ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

1992/05/04 「アイガー・サンクション」

1992-05-04 00:00:00 | 日記
アイガー・サンクション(75)

監督 クリント・イーストウッド

 大学で美術史を教えるヘムロック(クリント・イーストウッド)は、実は殺し屋で
スパイ組織のボス、ドラゴンに敵の殺し屋の処分を依頼される。
絵画を報酬に、1人を処分。続いて、もう1人の処分を頼まれる。
標的に殺されたのが、命の恩人アンリーと知り、仕事を引き受ける。
標的は足が不自由な山男で、4カ国の国際親善アイガー北壁登頂に参加するらしい。
独のフレイタック、仏のモンティ、オーストリアのマイヤーが参加。
標的がその中の誰かは不明だ。
米国代表と交代し、ヘムロックはベン(ジョージ・ケネディ)の登山学校へ。
旧友マイルズが、アンリー殺害に関わっていたと知り、砂漠の真ん中に置き去りに。
アイガーでは、天候の変化が予想されるため直ちに出発。
実は、盗まれたフィルムはニセ物で、暗殺は敵をだますための工作だった。
落石でモンティが宙づりに。引き上げるが、フェーン現象で壁面が凍結。翌朝死亡。
引き返す事となるが、マイヤーが滑り落ち、引っ張られフレイタックと転落。
ヘムロックも宙づりになる。ベンが山岳鉄道のトンネルから救出。
実はベンこそ標的だと判明。彼はマイルズに娘を麻薬から助けた借りができたのだ。
ドラゴンは標的は片づいたと認識。ヘムロックはベンを見逃す。

 というわけで、美術の講師が、殺し屋で登山家という、かなり変わった設定。
3人のうち誰かが殺し屋という設定は、ご都合主義。
3人を殺害するはずだが、結局、まったく手を下していないように思える。
登山シーンはちと退屈。変わった設定なのに、生かしきれていない。
ドラゴンが色素欠乏症とか、スパイものとしての色を出しすぎたのでは。

TV放送 92/04/26 10CH 01:10-03:05
コメント
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