(原題:The Cali)
----『ザ・コール』って、
携帯電話を使ったスリラーでしょ。
今にも回線が切れるか切れないか…
そのサスペンスと誘拐をダブらせた映画って前にもなかったっけ?
「香港映画の『コネクテッド』のことだね。
その元となっているのはキム・ベイジンガー主演の『セルラー』。
ただ、この作品は
その形態がプリペイド式というところが新しい」
----普通の携帯とは、どう違うの?
「その携帯が使われている場所を探す、
いわゆるGPS機能が付いていないんだ。
そのため、せっかく911(日本の110番)に救助要請の電話がつながっても、
当人がいる場所が特定できない」
----ニャるほど。
そrは話がオモシロくなりそうだ。
「じゃあ、簡単に物語を…。
美少女ばかりを狙う残忍なシリアルキラー。
彼が今回誘拐したのは、
今しがた友だちと別れたばかりのケイシー(アビゲイル・ブレスリン)。
彼女は、その友だちが置き忘れていった携帯を持っていた。
移動中の車のトランクの中、
そのことに気づいたケイシーは911に助けを求めるが…」
----しかし、それがGPSのないプリペイド携帯だったというワケだニャ。
トランクの中だと、車の外は見えニャいし、
う~ん、これは厳しいニャあ。
「でしょ。
さあ、その絶体絶命の状況の中、
ケイシーはどのようにして自分の居場所を911に知らせるのか?
そのコンタクト方法を
あれこれ想像してから映画を観に行くのも楽しいかも…」
----ニャるほど。
あれ、いま映画の前半と言ったけど、
後半はどうニャるの?
「ベテラン・オペレーターのジョーダン(ハル・ベリー)が
このシリアルキラーの隠れ家に単身乗り込み、
ケイシーを救出しようとするんだ」
----あれれ。
ハル・ベリーがその役を演じているということは
女性だよね?
ニャんで、ひとりでそんな危ないことを?
「実は、
ジョーダンは、
少し前に自分の判断ミスで
ひとりの美少女の命を救い損ねている。
それが彼女の傷となり、今は一線を退いていたんだ。
ところが相手の受け答えから、
ジョーダンは、今回の犯人がそのときと同一犯ということに気づくんだ」
----ふむふむ。
いかにもハリウッド的だニャ。
「そう。
かつて致命的なミスを犯した男が
引退を余儀なくされたときと似たような状況に再び追い込まれ、
しかしそれを乗り越え、雄々しく復活を遂げる。
『クリフハンガー』『ホステージ』などで何度も語られてきた
このヒーロー設定が女性にも…ということだね。
正直、後半は描写もどぎつくて
ぼくは正視できなかったけど、
<痛み>に耐えうる人だったら
これはサスペンスとホラーの両方が楽しめる、
いわゆる一粒で二度おいしい作品となるだろうね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「犯人役のマイケル・エクランド、人気が出るかもニャ」
※監督は“不眠症”映画『マシニスト』のブラッド・アンダーソンだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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----『ザ・コール』って、
携帯電話を使ったスリラーでしょ。
今にも回線が切れるか切れないか…
そのサスペンスと誘拐をダブらせた映画って前にもなかったっけ?
「香港映画の『コネクテッド』のことだね。
その元となっているのはキム・ベイジンガー主演の『セルラー』。
ただ、この作品は
その形態がプリペイド式というところが新しい」
----普通の携帯とは、どう違うの?
「その携帯が使われている場所を探す、
いわゆるGPS機能が付いていないんだ。
そのため、せっかく911(日本の110番)に救助要請の電話がつながっても、
当人がいる場所が特定できない」
----ニャるほど。
そrは話がオモシロくなりそうだ。
「じゃあ、簡単に物語を…。
美少女ばかりを狙う残忍なシリアルキラー。
彼が今回誘拐したのは、
今しがた友だちと別れたばかりのケイシー(アビゲイル・ブレスリン)。
彼女は、その友だちが置き忘れていった携帯を持っていた。
移動中の車のトランクの中、
そのことに気づいたケイシーは911に助けを求めるが…」
----しかし、それがGPSのないプリペイド携帯だったというワケだニャ。
トランクの中だと、車の外は見えニャいし、
う~ん、これは厳しいニャあ。
「でしょ。
さあ、その絶体絶命の状況の中、
ケイシーはどのようにして自分の居場所を911に知らせるのか?
そのコンタクト方法を
あれこれ想像してから映画を観に行くのも楽しいかも…」
----ニャるほど。
あれ、いま映画の前半と言ったけど、
後半はどうニャるの?
「ベテラン・オペレーターのジョーダン(ハル・ベリー)が
このシリアルキラーの隠れ家に単身乗り込み、
ケイシーを救出しようとするんだ」
----あれれ。
ハル・ベリーがその役を演じているということは
女性だよね?
ニャんで、ひとりでそんな危ないことを?
「実は、
ジョーダンは、
少し前に自分の判断ミスで
ひとりの美少女の命を救い損ねている。
それが彼女の傷となり、今は一線を退いていたんだ。
ところが相手の受け答えから、
ジョーダンは、今回の犯人がそのときと同一犯ということに気づくんだ」
----ふむふむ。
いかにもハリウッド的だニャ。
「そう。
かつて致命的なミスを犯した男が
引退を余儀なくされたときと似たような状況に再び追い込まれ、
しかしそれを乗り越え、雄々しく復活を遂げる。
『クリフハンガー』『ホステージ』などで何度も語られてきた
このヒーロー設定が女性にも…ということだね。
正直、後半は描写もどぎつくて
ぼくは正視できなかったけど、
<痛み>に耐えうる人だったら
これはサスペンスとホラーの両方が楽しめる、
いわゆる一粒で二度おいしい作品となるだろうね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「犯人役のマイケル・エクランド、人気が出るかもニャ」
※監督は“不眠症”映画『マシニスト』のブラッド・アンダーソンだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
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あそこで終わっちゃうの? とか。
でも正統派の終わり方をしたら、いつもの誘拐映画と変わらないので、これはこれで面白味のある終わり方だと思いました。
この映画、車から降りてがちょっと…。
なんだか、ありきたりの“画”になっちゃったって感じ。
前半のまま突っ走ったら
『激突!』みたいな伝説が生まれたかもしれないのに…。
やはりそこまでの自信がなかったのかな?