えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

メシエマラソンのまね事をやってみた

2024-04-21 13:47:37 | 写真

おこの時期宵の南の空には代表的な春の星座であるしし座やおとめ座が眼前にドーンと見え

ています、この春の星座エリアには明るいのから暗いのまで銀河系外星雲が数多く見るこ

とが出来て星図で見ると星雲の記号がびっしりと描かれています、更に北に目を向けると

おおくま座辺りにも明るめの星雲が多くあり一晩に星雲星団を一気見しやすいエリアが一

晩中見えている季節になります、そんな春の新月に近い夜にメシエナンバーの付いた星雲

星団を一気見するメシエマラソンのまね事をしてみました

メシエ天体とは18世紀の彗星捜索者フランスの天文学者シャルル・メシエが彗星と区別

するため作成した星雲星団のカタログでM番号で表記される星雲星団のことです

メシアマラソンとはこのメシエ天体を一晩で何個見ることが出来るかのゲームをアメリカ

で始められてアマチュア天文家オクセンドル氏によって87年に日本の天文雑誌で紹介さ

れると日本でもちょっとしたブームとなりました、そのメシエ天体の星雲星団を一番効率

よく一筆書きの要領で順番に巡るのに最も条件が良い季節が春の春分の日前後の新月の頃

になると説いていました、当時の天文雑誌で良く話題になり観測レポートも結構ありまし

た、暗い星雲星団を見やすくするため少しでも大きな口径の20センチ30センチ級のド

ブソニアン望遠鏡が主流での低倍率での眼視で目を凝らして見るのですが一見簡単そうに

思える銀河星雲の導入がもともと暗いものが多く望遠鏡に付属した小さなファインダーで

周りの星の配列を手元の星図と照らし合わせる作業が非常に難しく似たような銀河が近く

に点在するような場所だと更に難しい眼視観測になりました

そんなメシエマラソンは自分の望遠鏡は写真専用みたいな使い方なので実施したことがな

く大口径の新機材を買ったら一度は挑戦してみたいと思い続けていました

そんな折、電視観望を目的とした天体の自動導入もできる最新機材の電視望遠鏡を友人が

購入したのでみんなでこれを使ってワイワイとメシエマラソンのまねごとをやってみよう

となりました

電視望遠鏡は最新デジタル技術によりGPSによる望遠鏡のセッティングから目的の天体

へ向けるのもスマホで指示すればその天体を視野真ん中へ自動で導入してくれますさらに

は暗い天体であってもスマホの操作でスタックすると淡い星雲を時間と共にどんどん浮か

び上がらせることが出来るという優れものです

自動導入がルールから外れるかもしれませんが今回はまね事という事で疑似的にメシエマ

ラソンのような電視観望会をしてみました

数多くのメシエ天体を見るには望遠鏡はなるべく空が暗く周りに障害物がない開けている

場所が理想です、今回も天体写真を本気モードで撮影するいつもの山の上の駐車場で陽が

沈むころに到着して準備開始しましたが雲が空のほとんど覆っていてどんどん流れていき

ます望遠鏡のセッティングもままならぬまま雲が切れるのを待つ間西の空に沈みかけてい

るポン・ブルックス彗星の写真を撮ろうとしてもなかなか見つけられないのと雲に阻まれ

満足な写真は撮れませんでした

ポン・ブルックス彗星

 

そんな状態で時間が進みすっかりと空も暗くなった頃に少しずつ晴れ間が見えてきてメシ

エマラソンを開始しました、既に時間は進んでいるので西の空低空のメシエ天体からとス

ケジュールしていましたが飛ばしてペルセウス座、カシオペア座、おおぐま座の順番で進

めました

撮影画像は今回は星雲星団を捉えたというエビデンスを残す目的のために短時間で処理し

て高画像よりも時間を優先して荒い画像でも良しとしました

 

M76 (ペルセウス座)惑星状星雲

 

M103(カシオペア座)開散星団

 

M81(おおくま座)渦巻銀河

 

M82(おおくま座)不規則銀河

 

北の空からいったん西の空へ大きく移動しましたがおうし座のM45プレアデス星団を見

落としてしまっていました(ただ対象が大きすぎ画面に入りきらないですが)

ぎょしゃ座にある散開星団は大きな対象なので双眼鏡で見るととても綺麗です

M38(ぎょしゃ座)散開星団

 

M36(ぎょしゃ座)散開星団

 

