幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「ヒトの評価で自分の価値を決めていたら、一生、つらいよ」  ”ゲシュタルトの祈り”

2019-12-15 15:36:45 | 社会
https://note.com/satonao310/n/n78be78da115b?fbclid=IwAR3rc3OqRGy-vLhWrrmBSaZNZ79oyRQeTmZfDwH_RIsbt4d796SpggihPD0 さとなお(佐藤尚之) 2019/12/13 明日の言葉(その23)
いままで生きてきて、自分の刺激としたり糧としたりしてきた言葉があります。それを少しずつ紹介していきます。

くわしくは書けないのでかなりフェイク気味にぼやかすが、ボクの知り合いにちょっと有名だった人がいる。
ずいぶん年上の方で、10年くらい前まではわりと世間に知られた人だった。
ボクはある会合で彼とテーブルが一緒になり、なんとなく流れで二軒目にご一緒したことで仲良くなった。
彼とは利害関係はなかったが、それも理由のひとつなのだろう、それからは何かと可愛がってもらっていた。

彼はサラリーマン人生を上りつめ、会社をいくつか経営するようになった他、メディアにもよく取り上げられコメントしたりしていた。

ニュースなんかにも出ていたので、そこそこ顔も知られていた。
仕事の本もいくつか執筆した。
遊びの方も活発で、現役時代は銀座でブイブイいわせていた。

そして会社を引退し、悠々自適な生活に移った。

うーむ、絵に描いたような人生の成功者だ。
そう思いません?

成功した余裕からだろう、いつも泰然自若としていたし、若手に好かれてもいた。

でも、引退してから彼は豹変したのである。
銀座に行っても昔みたいに迎えてくれないと文句を言う(あんなに贔屓にしてやったのに!)。
元部下たちが遊びに来ないと不満を言う(あんなに引き立ててやったのに!)。
会社の経営に無理矢理口を出す(なんでオレに聞きに来ないんだ!)。
年賀状が来る数が減ったと愚痴を言う(みんな手のひら返しやがって!)。本が数千部しか売れないと泣き言を言う(オレってもっと人気があったよな! なぁ、そうだよな!)。

友人たち(ボク含む)はだんだん彼の愚痴攻撃の被害を受けるようになった。
最初は寂しいんだろうと相手をしていたがそのうち持て余すようになった。
あんなにみんなの憧れの的だったのに、いったいどうしちゃったのだろう・・・。


ある日、共通の友人(女性)と「困ったねぇ」とメールでやりとりしているとき、その友人がこう書いてきた。
「人の評価で自分の価値を決めていたら、一生、つらいよ」

話の前後がわかりにくいのでもう少し長く引用しよう。
かなり手厳しいんだけどw

人気がどうの、昔がどうのとか言ってるうちは、彼にやすらぎの日々はおとずれないね(笑)。
もうこのへんで、そういうのを超越したところに行ってほしい。
今まで持っていたものが全部手からすりぬけてなくなっていく気持ちがするんだろうな。そんなもの、本当に持っていたのかどうかも、大切なのかどうかもわからないのに。
人の評価で自分の価値を決めていたら、一生、つらいよ。
ま、もともと人の評価で自分の価値が決まるサラリーマンだったから仕方ないけどさ。


うーん、いま読み返してもやっぱり手厳しいw
彼女はそうやってバッサリ斬るところがあった。
それが魅力で彼との飲み会にもよく呼ばれてたんだった。

・・・でも。そうなんだよな。
彼は、「人気」「人の評価」「世間の評判」などという、自分でコントロールできないものに価値を置いて生きてきちゃったのかもしれない。
だから、それらを失い始めたことで、自分の存在価値までもが揺らいでしまっているのだ。

サラリーマンの話もよくわかる。
ボクも長くサラリーマンをやったから(25年もやった)。

そう、サラリーマンは日々「人の評価」にさらされている。それを気にして生きている。それによって給料が決まるんだから仕方ない。
でも、それに汲々として過ごしているうちに、いつの間にか「人の評価で自分の価値を決める」ような生き方になってしまってはいないだろうか。
サラリーマンに限らない。
自営業やフリーランスやタレントなんかでも同じかもしれない。
「人の評価で自分の価値が決まる世界」に生きている人たちは、そういう生活を何十年とすることで、「人の評価で自分の価値を決める」ようになってしまいがちだ。
それは引退後の彼の乱れ方で、実感をもってよくわかった。

ちなみに、彼のその後だけど。
数年はかかったが、今はかなり落ち着いている。

「こういうもんだ」と諦めたのかもしれない。あんまり愚痴も言わなくなった。現役時代の楽しい彼に戻った。
ただ、現役時代に彼をチヤホヤしていた人たちとは一人もつきあっていないそうである。全然誰も寄ってこないそうだ。
フラットな関係だったボクたち数人が、彼の数少ない友人として結局残った。
そのこともとても象徴的だなぁ、と思う。


同じような文脈の話を以下にも書いています。
よかったらどぞ。

感想
退職するまでは、製薬企業の品質保証部長をしていました。
品質に関しては、私が決裁していましたので、関係者は私に気を使っていたと思います。
退職すると、前の会社の気を使っていた人は私の肩書だったのだと思います。
こちらからメールしても返信を下さらない人もいました。
でも、返信してくださる人もいました。

返信くださるのはありがたいとの気持ちを持つことなのでしょう。
決して「なぜ返信してくれないのだろう? 現役の時にかなり面倒を見たのに・・・」と思わないことですね。

人は他人の目を気にしています。
多少気にすることは必要ですが、それが過ぎると自分が自分でなくなってしまいます。

人はいろいろ言います。しかし、私の人生に責任を取られません。
私の人生の責任は私が取ります。
周りの目よりも自分の心の目を大切にしていくことなのでしょう。

http://inorinohinshitu.sakura.ne.jp/care31.html
「ゲシュタルトの祈り」 フレデリック・パールズ

英語;
I do my thing, and you do your thing.
I am not in this world to live up to your expectations,
And you are not in this world to live up to mine.
You are you, and I am I, and if by the chance we find each other, it’s beautiful.
If not, it can’t be helped.

