toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

635-050429藤木のフジ

2023年04月29日 | 花・樹木

富岡市藤木という集落を外れた里山の斜面に素晴らしいフジが満開を迎えた。ここの存在を知ったのは

かれこれ20年前になるだろうか。当時元気だった今の園主の父親が愛想よく迎えてくれた。その後毎

年訪れるのがこの時期の恒例になっていた。

 

コロナ禍でこの3年間は閉園していたようだが、今年は見事なフジを見させてくれた。斜面の高さは30

mほどで、長さは100mはあろうか?  手を入れてなけらば何の変哲もない平凡なスギか雑木に覆われ

た里山の斜面に化してしまう。

 

3代前の方が山に自生するフジを接ぎ木しながら樹を増やしてきたという。フジの性質上基幹部分は複数

の幹が絡みあって遠目には一本の幹に見える。直径30cm 程ある複数の幹から延びる枝が見事な藤棚

を形作っている。

入場料500円は高いなとは感じるが、見事に垂れ下がったフジの花の下を歩けばその価格に納得する。自治

体等からの補助もなくこれだけのフジ園を維持するにはこの料金でもギリギリだろうなと思う。

 

足利フラワーパークのフジや藤岡市のフジの丘公園のフジはそれぞれ見応えのある立派の花の公園だ。ここ

藤木のフジは個人の趣味が高じてここまでに育ててきたもの。維持管理には個人では限界があるでしょう。

現役の家族が年を取り、後を継ぐ世代が興味がなければ今後10年もしたら自然に吸収されてしまう。

残念だなと思う反面これが輪廻というものかとも思ったりする。

 

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634-050424身をもって体力の低下を感じる

2023年04月24日 | 山登りというより山歩き

半世紀近く前というと35歳の頃か、職場での仕事は隣県の長野県が主戦場だった。週に2,3回碓氷

の峠を朝は西に越え、夜は東に越えるのが日常のことだった。立て続けに二人の男の子が家族に加わっ

たが、イクメンなどという言葉はなかった時代。育児は連れ合いに任せ毎日遅い帰宅が普通だった。

 

当初は碓氷バイパスが完成する直前でカーブの多い旧ルート使用したが、それが完成すると150円の

通行料金を払ってこちらを利用していた。ルートのすぐ南に標高こそ1000mに届かないが稲村山と

いう秀峰があり注目していた。

ある日この山を登った。1時間ほどで頂上に立てる。楽な山だなと思った。しかし頂上からの見晴らし

が素晴らしかった。完成間もない碓氷バイパスが眼下に見えていた。碓氷峠はこの山頂より100m程

高い所にある。

今回予想以上にキツイ登りだった。当時の印象と違う山に思えた。しかし頂上からの眺望は期待を裏切

らなかった。半世紀も経てば樹木の生長も著しい。碓氷バイパスは見えるが昔の印象と少し違う。

新緑に埋め尽くされた谷に沿って峠まで道がところどころ見えるだけだった。東に目を転じると特徴的

な裏妙義の山塊の根元をダイナミックに上信越道が貫いている。半世紀の時間は山頂からの眺望をこん

な風に変えたのだ。碓氷バイパスを横切る高速道のアーチ橋が印象的。

 

昔の記憶を頼りに軽い気持ちで登り始めたが、途中からの急傾斜の登りにいささか疲れてしまった。登り

はともかく、降りる際は同じ傾斜でも急に見える。安全を考えいつもバックに入れてある30mのザイル

を確実な支点になりそうな樹の根元に回して慎重に下った。山は同じでも登る方の体力の経年変化による

衰えを身を持った感じた1日だった。

 

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633-050422写真クラブから指摘される

2023年04月22日 | もろもろ

昨年思い切って改造したケヤキの盆栽。あの時はどうなるかと思って心配したが新しい季節が到来

すると、なかなかの箒仕立ての一物に様変わりした。

このまま樹形からはみ出た枝を切りそろえ、6月も中旬になれば葉刈りと称する作業を行う。春の

芽吹き、新緑から深緑に変わった葉を弱い枝を除いて全部刈り取ってしまう。樹には相当なストレ

スがかかるだろうが、梅雨明けがくれば再度いっせいに新芽が出そろい、雑木盆栽の醍醐味である

繊細な枝振りを秋には期待できる。

 