M37(ぎょしゃ座)散開星団

 

M35(ふたご座)散開星団

 

M1 カニ星雲(おうし座)超新星残骸

 

M65(しし座)渦巻銀河

 

M66(しし座)渦巻銀河

 

しし座の中心付近にトリオと言われる銀河があり2つはメシエ番号がありますが1つには

メシエ番号がなくNGC3628でハンバーガーのように見えます

NGC3628(しし座)非棒渦巻銀河

 

おおくま座のひしゃくの升の部分にある惑星状星雲で形がフクロウのように見え色も綺麗

です

M97 ふくろう星雲(おおくま座)惑星状星雲

 

M109(おおくま座)渦巻銀河

 

おおくま座の隣にあるりょうけん座の大型銀河です

M106(りょうけん座)渦巻銀河

 

M94(りょうけん座)渦巻銀河

 

ひまわり銀河との名称も付けられた銀河でひまわりの花の中の種状の粒粒が特徴です

M63 ひまわり銀河(りょうけん座)渦巻銀河

 

りょうけん座ですがおおくま座のすぐ近くにある大小の銀河が接近している子持ち銀河で

す銀河の中で一番写りが良く見栄えがあります

M51 子持ち銀河(りょうけん座)渦巻銀河

 

おおくま座にある大型の銀河ですが結構淡いので写真で浮かび上がらせるには露出時間を

掛けた方が良いです眼視では非常に淡いので見えにくいです

M101 回転花火銀河(おおくま座)渦巻銀河

 

M102 (りゅう座)レンズ状銀河

 

M3 (りょうけん座)球状星団

 

M53(りょうけん座)球状星団

 

銀河の中心部分にある暗黒星雲が黒眼のように見える銀河です

M64 黒眼銀河(かみのけ座)渦巻銀河

 

しし座とおとめ座の間にあるかみのけ座の銀河が集中するエリアにある大型のエッジオン

銀河でメシエ番号は付いていませんが大型の銀河なので順番に入れました

NGC4565 エッジオン銀河(かみのけ座)エッジオン銀河

 

このエリアは銀河が集中して同じような形の銀河が多いところなのでファインダーを覗き

ながらの手動での導入は非常難しいエリアですが流石最新電視望遠鏡の強みでなんの苦労

も無くスマホでピッとするだけで自動で視野の真ん中に入ってきて次々とメシエ天体を通

過していきます右の大きな銀河がM85、左の銀河がNGC4394です

M85(かみのけ座)レンズ状銀河

 

M100(かみのけ座)渦巻銀河

 

M99(かみのけ座)渦巻銀河

 

M98(かみのけ座)渦巻銀河

 

マルカリアン・チェーンと名付けられた銀河密集地帯にある銀河でチェーンのように連な

っていて写真でよく狙う対象です

M84(おとめ座)レンズ状銀河

 

大きな銀河がM86、上の小さな銀河はNGC4402、下右寄りガNGC4388

M86(おとめ座)レンズ状銀河

 

 

日本の学者チームが始めてブラックホールを撮影したという銀河

M87(おとめ座)楕円銀河

 

M88(かみのけ座)渦巻銀河

 

M91という番号が振られていますが当初カタログの座標が不正確だったため不明天体で

したが後にこの銀河であろうと言われています

M91(かみのけ座)渦巻銀河

 

M90(おとめ座)渦巻銀河

 

M89(おとめ座)楕円銀河

 

M58(おとめ座)渦巻銀河

 

M59(おとめ座)楕円銀河

 

南の低空に晴れ間出たので銀河集中エリアからいったん南の空に切り替えます

南の空には一風変わった形の銀河があって銀河を横から見た姿なのですがぼんやりした中

心のハローとエッジの暗黒星雲の組み合わせでソンブレロの帽子に見える銀河です

M104 ソンブレロ銀河(おとめ座)楕円銀河

 

またまた寄り道ですこの近くには変わった銀河が何個かあり折角ので巡りました二つの小

さな渦巻銀河が接近してお互いが絡み合っています

NGC4038 アンテナ銀河(からす座)渦巻銀河

 

M68(うみへび座)球状星団

 

南の低空に見える大型のフェイスオン渦巻銀河です

M83 フェイスオン銀河(うみへび座)渦巻銀河

 

低空にはこれも変わった形の特徴ある電波銀河です

NGC5128 電波銀河(ケンタウルス座)電波銀河

 