私の訳;
私は私の信じることをします。
貴方は貴方が信じることをします。
私は貴方が私に期待することをするために生きているのではありません。
貴方は私が貴方に期待することをするために生きているのではありません。
貴方は貴方であり、私は私です。
もし出逢い、縁があればそれはとても人生において美しいことです。
でも、縁がなければそれはそれでよいことです。

それまでは、周りの目をとても気にしていました。
自分が信じることをやれば善いのだと受け取りました。
自分が信じることが周りの人の幸せになると信じることをすれば良いのだと理解しました。
ロゴセラピーで言う自分の”良心”に従って生きて行く。

「ぼくは愛を証明しようと思う」藤沢数希著 ”心理学の手法を使ったナンパ術、恋愛工学”

2019-12-15 10:15:55 | 本の紹介
・恋愛工学
 数々の恋愛テクノロジー

・タイムコンストレイントメソッド(時間制限法)
 「女に話しかけるときに、嘘でもいいから、『これからちょっと用事があって20分しかないんだけど』と言ったり、『5時から仕事があって、もう行かないといけないんだけど』と言ったりして、こっちが立ち去る時間をなるべく早く知らせるんだ。つまり、これからはじまる会話にこちらから時間制限をつける」

・間接法と直接法
 「こちらのセクシャルな意図を見せて話しかけるかどうかだ。道を聞いたり、こちらの性的な意図を隠して、別件で話しかけるのが間接法。『かわいいね』のように最初から男女の仲になる意図があることを示して声をかけるのが直接法だ」「道を聞くというのは、間接法の中でも最も間接的な声のかけ方だ。それゆえに無視される確率が一番低い」「オープナーが間接法に基づいていようと、直接法に基づいていようと、最終的には男女の仲になりたいという意図を示す必要がある」

・「写真オープナー」
 携帯で写真を撮り合っているいる二人組を見つけた。
 「よかったら、写真撮りましょうか?」
 「あっ、本当ですか?」
 「ふたりはどこから来たのですか?」

・「返報性の原理」
 「人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければいけないという感情を抱く」

・ダブルバインド
 「本当に今度、デパートに行こうと思ってる。いいよね? もし困るんだったら、お茶かディナーでもいいけど、どうする?」
つまり、どうこたえても、また会うということにしかならない問いになっているのだ。

・モテスパイラル現象。
 他の女にモテている男がモテる。

・非モテコミット
 「あなたを愛している、僕にはあなたしかいないんだ、みたいな一途な想いや行動は、すべて裏目に出るってことですか?」

・スタティスカル・アービトラージ戦略
「これだけたくさんの女に同時にアプローチすれば、少なくともひとりと上手くいく確率は、かなりあるということだ」

・ラポール(信頼関係)を築くことだ。

・心理学の強力なテクニック
1)ペーシング 相手の話すスピードに合わせる
2)ミラーリング 相手の動作を鏡のように真似る
3)バックトラック 相手の言葉を繰り返す
4)イエスセット イエスで答えられる質問を重ねる

・成功=ヒットレシオ×試行回数

・セックストリガー理論
 女は好きな男とセックスするのではなく、セックスした男を好きになる。

・俺たち自身が商品だ。ときには売らないという選択をしなけれいけないときだってある。絶対に自分を安売りしない。

・恋愛工学の目標は、セックスではなく女に喜んで貰うこと。そして、抱かれたいと思ってもらうこと。自分がいい気分になるためではなく、みんなをいい気分にするために街に出なければいけないこと。僕たち自身が商品で、それを選ぶのは女あということ。僕たちは決して選べない。彼女たちに、僕のことを好きになるチャンスを与えるだけ。

・フレグランスルーティーン
「いい匂いだね。シャンプーの香り?」
僕は一瞬の隙を突いて、彼女の唇を奪った。

・ACSモデル
Aフェーズ Atraction魅力 もっと知りたい、また会いたいと思わせる場面
Bフェーズ Comfort-Buildingなごみ 心地よい信頼関係を作り上げる
Sフェーズ Seduction性的誘惑 相手の女を発情させる

・ボーイフレンドクラッシャー
 過去のボーイフレンドをぶつけて、現在のボーイフレンドを粉砕させる。

・女は、セックスする前、恐怖と不安を感じる。すぐに寝る軽い女だと思われる恐怖。セックスしたあとに、男が去ってしまうんじゃないか、という恐怖。女がセックスに対して抱いているこうした恐怖や不安を取り除く、内に秘められた欲望を解き放つ。女を家やホテルに誘うときは、適切な言い訳を用意してやる必要がある。

感想
これは恋愛だけでなく、人とのコミュニケーションを良くする方法でもあると思いました。

品物がある。
それをどうPRするか。
相手に買ってみたいと思わせるかどうか。

深夜TVで品物の評価レビューの点数評価。
それを判断基準にして購入している人も多いと思います。
あのレビューが意図的に増やしたり、高得点にしている会社があるそうです。

あるいは、商売競争相手の商品評価を下げることも意図的にえいるそうです。
購入したら爆発したと書き込んだことで、アマゾンから発売停止にされてしまい被害を被ったそうです。
返品物は未開封だったそうです。

大切なことを相手を幸せにしたいとの気持ちがあるかどうかなのでしょう。
そして上手くその気持ちを伝えることができるかどうか。