えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

電視観望

2022-05-31 07:50:52 | 写真

今回導入したCMOSカメラはもちろん天体写真の撮影が目的で購入したものです

その他にも対象を導入するの役立つリアルタイムでパソコンに撮像中の画像が映し

出されます

この画像を画像処理ソフトウェアで淡い星雲を浮かび上がらせながらライブで画像

をスタックしながらどんどん浮かび上がらせることも可能になります

映し出しの初めのころは画も荒く薄っすらとしか見えないし星雲も時間の経過と

ともに段々と濃くなってきて滑らかになってきます

その様子を見ようと最初に明るく大きめのM51子持ち星雲に鏡筒を向けてみました

後から分かったのですが自動で画像が保存されていました

この保存された画像をステライメージで少しレベル調整した画像をアップします

アプリ設定を星雲が見えるようにゲインをHighにしているため荒いですが

その場で手軽に簡単に星雲が見えるとなるとこれからが楽しみです

どうしても銀河系外星雲は望遠鏡を通しても肉眼ではぼーっとしているだけで

その形がはっきりとは見えないですから

 

M51 子持ち星雲(りょうけん座)

 

 

 

M13 球状星団(ヘルクレス座)

 

 

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CMOSカメラによる試写

2022-05-29 06:20:06 | 写真

新しいCMOSカメラが手元に届いた日の夜は最高の快晴でしたので早速試写しました

接続リング等も同時に購入していましたので手順通りに取り付ければ簡単に接続完了

更に自宅の庭からでも気軽に星雲の撮影を想定したかったので「Quad BP Filter III」と

いう特殊なフィルターも同時に購入しました

このフィルターは散光星雲が発する赤い光のHα光と系外銀河の撮影に向いたOⅢ光の

二つの波長域のみを通す特殊なもので光害のあるところでの撮影でも星雲を浮かび

上がらせることが出来るフィルターです

この「Quad BP Filter III」フィルターと紫外と赤外の光をカットするIR/UVカット

フィルターも併用しました

CMOSカメラのセンサーは普通のデジ一眼と違い紫外と赤外の人間の目に見えない

領域まで感度があり望遠鏡はそこまで色消し設計を想定せず像が甘くなるといわれる

のでその外側をカットするフィルターです

結果からすると「Quad BP Filter III」フィルターは狭い領域のみの光を通すので露出時間

が伸びますが効果は絶大です、またセンサーサイズがフォーサーズなので35mm換算

で2倍となり530mmの2倍で1060mmとなり対象によっては特に大きく広がった

散光星雲でははみ出し気味で銀河系外星雲ではもう少し長くほしいですでも赤道儀やガイド

に注意が必要となります

今回はトリミングで4×3にするため極隅をトリミングしただけです

 

ファーストライトは系外銀河にしたかったけど我が家の庭からの狭い視界では無理で

球状星団のM13としました

設定も慣れていなくてモノクロでの撮影です

共通データ

望遠鏡 タカハシ FSQ106  D:106㎜ fl:530㎜ F5 

カメラ  ZWO ASI294MC Pro

Astro Capure Software    SharpCap4.0

画像処理Software   StellaImage9

 

 

M13 球状星団(ヘルクレス座)

2022/5/27 23h21m14s

Gain=300

露出時間 Exposure=24s×17

温度  Temperature=-11.1

IR/UVカットフィルター使用

 

 

M92 球状星団(ヘルクレス座)

2022/5/27 23h48m47s

Gain=300

露出時間 Exposure=30s×17

温度  Temperature=-14.8

IR/UVカットフィルター使用

 

 

モノクロ設定からカラー設定に変更です

M27 あれい状星雲(こぎつね座)

2022/5/27 24h36m36s

Gain=350

露出時間 Exposure=30s×40

温度  Temperature=-9.4

IR/UVカットフィルター使用

 

 

M57 リング状星雲(こと座)

2022/5/27 24h06m42s

Gain=300

露出時間 Exposure=30s×18

温度  Temperature=-15.4

IR/UVカットフィルター使用

 

 

