えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

EF200

2018-11-28 07:45:13 | ブログ
先日仕事での移動のためホームで電車を待っていたらゆっくりなスピードで
ホームを通過しようとするたった1両の貨物列車を見かけました。
どこかへ貨物を運んだ帰りなのか、それとも他の貨物ステーションへの
転属なのかは分かりませんが車体の汚れが酷かったのでよく覚えていました。
普通であれば晴れの日も雨の日も貨車を引っ張り走行による鉄粉とかの汚れが付くものですが
この車両はしばらく走行していなくてホコリを被ったようなそんな汚れでした。

後から知人に聞くとEF200系は引退が決まっているそうでした

もしかしてこのEF200-18は解体のため下関幡生へ移動していたのかも知れません。


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秋から冬の散光星雲

2018-11-03 15:29:51 | 写真
秋からの冬の星雲を一晩かかって撮りました
今回は赤いHα線(波長:656.28nm)の光に対して感度がある
NikonのD810Aでの撮影です
Hα線の光で輝く散光星雲を主に思いつく対象を次々と導入して撮影しました
27年前のタカハシのイプシロン160(口径160mm、焦点距離530mm)
ですがピントさえしっかり合わせれば大きくトリミングで拡大してもシャープな
写りです。



はくちょう座の一等星デネブのすぐ隣にある星雲で
その名の通り北アメリカです
右側の星雲はペリカン星雲とも言われてペリカンの姿に見えます

北アメリカ星雲 NGC7000
ペリカン星雲 IC5067

2018/10/13 20h48m30s
120秒×16フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成








秋の夜空にはアンドロメダの代星雲以外明るい星や星雲が少なくて寂しい空ですが
南の空にはこれまた大きなリング状のらせん星雲がぽつんとあります

らせん星雲 NGC7293

2018/10/13 22h34m45s
120秒×16フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成








カシオペア座とペルセウス座の間にあるxh二重星団の近くにある
大型の散光星雲で今から42年位前に天体用特殊フィルムである103aE
と今も使っている105mmで撮影したことがある対象です
別名ハート星雲ともいわれているようです

IC1805

2018/10/13 23h30m56s
120秒×16フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成







こちらは金魚のようにも見えるのですが一般的的では無いようです
IC1848

2018/10/13 23h24m28s
120秒×16フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成







ぎょしゃ座の中心にある大きな散光星雲です
星雲と星雲の間に青白い星と黄色い星が綺麗で右側のIC405の
明るい星の周りにも青白い星雲があって色のコントラストを添えています

IC405とIC410

2018/10/13 26h10m04s
120秒×8フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成








アメリカの西海岸カリフォルニアに似ていることから
カリフォルニア星雲の別名があります
赤い星雲ですが標準レンズでもカラーで写しやすくオリオン代星雲や
バラ星雲とともにフィルム時代からポピュラーな散光星雲です

カリフォルニア星雲 NGC1499








赤くバラの形で綺麗なバラ星雲です
この星雲は写真でしか写らないことはなく真っ暗な空では双眼鏡でも
目を凝らせば肉眼でもほんのり星雲が確認できます

バラ星雲 NGC2237

2018/10/13 26h31m54s
120秒×16フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成







オリオン座のベルトの三ツ星の一番左の星の傍にあり散光星雲の前の暗黒星雲が
馬の頭に見えるためのそう呼ばれている散光星雲です

馬頭星雲 IC434

2018/10/13 27h20m22s
120秒×9フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成







オリオン座の足部分にあるこれは非常に青白く淡く肉眼ではまず見ることは
見えない星雲です

魔女の横顔 IC2118

2018/10/13 27h44m23s
120秒×8フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成







朝方が近くなって最後の撮影対象はおおくま座にある大型の銀河系外星雲
M81M82です
春の系外星雲群の北の外れあたりの有名な二つの銀河系外星雲です
大きな星雲が典型的な形のM81 右側は二つの星雲が衝突中のM82です
左上の小さな星雲がNGC3077 左下の隅にあるのがNGC2976

M81 M82

2018/10/13 28h13m12s
120秒×10フレーム ISO3200
NikonD810A イプシロン160(D:160mm fl:530mm)
三鷹光機GN170で追尾 ステライメージ8で合成






