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いのちの電話 つながらない  メール(インターネット)相談の状況

2014-07-10 00:29:00 | ブログ

いのちの電話連盟事業報告(2013年)より

http://www.find-j.jp/images/pdf/toukei/data_2013all.pdf

全国のセンターでは2013年度に合計756,537件の電話を受信しています。

2,073件/1日受けていることになります。相談員数は7,000人と報告されていますので、108件/1人受けていることになります。東京いのちの電話の事業報告に、平均通話時間は32.0分/1件と報告されています。全国の平均通話時間のデータがないので、東京の平均通話時間32.0分を利用すると、通話時間だけで32分×108件=3,458分/1人 57時間38分/1人になりました。合計の通話時間は40万時間になります。

Web検索すると、いのちの電話につながらないとの苦情や、つながらないことで、いのちの電話にまでも見放されたとの思いをしたとの苦しい気持ちも寄せられています。

フリーダイヤルでの受信率(かけた電話の内、通話できた割合)は4.0%との報告があります。過去に京都、埼玉での受信率は、その4.0%より低い値が報告されていました。仮に2~3%と仮定すると、40回かけて1回つながる計算になります。

それだけ多くの人がいのちの電話に電話されているとのことになります。

いのちの電話は相談員はボランティア、活動資金のほとんどが寄付と聞いています。つながりやすい電話にするためには、いのちの電話自身での取り組みと合わせて、多くの方の支援(相談員とお金)が必要なのでしょう。

東京いのちの電話の事業報告(2013年)より

http://www.indt.jp/about/report2013_3.pdf

メール(インターネット)相談の報告がされています。

メール相談利用者は女性が6割以上(電話では女性は49.9%)、10代~30代の若年層が約74%とのことです。

若い人、女性は電話よりもメールが気持ちを伝えることができやすいのでしょう。

メール相談実施は、盛岡、仙台、奈良、愛媛、福岡、東京の6センターで3,274件の相談に応じたとのことです。電話はつながらなくてもずっとかけ続けないとつながらないですが、メール相談は、受け付けているか受け付けていないかを見るだけで確認ができます。これまで何度か見た感覚では4回/10回中は相談を受け付けているように思います。

埼玉いのちの電話が5月からメール相談を開始したようで、メール相談実施センターに埼玉が追加されていました。いのちの電話は全国で49センターありますが、メール相談を実施しているのは7センターだけのようです(千葉いのちの電話のWebサイトにもメール相談がありますが、独自にされているようです)。多くのセンターがメール相談を実施されることを願います。

東京いのちの電話の事業報告に電話とメールの利用者の年代別割合が比較されていましたが、30代まではメール、40代以降になると電話が多い結果になっています。

マンガは小中学生の読み物と思っていましたが、マンガで育った人々は大きくなってもマンガを読み続ける人が増えています。電車の中で日経新聞ではなく、マンガを見ている会社員が増えました。同様に、メールで慣れ親しんで電話を利用しなくなった若い人は歳を重ねても電話よりもメールを活用するように思います。電話は電話の良さがあり、決して無くなることはないと思いますが、メールの利用はさらに増えて行くものと思います。

電話の良さは声を聴くことができる、タイムリーなコミュニケーションができるなど多くのメリットがあります。一方電話は電話料金がかさむとの大きなデメリットもあります。今急速に利用者が増えているLineはメールも電話も無料です。Lineの会話を使ったいのちの電話も将来検討の価値があるのではないかと思います。


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