その更に低空ぎりぎりに全天位一大きなオメガ星団が見えてきます、低空すぎてフランス

のメシエでは地平線以下だったため見る事が出来ずこれだけ大きく明るい球状星団なのに

ナンバーは付いていません

日本からは低空のため黄色味を帯びて見えますがぐっと南のグアム島で見たときは高度は

凄く高くて真っ白で非常に細かいキラキラ輝く真珠の塊に見えとてもとても綺麗でしたあ

の美しさは一生忘れません

オメガ星団

 

春の星座からエリアは夏の星座に入り込んできます、M5は中学生のころに何気なく彗星

捜索のまねで望遠鏡を覗きながら水平方向に振って流していると突然に大きな星の塊が入

って来て彗星か?ってドキドキした思い出があります、まさかこんな大きな明るい星が誰

も見つけられず野放しなるはずも無いですが

M5(へび座)球状星団

 

北天でもっとも有名な球状星団で誰でも必ず一度望遠鏡を向けてみる対象です

M13(ヘルクレス座)球状星団

 

M13と対で有名な球状星団です

M92(ヘルクレス座)球状星団

 

いよいよ夏の天の川エリアに入ります

M57 リング状星雲(こと座)惑星状星雲

 

惑星状星雲で一番カラフルできれいな星雲です

M27 あれい星雲(こぎつね座)惑星状星雲

 

M4 (さそり座)球状星団

 

このあたりで再び雲が広がって来て満足いく観測が出来なくなったので早いですが終了と

しました、開始20時20分、終了深夜2時(26時)の5時間40分の間の観測したト

ータル数は 

メシエ天体は(メシエ全体数108個)   44個

NGC天体(メシエ番号が付かない)     5個

いう結果となりました

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かんむり座T星

2024-04-21 11:40:10 | 写真

4月の夜の東の空に姿を現して深夜になると頭上高く昇る春の星座から夏の星座へ変わる

エリアに小さな星座かんむり座があります。小さいと言っても大きくUの字の形をしてい

て星座の形が非常に分かりやすく簡単に見つけることが出来る星座です

そんなかんむり座ですがここ最近ちょっとした話題がネットに流れていますかんむり座に

T星と言う番号が振られている再帰新星があって80年振りに新星爆発する兆候が現れて

いるというのです過去には1866年と1946年に爆発が観測されていて平常10等級

の星がわずか1日の間に10等級から2等級に急増光するというのですその後1ケ月から

2ケ月かけてゆっくりゆっくりと減光して元に戻るのですが増光を始めると直ぐに最大光

度に達するので見逃してしまいそうで晴れているときはなるべく監視しておきたいもので

かんむり座には他にかんむり座R星という爆発型変光星があってかんむり座R型変光星と

して大変有名な変光星があります不定期に突然通常6等級から15等級まで急速に減光す

る変光星でT星と逆の変光する星です現在はどちらの変光星も通常の光度のようでした

写真ではより明るいR星ははっきりとより暗いT星はぎりぎり小さく写っています

 

2024/4/5 23h54m32s

NikonZ6 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(135mm) 

90s×4フレーム 絞りf4.0 ISO3200

 

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天体写真をカラーフィルムで撮影

2024-04-19 15:14:47 | 写真

もう20年振りになるでしょうか久々にカラーフィルムで天体写真を撮ってみました

デジタルカメラに移行するのが少し遅かったというか天体写真に関してはフィルムに拘って

いて一途にフィルムを使っていました当時はまだまだデジタルカメラによる天体写真に満足

していなかったというか本格的に撮影するためのデジタル一眼を買おうにも大変高額で手を

出しにくかったです

フィルムの装着からピント合わせそして露出時間の決定等非常に細かなフィルムによる撮影

手順を自分なりに確立していたので形を変えるのが怖かった事もありました

さて久々にフィルムを装着してカメラを三脚に固定しての固定撮影ですが当時の固定撮影の

常識であるレリーズケーブル使用は当たり前ですがシャッターを切った時にほんの僅かなカ

メラの振動で星の軌跡の線がギザギザにブレると言われていました、その対策としてシャッ

ターを押す前にレンズの前に黒い物を被せてから切ってシャッター幕が開いてから覆いを外

すシャッターを閉じるときはその逆の手順をするという当時は当たり前にやっていた動作で

す昔を思い出し懐かしさが沸いてきます

撮影終了後フィルム巻き戻して蓋を開けてみるとフィルムの遮光毛羽とでも言うのか剝がれ

ていて仕上がったネガを見るとゴミとして写っていました、こんなゴミ対策もフィルムなら

ではです

撮影後は現像ですが流石に現像器具も現像液もないのでキタムラに現像とCD書き込みを依

頼しました

フィルム代 コダックウルトラマックス36枚撮り 2,290円

現像とCD書き込み               1,630円

 