ふと南の空を見るとさそり座のアンタレスが南中していて樹と建物の間ぎりぎりでした撮影してみました

採用した4フレーム以外には樹が写り込んでいました

 

アンタレスとM4球状星団(さそり座)

2022/5/27 25h20m30s

Gain=345

露出時間 Exposure=45s×4

温度  Temperature=-14.8

Quad BP Filter IIIフィルター使用

 

 

さてここからは本題である散光星雲の撮影です

もう少し露出を掛けたいです

網状星雲NGC6960(はくちょう座)

2022/5/27 25h53m38s

Gain=400

露出時間 Exposure=50s×32

温度  Temperature=-14.8

Quad BP Filter IIIフィルター使用

 

 

 

網状星雲NGC6992(はくちょう座)

2022/5/27 26h27m59s

Gain=400

露出時間 Exposure=50s×34

温度  Temperature=-14.8

Quad BP Filter IIIフィルター使用

 

 

 

北アメリカ星雲NGC7000(はくちょう座)

2022/5/27 27h10m35s

Gain=470

露出時間 Exposure=50s×32

温度  Temperature=-14.8

Quad BP Filter IIIフィルター使用

 

 

空が白み始めてきたので最後にQuad BP Filter IIIフィルターとIR/UVカットフィルター

に違いを試してみました条件が同じではないので比較できないかもしれませんが

少しでも効果が確認できると思います

元画像を見ても星雲の濃さが断然違っていることが確認できより暗い空であれば

更に効果が期待できます、通す光の量が少ないので露出時間が少々伸びてしまい

ますがこれからはどんどん使ってみたいです

 

北アメリカ星雲NGC7000(はくちょう座)

2022/5/27 27h44m35s

Gain=357

露出時間 Exposure=39s×4

温度  Temperature=-14.8

IR/UVカットフィルター使用

 

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CMOSカメラ

2022-05-28 19:05:27 | 趣味

天体写真専用の冷却CMOSカメラを購入しました

新機種が発売されるタイミングでたまに値下げすることがあるのでそれを待っていたら

5月の連休中に最近の円安で価格改正で値上げというニュース

急ぎ天文ショップへ問い合わせてなんとか滑り込みで旧価格で購入できました

いつかは電視観望を試したいと思っていたので電視観望と特殊フィルター併用による

自宅からの散光星雲の撮影を試してみたいです

今回購入したCMOSカメラは天体を撮影するためノイズを低減さるためにセンサーを

冷却するカメラでこれによりデジカメ一眼でいうISO感度であるゲインを上げても

熱ノイズを抑えることが出来ます

カラータイプとモノクロタイプがあって断然モノクロのほうが高性能で高精細なのですが

モノクロはLRGBフィルターで分割してパソコンで合成してカラー化しますが

工程がどんどん多くなって大変なのと電視観望にはカラーカメラのほうが使いやすい事で

ASI294MC Pro というカメラでセンサーサイズがフォーサーズサイズの物にしました

 

 

 

 

これまで惑星撮影用の小型のCMOSカメラのASI462MCを使っていたのですが

並べてみると冷却のため機構が内蔵されているので筐体は大きなっています

 

 

 

 

センサーもスマホ並みの1/2.8に比べてフォーサーズサイズは大きいです

 

 

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5月27日の太陽

2022-05-28 19:05:27 | 写真

大きめの黒点が見えていた太陽ですが自転により裏側に回ってしまい

小さな黒点はあるもののいつもののっぺらな太陽面が見えるだけの太陽

になっています

 

2022/5/27    10h44m44s

タカハシFC60 (D:60mm  fl:500mm)

Nikon1 シャッタースピード1/4000s ISO100

D4.0フィルター使用 トリミング有

 

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今日の太陽

2022-05-25 12:41:41 | 写真

今日の太陽です

これまで連続の快晴で撮影出来ましたがそろそろ天気も下り坂で明日は雨になる予報です

 

2022/5/25    12h12m31s

タカハシFC60 (D:60mm  fl:500mm)

Nikon1 シャッタースピード1/5000s ISO100

D4.0フィルター使用 トリミング有

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