これも微妙…な昭和小紋

昨日実家から持ってきたお下がりの小紋。これは母のものなので、裄さえ出せばサイズはOK。



綸子のような地に絞り模様が全体に。う～ん、今なら着こなせるかと思って持ってきましたが、この粋な感じが何だか微妙。やっぱり昭和の香りがプ～ンとにほひますね。

手持ちの帯で合うのは、この生成り色の帯のみっていうのもツライな～。

急いで分身トルソー に着付けたので、襦袢に付けたままの白い半襟がいっそう昭和チック。

あっ、でもね、写真じゃくすんで見えるけど、地のブルーはすごく冴えた色。組み合わせ次第で昭和をねじ伏せ、平成っぽい着姿になるかも。

早くも見込み違いか

秋の袷シーズンを前に、本日、実家から持ってきた小紋。これは母が姉用に注文したもの。しつけが付いたままなので、未使用らしい。

姉は私より10cm近く大きいので、身丈がかなり長く作ってあり、着にくい～～。しかも表地が硬くバリバリしていて、よけい着にくい。（化繊か？）

思っていた以上に大きくて着にくいのと、姉が20代前半のときの着物らしく、八掛（と袖口布）が鮮やかなオレンジ色。

写真だと落ち着いた色に見えますが、実際は派手派手オレンジ。50代でOKか…。（写真左下にチラリと映ってます）

角出し二種

↑張りのあるススキの帯で角出し　↑柔らかめの塩瀬の帯で角出し

二つともまったく同じ結び方をしていますが、帯の張り・硬さで、でき上がりの表情が違います。

右も「あり」ですよね。右は、ひぐまさん考案の角出し枕を使えば、もっと下半分にヴォリームが出ると思います。

（そうそう、右の帯は２月にひぐまさんがAGARUで鳥柄の帯を購入したのを見て、そのすぐあとの大丸リサイクル着物フェアで見つけた染めの鳥帯。袷用の帯です。影響されやすいな～）

柔らか物宣言！？

私が着物を着始めたのは、母のお下がりの着物がたくさんあったから。

この２年あまりで紬系の着物はほぼ着つくし、そろそろ新しい着物を自分で選ぼうかと思っていました。昭和のお母さん紬をおしゃれに着こなすのは、けっこうむずかしかったので（着物も確実に時代の波を受けてます）。

ところが、あまり着る気がせずに実家に置いたままだった小紋が、夏前ごろから気になり始めました。（といっても、２～３枚ですが）

手元にある小紋も、昨シーズンは１回ずつ着た程度。



↑手持ちの小紋リスト。デジカメで写真を撮り、Ａ４用紙にプリントアウトしたもの。

下段の右２点は知人からのいただきもの。上段右１点はイケセイ「ながもち屋」で私が買ったリサイクル小紋。あとは母のお下がり。

柔らか物も、数だけはあるんですよね～。
問題は合わせる帯が少ないということ。せっせと紬に合う染め帯を集めてきたので、それを小紋に合わせると何だか違和感が。

８月、初めての着物

７月はいい調子で着物や浴衣を着たけれど、８月に入ってガクッとペースダウン。

１日に浴衣をちょこっと着ただけで、わ～、もうすぐ９月じゃないの。
昨日は東京も涼しく、今朝もまだ涼しかったので、やっと着物を着る気に。

本日久しぶりの着付け教室。母の一張羅の絽（着物＆帯）で行きました。練習着にはもったいないけど、そんなこと言っていたら今夏一度も着ないで終わっちゃう～。



なんだか喪服みたいに見えるけど、濃い紫色に白いもみじと流水柄。上前の裾だけが模様合わせしてある不思議な着物です。付け下げ？　小紋？（調べたら付け下げでした）

帯はススキの柄でしょうか。予定が合えば、これで花帯の会に行くつもりだったのだから、図々しいよね。でも、ススキも目立たないけど花が咲くし～。

帯揚げは藤色、半襟も薄い藤色のコットンオーガンジー。写真じゃよくわからないっすね。

週末限定信州人

この週末、涼と花を求めてまた信州へ。八千穂高原の自然園に初めて行きました。

春に軽井沢植物園で会った佐久在住の男性に、「八千穂高原の花はいいですよ～」とすすめられて、ぜひ行こうと思っていた場所です。

←白樺の自然林が見事！
　←メタカラコウにとまるアサギマダラ

標高約1500ｍ、涼しいというより肌寒かった～。

高峰高原とほぼ同じような花が咲いていましたが、こちらは沢が多く、メタカラコウのような水辺の花が群生してました。
そこに、蝶がひらひらと。アサギマダラを見たのは初めて。この蝶、越冬しに沖縄まで飛んで行くんですよね。どこにそんな力が？

また２年前の服…

これも秋色夏服？　２年前のスマピのカシュクールです。古い服ばっかりっすね～。
でもボレロにもなるし、インナーを厚手にすれば冬もOKだし、と～っても便利なアイテム。



さすがに少し飽きてきたのですが、ボトムをジーンズにして（ずっとスカートを合わせていた）、matsuさんメイドのニットコサージュをプラスしたら、新鮮な気持ちに。
（…って、ミンクスのみなさんのブログを見ると早くも新シーズンの服を買っている人が！　イベントも早めに始まりそうだし、どーすんの～）

秋色夏服!?

こういう、秋っぽい色の夏の服を「秋色夏服」っていうんですよね。



でも、この服は偶然かな。
２年前の６月にイケセイのスマピで購入。買って２週間足らずでセールに出ていて、ショックでした。

ところが、そんなショックを忘れるくらいベビロテの服に。
特にスカートは着すぎて、ポリなのに両脇のウエスト周辺にウールのような毛玉ができたくらい。軽くてしわになりにくく、初夏から秋まで出番多し。

あれ、イケアのこの布…

どこかで見たことある。おお、注文の多いキモノ店のブログ（８月２日）に出ていた帯の布だわ～。

この帯はもう発売されたのかしら。
マドカさんって、いったいどこから帯の布を仕入れてくるのかな、と思っていましたが、意外に身近（？）なところからも探してくるのですね。

私は今日、イケアのHPでカーテンを探していて、途中から帯に向く布はないかと方向転換。
そうしたらこの布を見つけました。

花の高原＆湿原②

高峰高原で「池の平湿原も例年より花が残っていますよ」と教えられ、そのまま車で15分ほどの湿原に足をのばしました。

ここも３年ほど前に来たことがあり、再訪したかった場所。以前来たときは７月下旬で野生のアヤメが咲いていました。今回はヤナギランやアキノキリンソウ、ノアザミなどがいっぱい。


↑池の平湿原。　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑ヤナギラン

日差しは強いけど、吹く風が涼しく、色とりどりのお花がきれいで、はぁ～、別天地。