M81M82を更にトリミングするとM82の真ん中が爆発している姿が見えます

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次の週も最高の日和でした

2018-11-03 12:21:43 | 写真
快晴の好天真っ青な空と空気の透明度、そして適度のそよ風と乾燥した空気で
夜露もほとんど無しそんな年に一度あるかないかの絶好の夜が二週続きました。
前の週の撮影で深夜の冷え込みが分かっていたのでダウンジャケットの防寒着だけでなく
寒さに強いハクキンカイロ三個体制、
更には保温水筒二つに弁当用の暖かいお茶と眠気覚しのカフェインの入った濃い紅茶を入れて持って行き
バッテリーも前回数多く撮影した事でバッテリー切れとなったので予備のバッテリーを
しっかり充電して準備万端のはずでした。

ところがなんと今回はポータブル赤道儀のスカイメモRを忘れた事に道中の半分辺りで
気付いてしまいました。機材を並べて準備して積み込んでいたのですが今回は荷物が少ないなあなんて
思っていたら大事なスカイメモRを忘れていました。
引き返すわけにもいかず仕方ないので追尾撮影はあきらめてカメラの感度を上げての
三脚固定で撮影とする事にスケジュール変更。

三脚固定の静止画像を連続で撮影して比較明合成するか、タイプラプス動画に合成するか
せっかく最高の天気なので前からやってみたかった
天体写真撮影の基本に帰っての高感度一発撮りをしてみる事にしました。

三脚固定での静止撮影はフィルム時代では天体写真の基本撮影技法で誰でも一番最初に挑戦する方法です
でも当時のフィルム感度が低かったため星を点像に写し止める為の短い露出時間では当然写りは悪く
数分以上5分や10分の間三脚固定で撮影したり長い場合は1時間とか北極星を周期星として
12時間と言うとんでもない時間をかけて星を軌跡として写しとめたものです。
どうしても星を点像にするには赤道儀に載せての撮影しかなかったのでした。

現在のような高感度デジカメが主流になり始めた頃はフィルム時代にはなかなか出来なかった
高感度による短時間露出にして簡単に星を点像に写す手法で撮影された写真が多く撮られていました
フィルム撮影時代を知っている世代としては静止撮影でここまで写るのかと一種の憧れ的な手法でした。
非常に簡単な簡易な方法で済むのでより綺麗な写真を撮ろうと3000m級の高い山へ登山して澄んだ空気で
撮った写真が良く天文雑誌に掲載されていました。
それまでのフィルム時代にはポータブル赤道儀といって大きな赤道儀を如何に極限まで小さく軽く改造して
背負って登山する記事や製品が溢れていたのに比べるとどんどんお手軽になったものでした。


今回はそんな三脚固定の短時間露出時間による星の動きを止めるそんな基本に帰っての撮影をして見ました。




まだ西の空高くに細い月が残っていて北東方角ですがこっちは柳井の明かりがちょっと強いですが
アンドロメダ大星雲もしっかり見えます

2018/10/13 18h51m09s 15秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(34mm)f4 ISO6400
三脚で固定






休憩所の建物に影が伸びている写真


2018/10/13 19h34m11s 10秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(34mm)f4 ISO6400
三脚で固定






月を画面から外しての写真ですが天の川もなかなか濃くて市街地よりも写りが良いです

2018/10/13 19h40m01s 15秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f4 ISO6400
三脚で固定







まだ月が西に残っている時の南の方角
飛行機が写っていますがこの時間帯一時期よりも少ない感じです

2018/10/13 19h38m31s 15秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f4 ISO6400
三脚で固定






深夜になるとつきの影響も無くなり暗い星もしっかりと写っっています
微妙に絞りを変えて撮影してみました
全体の空の濃さは現像でほぼ同じにしています
一枚撮りの写真ですがやり方次第で赤道儀による追尾撮影しなくても十分に
星は点像に写り天の川もしっかりと浮かび上がります。

2018/10/13 27h55m38s 20秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f4 ISO6400
三脚で固定






2018/10/13 27h58m30s 15秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f3.2 ISO6400
三脚で固定





2018/10/13 28h16m53s 20秒
NikonDf AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(24mm)f2.8 ISO6400
三脚で固定

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