
(原題:Inception)
----クリストファー・ノーラン って
『ダークナイト』でブレイクした監督だよね。
レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演。
いったい、どんなお話ニャの?
「うん。
難しそうに見えて
意外やこれは簡単に説明できる。
ディカプリオ演じるコブは、
人の夢の中に侵入してそのアイデアを盗むという
違法行為によって生計を立てている。
その彼の唯一の願いは、離れて暮らす子供ふたりに会うこと。
ある理由から、彼は母国に帰ることができないんだ」
----ある理由って?
「それが、この映画のキーポイント。
それはあとで触れるとして、
コブは、ある犯罪によって指名手配を受けている。
そんな彼にある“新しい仕事”が舞い込んでくる。
それは、夢に忍び込み、
アイデアを“インセプション=植えつける”こと。
かくしてコブは、仲間を集めてこの不可能と思われる犯罪に挑む!」
----そのメンツのひとりが、渡辺謙?
「いや、彼は依頼人の方。
サイトーという役を演じているんだけど、
これが最初から最後まで出ずっぱり。
冒頭、浜辺に打ち上げられたコブが捕まえられ、
日本風のお城に連れて行かれる。
と、そこに100歳は優に超えたと思われるサイトーが…。
彼の口から洩れるのが
『お前とは、遠い昔、夢の中で会った気がする…』」
----おおっ。
「これでもう、つかみはOKだよね。
さて、本筋に戻って、この新しい仕事では
夢の階層の奥へ奥へと入っていくことが必要となる。
映画としては、ここが一番の山場なんだけど、
アクションを見せる方に流れていて、
タイムリミット・サスペンスもありながら、
あまりうまくいかされていない気がした。
夢自体も、シュールな表現が抑えられ
どちらかというとありきたりの感じだし…。
ぼくは、それに至る準備段階の方が好きだね。
なかでも夢の構築の仕方を
アリアドーネ(エレイン・ペイジ)に
教えるシーンとかはオモシロかったな。
ふたりの周りの世界が粉々に砕けたりとかね…。
あと、見どころは
さっきも言ったように渡辺謙。
英語も流暢だし、
存在感もキリアン・マーフィー、トム・ハーディはおろか、
ディカプリオと比べても見劣りしない。
ほんとうに堂々としている」
----あれっ。マリオン・コティヤールは?
「彼女はコブの亡くなった妻。
さっきの質問の答えがここに出てくるんだけど、
コブには妻殺しの容疑がかけられているんだ。
で、ここで気づいたんだけど、
ディカプリオの最近の3作は、
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『シャッター アイランド』、
そして本作『インセプション』と、
すべて悲劇の妻もの。
そのことをいち早く話したくって……」
---まあ、偶然だろうニャあ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「今日は尻切れトンボの話だニャ」
※エディット・ピアフも使われている度

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----クリストファー・ノーラン って
『ダークナイト』でブレイクした監督だよね。
レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演。
いったい、どんなお話ニャの?
「うん。
難しそうに見えて
意外やこれは簡単に説明できる。
ディカプリオ演じるコブは、
人の夢の中に侵入してそのアイデアを盗むという
違法行為によって生計を立てている。
その彼の唯一の願いは、離れて暮らす子供ふたりに会うこと。
ある理由から、彼は母国に帰ることができないんだ」
----ある理由って?
「それが、この映画のキーポイント。
それはあとで触れるとして、
コブは、ある犯罪によって指名手配を受けている。
そんな彼にある“新しい仕事”が舞い込んでくる。
それは、夢に忍び込み、
アイデアを“インセプション=植えつける”こと。
かくしてコブは、仲間を集めてこの不可能と思われる犯罪に挑む!」
----そのメンツのひとりが、渡辺謙?
「いや、彼は依頼人の方。
サイトーという役を演じているんだけど、
これが最初から最後まで出ずっぱり。
冒頭、浜辺に打ち上げられたコブが捕まえられ、
日本風のお城に連れて行かれる。
と、そこに100歳は優に超えたと思われるサイトーが…。
彼の口から洩れるのが
『お前とは、遠い昔、夢の中で会った気がする…』」
----おおっ。
「これでもう、つかみはOKだよね。
さて、本筋に戻って、この新しい仕事では
夢の階層の奥へ奥へと入っていくことが必要となる。
映画としては、ここが一番の山場なんだけど、
アクションを見せる方に流れていて、
タイムリミット・サスペンスもありながら、
あまりうまくいかされていない気がした。
夢自体も、シュールな表現が抑えられ
どちらかというとありきたりの感じだし…。
ぼくは、それに至る準備段階の方が好きだね。
なかでも夢の構築の仕方を
アリアドーネ(エレイン・ペイジ)に
教えるシーンとかはオモシロかったな。
ふたりの周りの世界が粉々に砕けたりとかね…。
あと、見どころは
さっきも言ったように渡辺謙。
英語も流暢だし、
存在感もキリアン・マーフィー、トム・ハーディはおろか、
ディカプリオと比べても見劣りしない。
ほんとうに堂々としている」
----あれっ。マリオン・コティヤールは?
「彼女はコブの亡くなった妻。
さっきの質問の答えがここに出てくるんだけど、
コブには妻殺しの容疑がかけられているんだ。
で、ここで気づいたんだけど、
ディカプリオの最近の3作は、
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『シャッター アイランド』、
そして本作『インセプション』と、
すべて悲劇の妻もの。
そのことをいち早く話したくって……」
---まあ、偶然だろうニャあ。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「今日は尻切れトンボの話だニャ」

※エディット・ピアフも使われている度



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※画像はオフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
シャッターアイランドのキャラとも弱冠かぶった気がします。
本作期待していたほどでは正直なかったけど、ノーラン監督やっぱりうまいですよね~。
挙げてらっしゃる3作品、結構好きだったりします。
本作、映像も凝ってたし、世界観が好きです。
ホントだ・・・お話は斬新なのに、どこかで観た気がしたのは、それだったかな(笑)
これまで、出てる俳優目当てに何度でも観に通った経験はあるけれど、
作品が面白くてもう1回観たいと思うのは、久しぶりな気がします。
ようやく最新作でTBできました。
これは面白かったです!
でも結構難しくて、こうして色々な方のレビューを読んでは、気が付くこともしばしば。
えいさんのレビューで、はっ!と思ったのは、最後のコマが倒れなかったようなかんじと、サイトーが言った「遠い昔に会ったような気がする」という言葉。
もしかして、コブも・・・
これも何か意味があるのかな?
デカプーとどっちが主役か?!ってくらいの存在感でした。
自分も途中で夢の中に入ってしまったけど、
もう2~3回見てみたい作品でした!
ディカプリオって、
ひとつのイメージが出来上がりつつある気がします。
そろそろ新しい彼を観たい気がします。
明日は、参加できず、残念です。
新しいメンバーは誰なんだろう?
この映画、いろんなところに
仕掛けが施されている気がします。
あのラストの解釈次第で、
すべて変わってくる。
この話全体が誰かの夢なのかも…?
興味の尽きない映画でした。
ね、どこかで観た感じでしょう?
本人がその観念から
逃れられないところも共通している。
偶然とはいえ、
とても興味深かったです。
まだ~むさんのレビューがたいそう興味深く、
いろいろツッコミさせていただきました。
映画って、いろんな観方があるから楽しいですよね。
この映画についてだけでも、
いろいろ語り合えそうなだけに、
明日は、とても残念です。