ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2013/07/15 「アイアン・スカイ」

2013-07-15 00:00:00 | 日記
アイアン・スカイ(2012年フィンランド、独、オーストラリア)

ジェームズ・ワシントン 月ロケット乗員
サンダース 月ロケット船長
レナーテ・リヒター ナチスの女教師
クラウス・アドラー准将 ナチス次期総統候補。レナーテの婚約者
コーツフライシュ ナチス総統
博士 レナーテの父
米大統領
ビビアン 米大統領の広報担当

 2018年。再選を目指す米大統領は、イメージ戦略として月ロケットを打上げる。
だが、乗員はそこでナチス残党による基地を発見。
船長は射殺され、船員のジェームスが捕われる。
ナチスの博士は、ジェームスが持っていたスマホに驚き、
大量にあれば宇宙船を起動可能と言う。
次期総裁候補クラウスは地球に関心を示し、
黒人のジェームスを注射で白人化し、案内させる事に。
博士の娘である女教師レナーテも同行。
彼女は世界平和のために来たと演説し、人々を熱狂させる。
用済みとされたジェームスに教えられ、
レナーテは月で学んだ知識が、事実と異なる事を知る。
総統を倒し、新総統に収まったクラウスは、宇宙船団でNYを攻撃。
各国は表向き廃棄したはずの宇宙船を繰り出し、ナチの船団を撃滅。
クラウスは地球を壊滅させる威力の大砲を用意。
かけつけたレナーテらがクラウスを倒し、地球側は勝利に沸く。
だが、月面に燃料問題を解決するヘリウム3が見つかり、各国が殺到。
地球の各国に核ミサイルが投下されるのだった。

 と言うわけで、本作は月面にナチスの基地があったと言う話。
ナチスがまだ存続しているとか、月面にソ連の基地があるとか、
その手の都市伝説的な話は数多くあったので、
今さらそれを映画化するなんて時代錯誤感あり。
そんな訳だから、大まじめな映画ではなく、パロディ風の描き方。
米大統領や各国の対応を滑稽に描くと言う代物。
ナチスを滑稽に描く描写もあるが、
現代のどこかの国を批判するような目的ではなさそう。
やや古くさい発想を、今風の特撮で映画化する着想は嫌いじゃないけど、
物語の展開は割に当たり前な感じ。
ヒロインであるナチスの女教師はちょっと魅力的。

TV放送 2013/07/07 WOWOW 1030-1202
コメント
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