離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

これまでの危機

2015-09-20 00:00:01 | 日記
今、

あなたは離婚という

これまでの人生で最大の危機にあるでしょう。

もちろん、わかっていることですが、

人生では、それ以上の危機などいくらでもありますね。

末期のがん、重い障害、難病、

そして、自然災害や事故、犯罪による身近な人の死

離婚というのが最悪な状況か?

そう問われたら、

死ぬほどつらいが、

死に直結してはいないし、

生活できないほどに金銭面の苦悩はあるが、

息はできるし、屋根ある部屋に住める。

これは、あなたの苦悩が大したことないと言いたいのではないから

誤解しないでほしい。

それぞれにとって、

苦悩はいつも最大で、

死ぬほどつらい。

いや、自分の人生は終わった・・・

そう思うほどに苦しい。

さて、ここからが今日の本題です。

あなたの今回の離婚以外でいくつかの危機があったでしょう。

受験?

恋愛?

身近な人の死?

いくつも思い出してください。

あなたはどのように乗り切りましたか?

乗り切ったからこそ、

今があるはずです。

そして、大切なことがあります。

それを乗り切れたことは、

あなただけの力でしたか?

友人や家族、

偶然

どんな状況で、

どんな力が働き、

あなたはその苦難を乗り切ることができたのでしょうか?

私は、

これまでの人生での苦難を思い返したときに、

そして、転機を考えたときに、

自分ひとりで乗り切れたとは到底思えません。

支えてくれた周囲の人はもちろんのこと、

人智を超えた力によって、

乗り切ることができたと思います。

とても予想できないようなことによって、

その苦難を乗り切ることができました。

今、あなたが苦難にあるとき、

これまでの苦難をどう乗り切ってきたのか、

たしかに、

今回の苦難は最大の危機かもしれませんが、

危機の大きさにかかわらず、

あなたを助けてくれた力は

今回も働くはず。

あなたのプロセスを信じる。

プロセスとは、

あなたの人生をサポートする力です。

今回の苦難にも

必ず働くはず。

そう信じたいものです。

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10 コメント

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早く乗り越えたい。 (M)
2015-09-20 13:57:55
 現実の辛さから、この先全てがどうでもよくなってしまいそうな気持ちになる時があります。続けてきた仕事も自分の健康も。
 まわりには平気な自分を演じてしまいます。「一人の暮らしも悪くないよ。」とか、「人生やり直すチャンスだと思う。」とか。自分でも無理やりそう思い込もうとしています。
 しかし実際は、思い出に寂しさを覚え、妻との写真を直視する事すら出来ません。情けないとは分かっていても、本来の自分の感情はやはり誤魔化す事が出来ないのです。
 何年か前のシルバーウィークに妻と旅行に行きました。輪島の朝市で、店のおばちゃん相手に魚をふたりで値切りました。楽しかったやりとりが鮮明に今、思い浮かんできます。
 「あの頃に戻りたい。」前に進むどころか、過去を振り返って後悔ばかりしてこの連休を過ごしてしまっています。
 著者様の言葉を信じて、本当に心からこの辛い日常を抜け出せる日を追いかけたいと、切に願います。
 毎回の長文失礼しました。
著者様 (kimihero)
2015-09-20 18:58:03
いつもお世話になっております。そして、お忙しい中、ブログの投稿だけでなくコメントを残して頂きありがとうございます。

この連休を利用して本を読んでいます。愛と孤独、夜と霧です。愛と孤独、心に響きました。今は夜と霧です。どんな感情で収容された人はいたのだろう?私ならどうしていたのか?想いが巡ります。
あと、以前からみたいと思っていたわたしに会うまでの1600キロを映画館でみてきました。連休でしたが、ほぼ貸し切り状態でした。どちらの体験も簡単な言葉で言いようがありません。

人間関係において、どうしてあんなことをしたのだろう?あー、こうしたら良かったのにと想いに支配されることがあります。きっと、皆あるんだけども、自分が特別悪いことをしたような何か。しかし、よくよく思うとそれが自分なんだと思います。
そして、できないことを良くしようとする自分を否定する自分がいます。

変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。と祈っております。
Unknown (けいと)
2015-09-24 07:58:12
こんにちは。
長い時間を共に過ごしてきた人間関係に終止符を打つことが、こんなに苦しいものなのか、今回の自分の経験を通して初めて知ることができました。
そして、人生には予期せぬことが起こりうること、この先、私の人生において、これ以上のもっと大変なことも起こりうる可能性はあることを現実として受け止めるようになりました。
自分を信じて、プロセスを信じたいです。



Mさん (著者)
2015-09-26 06:59:17
Mさん

そうですね。
その時期、時期で過去の思い出が
よみがえりますね。

そして、今と比べてしまう・・・

しょうがないですよね。

だって、大切な相手との時間なのですから。

ほんとうに苦しいですね。

過去を振り返り、後悔する時間

これも大切な時間かもしれません。

苦しいから早く抜け出したい。
それでも焦らず、ゆっくりとね。
kimihiroさん (著者)
2015-09-26 07:03:21
kimihiroさん

本を読み、映画をみて、そして感じる。

辛い日々のなかで、その時間も大切かもしれませんね。

もちろん、家族と過ごす時間も楽しく幸せですが、
人生のなかで、今大切な時間を過ごされているのだと
感じました。

「変えることのできるものについて、・・・・・
識別する知恵を与えたまえ。」

この言葉、私も大好きな言葉です。

人生の在り方を示していますね。

私もこの言葉を再び思い出すきっかけとなりました。
ありがとうございます。

けいとさん (著者)
2015-09-26 07:05:23
けいとさん

ほんとうに。

人生ではあまりに予期しないことが起こり得る。

離婚という大きなことを経験するまでは、
考えたこともないような人生の深み。

この先だって、どうなるかわからない・・

だから、今日、この一瞬を大切にすることが
一番大切なんですよね。

著者様 (kimihero)
2015-09-27 09:01:58
いつもありがとうございます

私の残したコメントに感謝まで頂きありがとうございます。

環境は何も変化してないです。しかし、価値観は変化しました。そして、頻度は少なくなりましたが、想い悩む時間もあります。必要なことは、必要な時に必ず与えられている。最初は心に言いきかせていましたが、今は何かしっくりきます。

与えられた使命を受け取りながら、そしてプロセスを感じながら、想い悩みながら、そして時には休みながら、やるべきことをやり、今を生きて行こうと思います。
kimihiroさん (著者)
2015-09-27 10:00:57
kimihiroさん

歩み出しましたね。

出来事は変わらないし、環境もすぐには変化しない。
でも、それをどう受け取り、行動するか
それは全ての人ができることです。

ヴィクトールフランクルが提唱するロゴセラピーで
少し専門的ですが、「態度価値」というものです。

良い感情も悪い感情もありません。
ご自身の気持ちを丁寧に感じながら
日々を歩みたいですね。
Unknown (あるがまま)
2021-03-28 19:30:08
私をサポートしてくれてきたプロセスの存在、信じてみようと思います。
みなさま (著者)
2021-03-29 02:21:42
みなさま。

毎日、コメントを読んでいます。
そして、過去の記事についても、みなさまのコメントに導かれて、私も読み返し、
今の想いとも比べながら自分自身へも還元しています。

以前も書いてますが、みなさま、それぞれが状況も価値観も違うし、受け取り方も違います。
そして私の価値観が完成形でもないし、正しいか間違いかはわかりません、
あくまで多角的な視点の導入ときっかけです。

自分にしっくりくる言葉をさらに自分の内面でゆっくりと消化できたら、何よりです。

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