久しぶりに論語を開くの巻き

久しぶりに論語を開きました。


職場などで気をつけるべき教えが書いてあります。
原文は省略して訳文だけ書いておきます。


子曰く、その位に在らざれば、その政を謀らず。

※その地位に居ないのに、でしゃばってその職務に口出ししないように。



曾子曰く、君子は思うこと、その位を出でず。

※君子はその職務以上のことは考えない。


易経の艮卦も同じ内容です。

世の中を見渡すと、ちょくちょく部外者なのに、外野から口出しする人が居ます。
全く当事者では無いので、その発言は無責任だったりします。

また他人の仕事に口出しすることで、自分がすべき職務がおろそかになったりします。

このように、今も昔も注意すべき点は変わってないようです。

儒教と言うのは元々は帝王学で、皇族や時の権力者が学んでましたが、現在も政治家どころか一般人にも役立つ教えがいっぱい書いてあります。