toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

089-241124遭難者救助の現場に遭遇

2012年11月24日 | 最近さわがれること

Img_0352 かなり季節感がずれてしまったが・・・ この花には群落が似合う。

先週以来風邪が長引き、市販薬に頼るのを止め、ホームドクターに受診。 抗生剤クラビットの効き目は直ちに現れ、何とか10日目で回復する。

なまった身体を元に戻すべく、紅葉の妙義山麓を無理のない程度に歩き回る。 県警ヘリによる遭難者の救助場面に遭遇した。 以下順を追って。

Pb213905_2 県警ヘリが現場上空に飛来。

Pb213907_2 岩壁すれすれに捜索を開始

Pb213908_2 20分ほど右へ行ったり、左に行ったり、尾根の向こう側を見たりしていた。

Pb213912_2 また左へ戻ってきた。

Pb213913_2 どうやら見つかったようだ。 隊員がロープで降下する。

Pb213914_2 遭難者を吊り上げ始めた。

Pb213915_2 無事に機内に収容する。

Pb213916 地上に残った隊員も収容され、頭を前橋に向けて現場を去っていった。 15分もすれば遭難者はベッドの上。

Pb213917_2 そして、妙義の紅葉は何事もなかったように、青空の下で輝いていた。

若い頃ザイルを肩からかけて、何度も縦走した表妙義の尾根。 油断をすれば200mは転落するが、充分に足元を固めれば、不安はなかった。 携帯電話の普及でちょっとの怪我でも救助を求める傾向があるという。 ヘリと岩肌との距離は少なくとも50mはあるのだろうが、下から見上げると本当にすれすれに見える。 余程のベテラン操縦者であろう。 

遭難者の命が助かって欲しいものだ。

コメント (2)

088-241117販売テクニック

2012年11月17日 | もろもろ

 

Pb033828 大自然の紅葉に圧倒されたが、小さな庭の紅葉もなかなか捨てがたい。

私の関係する会社は、病院の売店を20年間運営している。 隆盛で会社の資金繰りの苦しさを救ってくれた時期もあったが最近はマンネリ化していた。 私を引継いだ社長の決断で10月1日に改装オープンして2ヶ目に入った。

Pa043282 Img_0391_2

   一新された売店内部                   改装一ヶ月の記念セール

順調に販売成績を達成している。 物を販売するセンスはあまり持ち合わせていないが、今回の改装についていささか考えるところがあった。

規模の大小を問わず、小売業は客の好みがどこにあるのか? その客層は全体のどの程度なのか? この二つの条件を上手に組み合わせることが重要である。 熱烈なファンがいて一般的でない商品が欲しいという。 それは利益率の良い商品である。 仕入れ担当者はそれを仕入れる。 しかし売れ残りの危険性も同時にはらむ。

最近の売店の状況が思わしくなかった。 一部の顧客の好みに合わせた商品構成にすると一般客が逃げる。個別の商品の利益率が上昇しても全体で考えると売上高が減少する。

今回この悪循環を断ち切るために、大手製パン業が展開するコンビニエンスストアに模様替えをした。 ある客層には逃げられるが、従来逃げていた見えない多くの客層を引き付けることができたのではないか。

小売という以上、薄利多売が基本線なのだと思う。 A(商品ごとの利幅) × B(販売量) = 利益の額  の公式に沿えばAを重視するか、Bを重視するか。

病院の売店という原則に立てば、清潔で気軽に来店してくれる雰囲気を作ることが一番大切。

コメント

087-241110鮭の溯上は確認できず

2012年11月10日 | 街歩き

 

Pa013273 ほんの一時だが、枯葉の上に夏空が復活した。

秋日和の1日、利根川で鮭の遡上が見られるかと思い、利根大堰まで車を飛ばす。 資料に寄れば近年子供たちが鮭の稚魚を放流することが増え、それに応へて秋に溯上する鮭の成魚が多く見られるようになったという。

