toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

611-040820高校同期のLINEグループができた

2022年08月20日 | もろもろ

春先に大改造した(下記)ケヤキの盆栽。例年になく何度も繰り返し襲ってきた夏の強烈な太陽を浴び続けて

元気よく茂る。

2か月もして紅葉の時期を過ぎ葉が全部落ちると、来年に向けての整枝が待っている。来春の芽吹きが楽しみ。

     

左 2月下旬の改造直後、 右 4月末の新しく生えてきたまだ弱々しい枝。

 

LINEを利用している。主に家族間の連絡用として。

孫たちによく揶揄われる。 「おじいちゃんのは長いんだよね・・」 確かに彼女たちのやり取りを時にみ

ると、文章とは言えない極短のほぼ単語のやり取り。軽快さが暗黙の了解で、それが命なんだろな?

初夏に近所に住む高校同期の何人かが集まってランチをする機会があった。老人たちのLINEグループを作っ

たら面白いかも、との話があり挑戦してみた。幸いみんなスマホがいじれる80才爺だった。

 

日常的な出来事のたわいないやり取りを8人で楽しめるようになった。長すぎると揶揄されることもなく、

時にはかなりの長文になることもある。文字入力苦手なんでやり取りを見させてもらうだけにするよ、と

宣言した爺もいるが、それはそれでいいのでは。 私はいい楽しみができたと喜んでいる。

実利もあった。

そうマイナポイントに挑戦して、夫婦合わせて30000Pをゲットできたのだ。一人ではできなかったろ

うな。

 

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610-040814隠れ家のようなお蕎麦屋さん

2022年08月14日 | 食べ物・酒

峩々たる岩峰が連なる妙義山の山懐に包まれた雰囲気たっぷりのお蕎麦屋さんを訪ねる。

安中市松井田町行田(おくなだと読む)すぐ近くを上信越道が通過するが、そんな近代的なものとは無縁

な立地。

 

 

駐車場からみると、結構立派な石垣に上に見事な枝垂れ桜。明治以前の古い農家の建物。近づくと本格的

な石垣。豪農の館といった雰囲気。その脇を登っていく。

農家にしては立派な門構えの奥に田舎やと書かれた提灯がかかっている。家のつくりはこの地方独特の養蚕

農家だ。入り口を開けると踏み固められた広い三和土の土間があり、靴を脱いで上がり框から座敷へ、昔の

まま。

一番注文の多いという定番のてんぷらそばを注文する。正午に1時間の余裕があったので、しばし家の中を

見物。座敷を見渡せる位置にお仏壇がある。まだ新しい位牌が置いてあり、新鮮な花が供えられ、お線香の

煙がゆったりと漂う。作り付けの仏壇の中は真言宗だった。この一角は仏間だったのか。

開業前は日常の生活に使用されていたのは間違いない。板戸を取っ払ったので広々しているが、もとは田の

字に部屋が配置されていたはずだ。

 

つなぎを殆ど使っていない8割ソバか? 一本一本が短い。箸で持って目の高さまで上げる感覚がないのが

残念。量はたっぷり。かぼちゃのてんぷらの厚さが印象的、3cmほどあったか。

お座敷は雰囲気があって好ましいが、わが足はすでに正座不能、あぐらも満足にかけない。まだ他の客が来

る前だったので、座布団を4枚重ねにして腰かけるように座る。ああこういう年になったな・・

 

小渕元総理の揮ごうと写真が掲げてあったり、テレビでよく見る芸能人の色紙もあるので、知る人ぞ知る店

なんだな、こんな目立たぬ場所に風格ある蕎麦屋さんがあったんだと驚く。

 

金をかけずに近在の隠れ名所を探しながら今年の私の夏は過ぎてゆく。

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609-040806夏の花の定番を一度に見る

2022年08月06日 | 花・樹木

富岡市蚊沼地区の皆さんが丹精込めたヒマワリ畑。  「キリツ! チュウモク! レイ!」

今週後半は北陸や飯豊山塊辺りに線状降水帯が発生して河川の氾濫が頻発した。夏の入口ではどこに

発生するか予想もつかない。しかし毎年必ずどこかが被害にあう。厄介な気象現象だ。

そんな騒ぎをよそに、当地は天然のクーラーが作用し過ごしやすい日が続く。

 

週初め猛暑がつづいていた日、暑さを避けて6時半ごろ家を出て下仁田方面に出かける。目的は下仁田

町馬山地区の百日紅の花。ここはつい2か月前にはアジサイの花が咲き乱れていた公園。別に公園とし

ての設備がある訳ではないが、ここも地元の皆さんが台地の北斜面を上手に使って花好きを魅了る一帯

として管理している。

 

鏑川が作り出した小平野からいきなり30mほどの台地になる。地質的には河岸段丘だろう。今百日紅

の花が満開で楽しませてくれた。背景は2年前に登った大桁山や鍬柄山。右手は上信越道が西から北に

向きを変えながら軽井沢に向かって走っている。

段丘北側の斜面の杉の人工林の中に遊歩道が作られ、道に沿っていろいろな花樹が植えられている。

今は百日紅の花が満開。樹々の下草にはキツネのカミソリやらちょっとした沼にはハスが咲く。杉の

緑とのコントラストが見るものに落ち着き気を与えてくれる。昨夜は夕立があったようだが、木材チ

ップが厚く敷き詰められた道はぬかるみになることもなく、適度なクッションがあって歩くのが楽しい。

下仁田といえば特産のこんにゃく栽培。段丘の上の平地は一面のこんにゃく畑が拡がる。栽培に結構

手間のかかる作物らしいが、上州の大半を覆う火山灰地に適しているらしい。

 

またまたコロナ感染者の激増もあり、また年齢を考えて遠くへの外出は避けて近場を丹念に見歩いて

いる。

 

そんな世相に逆らうように高校同期のY君が車でもう半月以上北海道の各地を旅している。毎日Face

bookにその様子を投稿しているのを見るのを楽しみにしている。奥尻、天売、利尻、礼文などの離

島まで足を伸ばし、宗谷、納沙布、襟裳、積丹岬といった北海道のほとんど全ての顕著な突端を回

る大旅行だ。ツアー会社が企画したものとはスケールが違う。ツーリング好きな若者でもここまで

はやるまい。すごいエネルギーを持つ80老人だ。体力も気力も充実し、老人特権の自由な時間を

思うように使えないとできないな・・

 

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