ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2016/04/03 「アメリカン・スナイパー」

2016-04-03 00:00:00 | 日記
「アメリカン・スナイパー」

クリス・カイル スナイパー(ブラッドリー・クーパー)
タヤ クリスの妻(シエナ・ミラー)

 婚約者に浮気されたクリスは、30歳で新兵に応募する。
訓練を受ける中、飲み屋で知り合ったタヤと結婚。
だが、結婚式の最中に出動命令が出る。
 1回目出動。イラクに出動したクリスは、狙撃兵として海兵隊を援護する任務に。
手榴弾を持つ少年と母親を冷徹に射殺する。
その後も、次々と敵を見つけては始末し、「伝説」と呼ばれる存在となる。
 虐殺者と言う男を追う任務に就くが、敵狙撃兵の攻撃を受けて手が出せない。
 帰還したクリスはタヤの出産を見届けるが、
彼女は夫の心が戦地にある事を心配する。
 2回目出動。協力者から情報を得たクリスは再び虐殺者を追跡。
虐殺者を倒して退散する。
 帰還したクリスは、退役軍人にヒーローと呼ばれる様に。
娘を出産したタヤは、クリスの心がむしばまれていると言う。
 3回目出動。戦闘で戦友ビグルスが狙撃されて負傷。
さらにマークが射殺され、目の当たりにしたクリスはショックを受ける。
彼はビグルスに仇を討つと約束するが、彼も死んでしまう。
 4回目出動。クリスは、少年がバズーカを拾うのを発見するが、撃つのをためらう。
ビグルスを撃ったのは、ムスタファと言う狙撃手と判明。
ムスタファを2キロ先に発見したクリスは射殺。脱出して生還する。
 クリスは帰国するが、戦闘を引きずり、家庭生活になじめずにいた。
160人以上殺した彼は、それは悔やまないが、もっと味方を救いたかったと語る。
負傷した帰還兵に射撃を教える事で、平安を求める様に。
息子を狩りに連れていき、家族との時間も取り戻す。
ある日、元兵士の力になると出掛けたクリスは、
彼によって殺され、その葬儀は盛大に行われた。

 と言う訳で、クリント・イーストウッド監督による実在の狙撃兵を描いたドラマ。
ブラッドリー・クーパーは、勇んでイラク戦争に赴き、狙撃兵として凄腕を発揮。
だが、自身が家族を持ち、戦友が死ぬのに遭遇する内、ためらいを感じると言う訳。
ベトナムや湾岸戦争等で見たことある感は否めないが、
主人公の心理変化は比較的わかりやすい。
反戦的なテーマながら、主人公の葬儀が盛大に行われた光景が写され、
米国的には彼を英雄視してるあたりがかの国の病んだ面か。
エンドロールが無音なのも印象的だが、ちょっと長いかな。

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