Pa153406 Pa153408 Pa153409

   利根大堰                 取水口                 東京方面を眺める

あの大河ゆえに橋の上から見ても、魚影は見えるはずがない。 利根大堰が太田市の先にあり、東京都民へ供給する水の取り入れ口なっている。 その大堰の右岸に一本の魚道がつけられ、そこを階段状の流れを溯上した鮭のみが堰を越えられる。

観察館の中に入ると、一部がガラス越しに溯上する魚の姿が見えるようになっている。 30分ほど見ていたが、残念ながら必死に溯上するであろう鮭の勇姿は見られなかった。小さな魚が激流にもまれるが見えただけ。 多くなったとはいえここを通過する鮭の総数は、説明版によれば1シーズンで2千尾程度。 幸運に恵まれなければお目にかかれまい。 河口から100kmを溯上してもここで力尽きるのが大半なのだろうが、元気のあるのは本流の1.5mの落差をジャンプして越えているかもしれない。

Pa153405 Pa153403_2 Pa153387

無事にこの堰を越えた鮭は、更に上流を目指し、烏川の倉賀野町あたりまで上り詰めたという記録があるという。

訂正  11月8日付の朝日新聞群馬版に紹介された記事によると、昨年の鮭の遡上数は、15000匹に達したということです。 魚道外をジャンプする元気な鮭が多いのだと思われる。

 

コメント

086-241103映画「大脱走」のあのシーン

2012年11月03日 | 車・自転車・機械

 

 

Img_0339_2 ご近所の庭にバンビが現る。バンビに角はないか。 家主のセンスが素晴らしい。

オッー! と思わず声が出た。通勤に職員が乗り付けたバイク。 このスタイルはすごく格好いい。 仮面ライダーご愛用のスタイルと異なり、バイクの原点だと思う。 きざにいえば男のロマン。

Pa093315 Pa093318 Pa093319 Pa093321

まず感じたのは映画「大脱走」、 マックィーンがドイツ兵から奪い取ったバイクで牧場を逃げ回るあのシーン。 あのバイクはこの型だった。 フレームがむき出しで、私の感覚ではなんとも格好いい。 あのバイクはBMWだっただろうか? 現在のBMWバイクは水平対抗エンジンだから多分違うと思うが、当時のドイツのバイクのメーカーは知らない。 現代のバイクは70年経過し更に洗練されたが基本は同じ。

web siteより引用

懐古趣味といわれそうだが、何でも原点の形には引き付けられる。

バイクに電動モーターは似合わない。 実現しても愛好者はこんなのバイクとは言わんぜ、というだろう。 両足ではさんだ燃料タンクの下で右手のグリップにリニアに反応してエンジンが吹き上がる。 これでなければバイクにあらず。

あと10年若ければ青春の一時期夢中で乗り回したバイクにまた挑戦出来るのだが・・・       免許証は大型二輪OKなんだから。 仮面ライダータイプは好みでない。ハーレーも派手すぎて駄目。 憧れはこのスタイルにたどり着く。

乗鞍高原に遊び、紅葉に染まる

Pa313808 Pa303693 Pa313792 Pa303685           番所大滝        中房温泉から振り返る     白骨温泉ははるか下     初雪の北アルプス鹿島槍ヶ岳から白馬山塊

これからの人生でこれ以上の紅葉に出会うことないだろうと思う。 感動、感激

白骨温泉の露天風呂。   曲がりくねった通路を案内板のとおりに進んだら、乳白色の湯で相当に深い湯船に出る。 湯の中を更に進み大きな岩を回り込むと目の前に現れた光景に慌てる。なんと混浴。 しかも20代、30代女性が数人、湯につかっている。 湯の色と深さで、件の女性の肩から下は全く見えない。 勇気あるねと話しかけたら、「これよ」と言って立ち上がる。 例のTVの旅番組でお目にかかる大きなタオルで身体をすっぽり包んでいた。 貸してくれるのだそうだ。納得。 内湯は適温だが、露天は少々ぬるかった。

 

 

Pa313775 高瀬川渓谷葛温泉付近

コメント