 

このプラスチックケースが大変役立ちするアイテムで望遠鏡のツアイスタイプのアイピース

がそのまま収まったり小銭を入れるコインケースやキャンプの時の調味料入れや小さな小物

入れ等々に使っていました

 

北斗七星

ネガを見ると露出不足で超アンダーな画像で寝ぼけたような真っ暗なはずですがCD書き

込み時に自動補正が効いたのか非常に明るくなっていましたのでレタッチソフトで思いっ

きり暗くしてこの写真です

2024/4/5

NikonF NIKKOR-S・C  55mm f/1.2 絞りf2.8 バルブ 約10分露出

Kodak UltraMax(ISO400)

三脚固定

 

南東に向けて昇り始めてきたさそり座の一等星アンタレス

2024/4/5

NikonF NIKKOR-S・C  55mm f/1.2 絞りf2.8 バルブ 約30分露出

Kodak UltraMax(ISO400)

三脚固定

 

この写真以外は残念ながら薄雲で星が良く写っていなかったりほとんど写っていませんでし

たやっぱりフィルムによる星野写真は長時間露出による固定撮影が楽しいと思います

今後も出費は嵩みますがフィルムで星野写真を撮ってみたいと思います

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4月5日のポン・ブルックス彗星

2024-04-07 14:26:08 | 写真

再度4月5日にポン・ブルックス彗星の撮影で遠征しました

今回の場所は山口県内の瀬戸内沿岸の山の山頂付近です

西の空が開けているわけでは無かったのですが、彗星の撮影の後に真っ暗な空の下春の星

雲星団を順番に巡るメシエマラソンのまねごともしてしようと考えてここに決めました

新月前の4月上旬の晴れる日に当たりを付けてこの日としました天気予報では一晩中晴れ

るとの予報で準備万端出発しましたが途中一面の曇り空が少しずつ晴れ間が出てくるもう

っすらと薄曇りのままでスッキリしない空の状態、現地に到着後もポン・ブルックス彗星

の方向はひつじ雲がずっと流れ続け晴れ間が出ません、それでも晴れ間を待っている時間

が経過すればするほど彗星は西に沈んでしまうので写るか写らないかにかかわらず撮影開

始です

夕日が樹々の中で沈んでいきます

 

最初に画角の位置決めで撮ったのが一番彗星らしかった写真です

構図決めの一枚なので少し外れていてISOも高い設定ですのでザラついています

2024/04/05 19h52m11s

NikonD810A AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(200mm)

絞りf4.0 9.2s ISO8000 

スカイメモRで追尾

ステライメージで彗星基準メトカーフコンポジット合成

 

 

構図が決まってからの本撮影を始めるも雲がそれまで以上出初めてしまうし低い樹にも隠

れて満足な写真は撮れませんでした

 

2024/04/05 19h56m18s

NikonD810A AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(200mm)

絞りf4.0 30s×6 ISO1600 

スカイメモRで追尾

ステライメージでポジット合成

 

 

ポン・ブルックス彗星の撮影を終了してその後に空が充分に暗くなるのを待っていました

がどんどん空が雲に覆われてまともな星空は見えずの時間がしばらく続きました

暫くして少しの晴れ間が見え始めてきてからやっと望遠鏡でメシエマラソンを始めました

その模様やメシエマラソンで巡った星雲星団や撮影のデータは後日アップする予定です

そんなこんなでメシエマラソンもどきの星雲星団巡りが続いて深夜に南の空かなり低空の

ケンタウルス座に全天で最も大きな球状星団のオメガ星団が見え始めてきました、こんな

大きな星団なのになぜかメシエ番号が振られていませんメシエカタログを作製したシャル

ル・メシエも見えるはずですがフランスでは低空過ぎて見逃したのでしょうか

この星団は日本でも超低空に見えるためなかなか撮影できるチャンスはありませんこの日

はほんの少し薄い雲があって霞んでいて写真では若干黄色味を帯びていますが昔にオメガ

星団が高く見えるグアム島で見たときは真っ白くキラキラ輝く真珠の塊に見えた記憶があ

ります

画面中央やや下にある大きな塊がオメガ(ω)星団で画面上ギリギリに見えるのがケンタ

ウルス座A電波銀河NGC5128です、この電波銀河も特異な形状の大きな星雲で合わ

せてそれよりも30度北寄りにはソンブレロの帽子に似たM104ソンブレロ銀河もあっ

て見どころが多いです

 

