ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2005/08/15 「 I am Sam アイ・アム・サム」

2005-08-15 00:00:00 | 日記
I am Sam アイ・アム・サム(2001年アメリカ)

 喫茶店で働く知的障害のサム(ショーン・ペン)は、
レベッカとの間にルーシーと言う娘をもうけるが、レベッカは姿を消してしまう。
そのため、外出恐怖症の女性アニーの協力を得て、1人で娘を育てる事に。
ルーシー(ダコタ・ファニング)は賢い子に成長。
彼女は父サムが7歳程度の知能と知り、彼よりも賢くなる事を恐れるが、
それを知った児童福祉局は、サムが父親として不的確と考えるように。
ルーシーは施設に預けられ、サムとの面会も制限されるように。
そのため弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)に相談。
最初は金にならない仕事を嫌がるが、他人への見栄で無料で引き受けるハメに。
サムがいい父親だと言う証言を集めるが、知的障害者ばかりで苦戦。
おまけにリタがサムを差別している事に気づき、サムはショックを受ける。
面会の日に、サムがルーシーと逃げ出し誘拐騒ぎに。
何とかアニーに証言させるが、検事は引きこもりである事を責める。
養育が可能だと証明するため、上司はコーヒー係に昇進させるが、仕事は大混乱。
結局養母ランディ(ローラ・ダーン)に引き取られる事に。
ルーシーは次第にランディにうち解け、ランディは養子縁組を計画。
サムはルーシーの近くに引っ越し、ルーシーは毎晩抜け出してサムと密会するように。
その様子を知ったランディは、ルーシーを一番愛しているのはサムだと証言。
再びサムとルーシーは元の鞘に戻るのであった。

 と言うわけで、また出た天才子役ダコタ・ファニングに舌を巻く一方で
いつもすさんだ役の多いショーン・ペンも、
今回はそんな事も忘れさせる迫真の演技で知的障害の主人公を演ずる。
その手の演技で演技派と言うのは抵抗があるのだが、これは認めざるを得ない。
物語はそんな父と、賢い娘の親子愛の話で、
まあラストは予想出来るので、ちょっとまだるこしい気もするが
2人の一途な生き方には感心させられる。

TV放送 2003/07/13 BS05 2000-2215
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする