我が家の電気の供給会社は東京電力。東北大震災の前年にいわゆるオール電化システムにした。震災時には苦労した。オール電化は間違いだったと深刻になりもしたが、現在は問題なく稼動している。
ご承知のように24時間を深夜早朝、朝夕そして昼間の三つに分けて課金される。安い深夜電力は湯を沸かして貯湯タンクに貯めておくのに使用する。通年でそれぞれ深夜電力52%、朝夕電力35%そして昼間電力13%辺りに落ち着いており、常識的な使い方かとうけとめている。
先日、使用量メーターの交換作業があった。聞いてみるとこのメータは人が読み取る必要がなく、毎月決められた日にメータ自身が自動的に使用量を読み取り、料金計算部署にデータを送る機能があるという。こんな時代だから当然の対応だと思いながら作業を見ていた。作業員に「どのタイミングで停電になるの?」 と質問したら、「いや停電はありませんよ。」という返事。私「???」
黄色のかなり厚手の絶縁手袋をはめていたので、そんなもんかと思う。しかし、一瞬も電気を切らずにメータの交換なんてできるはずがないじゃないの? パソコンは常時通電しているので、たとえ1分でも停電になるとデフォルト状態になってしまうのが心配だった。
要は、交換作業に先だって、電気のバイパス回路を設けておいてから旧メータの配線を外し、新メータに繋ぎ変えたということらしい。一時的にメータを通らない電気が供給されていたということ。
電気の流れは水の流れによく例えられる。水は目に見えるから理解しやすいが、電気は見えないがゆえに素人にはよく分からない。でも理屈は同じだよ、とはお隣の現役時代に電気技術者だった旦那さんの話。
今日はこれから卒業した高校の年に一度の同期会に出席する。偉くなったのもそうでなかった者もみんな同じ80才を目前にした爺さんばかり(男子高なので残念ながら失礼ながら婆さん? はいない)で、ここ数年参加者が減っている。今日は果たして何人が集まるか? 地域では実績ある普通科の進学高だったので、卒業生は関東中心に全国に拡がる。同期卒業の約1割、30数名といったところか。毎年幹事がきめ細かく段取りをしてくれるので、この参加者数でもかなりの好成績か。