昨年の改造後の状況は ↓ をご覧ください。

さて、         

若い頃から単なる記録としての写真は撮っていたが、それ以上のものを目指す姿勢はなかった。

3年程前に隣の町内のS氏から好きなものが集まって写真のレベルを高めませんか、との誘いを受

けてそのクラブに加わった。

皆さんの素晴らしい作品に接して、わが技量の拙さを思い知るに至った。デジカメになってからと

いうのもフィルム代や現像焼き付けの費用が不要になったので、膨大な写真を撮影することが可能

になった。結果として写真は全てパソコン上に記録するだけで印刷するということをしなかった。

月一度の例会には適当に自分ではいいなと思うものUSBメモリーに落として持ち込み、席上でパ

ソコン画面に映して評価してもらっていた。

先日の例会でS氏から指摘された。次回からいいと思った写真は印刷してきてよ。今のやり方では腕

は上がらないよ、印刷する前に特にどこを切り取るかを吟味すれば自分でも驚くような作品に仕上が

りますよ、試してみなさいよ!

なるほどと思う。

早速2L版の写真用紙を購入してきた。自宅の安物のプリンターでも結構な画質で印刷できるんだ。

さらにサイズに合わせた写真整理用ファイルを求めてきた。印刷コストを考えれば数枚が限度。良い

と思った写真を更に絞りこんで印刷する。

 

次回5月の例会で皆さんにどう評価されるか?  期待感が高まってきた。

 

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632-050401春爛漫

2023年04月01日 | 花・樹木

全国的に例年よりかなり早い時期に春爛漫となる。今年も体調良好にてこの季節を迎えることができた。

車や趣味の自転車であちこちを見て歩く。

 

一方先月から挑戦していたスマホ契約の見直し作業がまだ尾を引いていて衰えてきた私の脳を悩ませる。

OCNモバイルワンへの切替へとOCN光への移行は終了し、先月から通信代金が半減した。ここで少し間

を置けば良かったのに、勢いでスマホの電池交換に挑んで苦しんでいる。

 

伝え聞くところでは、Iphonの電池交換はお店で待っている間にできてしまうらしい。アンドロイドスマ

ホは簡単ではないことを身に染みて感じた。ドコモ店で前のスマホ(手にしたのは6年前)で交換で預け

ている半月の間使えるかもしれないと言われた。その通りなら代替え機費用が浮く。

 

 

ところがところが、

 

家の中でのネット接続はWifiを利用できるが、外出時のネット接続ができない。加えてアンドロイドバージ

ョン5.1.1(最新バージョンは12)では利用しているアプリの半分は古いバージョンには対応できないこと

が判った。やはり代替機の費用を惜しむべきではなかった。後の祭り・・

 

電話機能と使えるアプリを家で使う機能だけで暫く我慢するしかない。外出時はどこかのWifiスポットで

繋しかない。それも面倒だ。 ほぼ完了していたPaypay等のキャッシュレスも使えない。小銭入れに細か

な硬貨がジャラジャラ。 昔は普通だった状態があと半月続く。

 

爺さん! 挑戦するのも悪くはないが、こんなことに時間を取られていていいのかい? 手持ちの時間は

そんな多くはないぞ! と誰かからの忠告の声が聞こえる。

 

追記

blogの更新作業を済ませてから、外出時のネット不通は短期間といえ不便この上ないので更に接続に挑む。

夕方になってOCNテクニカルセンターのサイトに繋がった。仔細に見たら手動での接続設定の説明があり、

それに沿って進めたら繋がった。頭の中に漂っていたもやもやが一気に晴れる。

ああ苦労した。でも言い知れぬ達成感があり晩酌の酒が実に美味かった。

 

 

 

 

 

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