京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

古代エジプト展

2017-06-02 08:53:15 | 日記
 古代エジプト展
            金澤 ひろあき
 自分を永遠にのこそうとする。
 それは人間が持ってしまったせつない願い。
  よき月夜スカラベの護符みどりいろ
         (スカラベはエジプトの甲虫)
  木棺に眼を描くミイラ鷹が神
  ロータスに黄泉から帰る夢を見る
         (ロータスは蓮花)
  秋晴れの青黄泉の色ミイラの面
 古代エジプト人がミイラを作るのは、永生と復活。
そして死後の魂の幸福。
 そういうことを考えていたからだそうだ。
 人間の考えることは、4000年前から、そう変わってはいない。