前日の金曜日の夜は快晴で天体写真を撮るのに絶好の夜でした
でも土曜日の夜がもっと好条件になるだろうと準備のためしっかり睡眠をとりました
29日に体調をしっかりと整えて本当に久しぶりのいつもの場所へ撮影遠征しました
天気予報では快晴でも北東の風が6mから7mと若干強い予報が朝まで続く状態
まあ乾燥した空気と風で夜露の心配がない分良いかなと思っていましたが
望遠鏡による星雲星団の拡大撮影では時折腰かけていたキャンプ用チェアーが浮き
上がるかと思うような突風があったりで撮影後の写真をチェックすると星像にトゲの
ような線が出ていたりと風の影響をかなり受けていました
天気予報ではこれ以上崩れない1円天気と言っていたのに快晴でなく薄雲が時折流れたり
21時ころを中心にほぼ全面雲に覆われたりと雲一つない空を期待していたのに残念でした
薄い雲が流れた合間になんとか写真レンズで星座やこれから本番となるカノープスそして
望遠鏡によるプレアデス星団オリオン大星雲を何とか撮影してきました
星雲の写真は次回で紹介します
まずは細い月から
望遠鏡 タカハシ FSQ106 D:106㎜ fl:530㎜ F5
カメラ ZWO ASI462MC IR/UVカットフィルター使用
Astro Capure Software SharpCap4.0
Stacking Software AutoStakkert!3
wavelet Software Registax6.0
画像処理Software StellaImage9
西の空に沈む前の月齢3.9の月
2022/10/29 18h44m35s
Gain=100
露出時間 Exposure=3.1460ms
FrameCount=1017
3フレームをモザイク合成
10月末と言えば日本中がハロウィンで浮かれています
今年も10月末の週末という事で大さわぎのニュースも聞かれます
お隣の国では大惨事になったみたいです
他人事ではなく自分事としてしっかりと考える必要がありそうです
さて、そんな2015年10月31日のハロウィンの時に
直径600mの小惑星が月の1.27倍の距離まで超接近するニアミスがありました
この日もこの場所へ来て撮影しましたがこのような地球規模な一大イベントなので
誰かが来ているかなと思っていましたが結局誰一人も現れず朝までたった一人で撮影
しました
2015/10/31 22h23m10s
タカハシイプシロン160 (D:160mm fl:530mm F3.3)
NikonDf 60秒 ISO400
ノートリミング(反転)
人工衛星が画面全面を通り過ぎて真ん中の上右に2015TB145がわずか60秒で
これだけ移動しています
2015/10/31 22h29m20s
タカハシイプシロン160 (D:160mm fl:530mm F3.3)
NikonDf 60秒×3 ISO400
トリミング
2015/10/31 23h50m03s
タカハシイプシロン160 (D:160mm fl:530mm F3.3)
NikonDf 61秒 ISO400
ノートリミング(反転)