何が正解かはわからない

こんばんわ

いつも言うことですが、

人生は死ぬときまでわかりません。

誰も結婚したときに、離婚するとは考えていないし、

離婚したときには、再婚も考えられないくらいかもしれない。

自分がいつ大きな病気になるのかもわからないし、

それこそ災害や事故に合うかだってわからない。

離婚した相手とずっと一緒に生活していたら・・・

大好きなパートナーと結婚できていたら・・・

あの仕事を続けていたら・・・

あらゆることは予測ができない。

原因と結果の法則というのがあり、

仏教でも因果応報という言葉がある。

私にはほんとうのことはわからないし、

悟れるようなレベルにもないのだが、

ちょっとしっくりこないところがある。

もちろん、身近なことであればそうかもしれない。

お酒を飲み過ぎれば、身体を壊すし、

周囲に誠実に接しなかったら、人は離れていくかもしれない。

真面目に仕事をしなければ、職を失うかもしれない。

でも。。。そうでない人もいるのだから

ほんとうに原因と結果が結びついているのかはわからない。

トレーニングして、健康管理しているスポーツ選手が

若くしてガンで亡くなることもあるし、

人一倍に運転に慎重な人が公共交通で事故に合うこともある。

少なくとも、原因が本人の努力や注意でどうにかなるものと

そうではないものがあるだろう。

そうでなければ、震災などに対して説明がつかない。

人は死ぬときに後悔していないかどうか、この一点に集約されるのではないかと思うのだ。

どんな苦しみにも自分は耐え抜いて、全力で生きてきた。

そう言い切れたら、それで十分ではないだろうか。

人生では死というゴールがある、来世があるかどうかは個人の想い次第だけれども、

少なくとも、この肉体とはお別れ。

何もしなくても、自動のベルトコンベアでゴールまで運ばれていく。

そしてそのゴールが今から何日後なのかは、だれも知らない。

ちょっと想像するだけでも、なんと理不尽なゲームなのだろうと思う。

これで不安にならない人がいたら、ちょっと感受性が足りないようにも思う。

逆説的に、だからかそ、今は全力で生きるしかない。

今日やりたいことは、今日やるほうがいいし、

今日食べたいものは、今日食べる。

今日会いたい人とは、今日会う。

今日しなかったことは、永遠にそのチャンスが来ない。それくらいの覚悟で毎日を生きる。

だって、ほんとうに明日のことは誰にもわからないのだから。

おそらくすべての人生に共通する正解はないのではないだろうか。

あるのは、あなたにとっての正解、つまり後悔のない人生だけだと思うのです。