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巨頭


肝臓移植医療の2大巨頭が。

現旭川医大病院の古川医師と北大病院の嶋村医師。


道内各地で行われている市民公開講座が今年は函館で開かれたという北海道新聞の記事。



脳死移植のドナー数が減ってきて、移植待機者の待機期間が絶対的に増えてきている。

自分は生体移植なので待機者の方の精神的、肉体的負担が如何ほどのものかわからない。

どっちがどう、という問題ではないけれど、考える時間も、待機する時間さえも与えられなかった立場としても、

「待つこと」の辛さ、苦しさはよくわかる。


移植に至るまでのことはアッという間の出来事だったけれど、そこからはただひたすら待つ、我慢する、耐える、

ことばかり。


どんな結果でも、目標がはっきりして、やることがはっきりして、期限をはっきり示されたら、

人間、結構開き直ってスッキリするもの。

つまりその逆は...

ただひたすら、辛い。



今の自分なんかには、その辺のところは一切無力で、それはもう医療界の皆さん、先生方に頼るしかないわけで...



何ができるんだろうなぁ、なんて考えても、

現状、生きていくので精一杯かなぁ・・・・・


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移植手術から18年目を迎えることができました

今朝妻から

「もう何年目?」って。

2005年だから、もう、18年目。

18年間も幸運にも生きさせてもらった。



「アレ」からは嬉しいことよりも圧倒的に大変な時の方が多かったと思うけど、

でもそれはそれで一生懸命生きてきた充実した日々だった。



10月4日から5日にかけ、18時間半の移植手術。それが2005年、18年前の今日。




いつも色んなことに、不平不満、文句ばっかり言ってるけれど、そんな自分でも、やっぱり今日だけは感謝の一日。

子の受験、就職、親の老後、色んなもの見せてもらった。

移植の後も、色んな病気をした。癌にもなった。

感動もした。野球に五輪に、サッカーに。ラグビーも。

AKB48とEXILEは勝手に同期って思ってるし、

のど自慢にも挑戦することができた。

あちこち身体は痛い所だらけだけど、DIYで家のリフォーム、できた。

コロナもあった。何百年かに一度の出来事に遭遇ってこと?


これからも、少しでも長生きできると、色んなこと、いいことも悪いことも。

きっと楽しい。

生きていればこそ、っていうのは本当に実感。



今、不穏な感じで日本や世界 、すぐ身の周りにだって嫌なことは毎日有る。

でも、自分の中の価値観、比較感は、

生きているか、そうでないか。余命が告げられているかそうでないか。



どんな苦しい時も事象も、

生きているからこそ。

そう考えると、身の周りの、あんな事、こんな事、

そんなのどうってことない、って思えてくる。


あとは、いずれ訪れる「その時」まで、いかに準備ができるかって、ことかなぁ。

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