2024/04/05 25h08m20s

NikonD810A AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(200mm)

絞りf4.0 90s×9 ISO3200 

スカイメモRで追尾

 

東寄りの空を見るとの南の空へ向かって昇って来るさそり座が見えます

さそり座は夏の星座の代表格でさそりの心臓になる赤く見える赤色超巨星アンタレスがあ

ります、以前コメットハンターの関勉さん著書の本の中で戦時中に低空にあるアンタレス

の赤い光が山の頂上と重なって誰かスパイか何かが山の頂上で火を燃やしてアメリカの飛

行機に知らせていたと勘違いして山狩りをしたという逸話が書かれていました

南中前にさそり座頭部を102mmで切り取った写真です、この夜は薄い雲があったせい

で明るい星が滲んでしまいましたが都合よくソフトフォーカスフィルターをかけたような

効果が出ました、このエリアは赤いアンタレスやその他の青い星、赤色や青色、オレンジ

色、黄色の星雲のいろいろな色が混ざり合ってとてもカラフルでカラフルタウンとも言わ

れています

 

2024/04/05 24h34m55s

NikonD810A AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(102mm)

絞りf4.0 90s×13 ISO3200 

スカイメモRで追尾

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4月1日のポン・ブルックス彗星

2024-04-02 16:08:27 | 写真

4月1日のポン・ブルックス彗星です

春の菜種梅雨による雨が続いてからの春の到来を告げるような雷雨もあったりと冷え込ん

だり暖かくなったり天気が良く変わります

折角ポン・ブルックス彗星がどんどんと太陽に近づいてきて絶好の撮影のチャンス到来で

すっきりした空を待ち望んでいた後にやっと全国的に快晴に日がやってきました、前日ま

で黄砂やPM2.5の到来があったもののまさに撮影日和のスッキリした青い空がやって

きました

今ポン・ブルックス彗星は太陽に接近中のためどんどん高度が低くなってきていますので

低空まで透明度があるスッキリした空が理想で水平線や地平線までの低空まで見渡せるよ

うな場所もそうそうありません、ましてや機材を設置する場所や空も暗くて周りに街灯も

無いような場所だとまず無いです、そんな条件の中前々回に撮影に出向いた秋吉台は理想

でした

でも遠いのでこの日は前回撮影にトライした場所と同じ野呂山に決めて前回のような望遠

鏡の三脚を忘れるようなケアレスミスをしないようにしっかりと準備をして出発しました

日没前に到着して日が沈んでだんだん暗くなり始めてきたころに望遠鏡を設置完了、先週

はまだ寒くて誰も居ない状態だったので今回もと思っていたら星が出始めてくると近くの

施設からどっと人が出てきました青い作業服を着ていたので設備の改修でもしているのか

と思ったらやけに大勢の人、ざっと4~50人います、恐らく4月1日という事で新入社

員の入社式と研修兼ねてここの研修室に居たのでしょう食事で一斉に出てきたみたいでし

たその後また研修室の方向に向かう小グループも居たりとやる遅くまでワーキンググルー

プで頑張るのでしょうかね、通常消灯している水銀灯も煌々と照らされ周りはめちゃ明る

くなってしまいました、でももう時間も無いので移動ぜず撮影を開始しました

 

2024/4/1 19h45m36s

タカハシ FSQ106  D:106㎜ fl:530㎜ F5  三鷹光器GN170

NikonD810A 30秒×31 ISO500 フラットフレーム×6 ダークフレーム×7

ステライメージで彗星基準メトカーフコンポジット合成

画角の長編を天の赤緯に合わせる

撮影終わりころには立木が入り込んできました

 

2024/4/1 19h42m04s

NikonZ6 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(200mm) 

絞りf4.0 20s×40フレーム ISO400

ステライメージで彗星基準メトカーフコンポジット合成 トリミングしています

画角の長編を天の地平に合わせる

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