温-10.6℃、最高気温1.5℃。

今日は春分の日でお彼岸の中日です。

午前に野幌森林公園へ。

先日降った雪が春の陽光を受けて和らいでいます。

「彼岸過ぎまで七雪」と「故事ことわざ辞典」にありました。

春の彼岸を過ぎても、雪がたびたび降るという意味なのだそうです。

この後も、すぐ解ける運命(さだめ)と知ってか知らずか、雪はひたすら誠実に、たびたび降るのだろうと思いました。

 

春分の日の今日は秋分の日とともに太陽が真東から昇って、真西に沈む日です。

仏教では極楽浄土は西の彼方にあるとされるため、「現世と極楽浄土がもっとも近くなる特別な日」なのだそうです。

それゆえに、この世(此岸)とあの世(彼岸)がもっとも通じやすくなる日として、死者を偲ぶ日、来世を偲ぶ日としても捉えられるようになったとのこと。

春彼岸の日に、赤い薔薇を笑顔の妻の遺影に供える作者の心情はいかばかりかと胸がつまる思いがしました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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