どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『仁和寺と御室派のみほとけ-天平の真言密教の名宝- <前期展示>@東京国立博物館』なのだ

2018年02月07日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ トーハク(東京国立博物館)で 3月11日まで開催している<仁和寺と御室派のみほとけ-天平の真言密教の名宝->を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

一般にわ 非公開の 仁和寺の観音堂の再現されているのだ


えこうが撮った写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
  

写真撮影OKって 知っていたから ぼくらわ 朝1で行って 第1会場を後回しにして 先にこっちから見たのだ

ほとんどの人が第1会場から見ているので 貸し切り状態でお写真を撮ったり 仏像を見れたのだ

中央に 千手観音菩薩 不動明王 降三世明王の三尊がいらして 左右に二十八部衆と 風神 雷神が鎮座していて 京都の三十三間堂にならっているそうなのだ

ぼくらが気になったのわ <風神>・<雷神>・<迦楼羅王>・<難陀龍王>なのだ

風神・雷神なのだ




ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
 

両方とも 目がギョロリとしているのだ

緑の風神わ キバがあったり 上唇もちょっと出ていて めくれているから 風神のお顔わ 猪がベースなのかも?って思ったし 赤い雷神に比べると ちょっとかわいい感じに思えたのだ


迦楼羅王なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)



難陀龍王なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)



奥の通路の壁も再現されているのだ



5章の展示していた<菩薩坐像>なのだ

乾漆製で 片足を下していて うっとりするくらい美しい坐像で ぼくらわ 拝見していて しなやかで 中性的って思ったのだ


一般にわ 非公開の 仁和寺の観音堂の再現を見れただけで すごく満足だったのだ

しかも お写真もOKって 太っ腹だと思うのだ

見る順番を気にしないで 朝1で見に行く方わ ぼくらみたいに 第2会場から見た方が 気兼ねなく 見れるし 空いている状態でお写真も撮れるので オススメだと思うのだ!!



ここから先わ えこうの感想を書くのだ

東京国立博物館 <仁和寺と御室派のみほとけ-天平の真言密教の名宝-> 3月11日(日)まで

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1868

公式サイト
http://ninnaji2018.com/

作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5335




展示構成

第1章 御室仁和寺の歴史

第2章 修法の世界

第3章 御室の宝蔵

第4章 仁和寺の江戸復興と観音堂

第5章 御室派のみほとけ

仏像、書、絵画など展示替えを含めて174点を展示しており、秘仏なども展示しています。


気になった作品

43.中御門天皇宸翰和歌懐紙 ※2月12日まで

和歌を散らして書いたそうですが、ひらがなが美しかった。


48.孔雀明王像 国宝 ※2月12日まで


解説には、こう書かれています。
『様々な厄災を払う密教の修法、孔雀経法の本尊画像。仁和寺では歴代門跡が孔雀経法を行なった。3つの顔に6つの手を持つ類例のない図様で現在作例に乏しい中国・北宋絵画としても重要な位置を占める。』

孔雀の羽と蓮華座が美しく、不思議な魅力がある。


66.虚空菩薩坐像 重要文化財 ※2月12日まで

虚空菩薩は、宇宙のすべてのものを内包し、無量の福徳と智慧を具える密教の菩薩だそうです。

記憶違いかもしれませんが、以前見たことがあるような・・・?


147.千手観音菩薩立像

148.降三世明王立像

149.不動明王立像

うまく撮れませんでしたが、千手観音菩薩の写真です。


NO.147~149の解説には、こう書かれています。
『仁和寺観音堂の本尊、二十八部衆像とあわせて、いずれも鎌倉時代を基調をとした正統的な作風を示し、江戸時代(17世紀前半)に観音堂が再建された当時の遺品と考えられる。作者は明らかではないが、幕府や朝廷の御用を担った七条仏師であろう。』

150.二十八部衆立像

151.風神・雷神立像

NO.147~151の写真です。


別角度のお写真も載せます。




NO.150とNO.151の解説には、こう書かれています。
『千手観音に従う28人の武将像。インド由来の神々を含み、これに風神雷神も加えられた。鎌倉時代(13世紀)に制作された妙法院三十三間堂の著名な像を忠実に模しており、重要な法会が観音堂にふさわしい姿といえる。』


154.阿弥陀如来坐像および両脇侍立像 国宝

阿弥陀様が、穏やかなお顔立ちで、ずっと拝見したくなりました・・・。


158.菩薩坐像

解説には、こう書かれています。
『近年、発見され話題となった乾漆製の菩薩坐像。片足を下す菩薩像は脇侍であることが多いため、もと三尊像を構成した可能性がある。明治頃には、現在地に伝わることが、本来は奈良周辺で制作されたものだろう。』


162.馬頭観音菩薩立像 重要文化財


迫力ある馬頭観音様で、慶派によるものだそうです。


164.五智如来坐像 重要文化財


大日如来を中心に、四方を司る宝生如来、阿閦(あしゅく)如来、阿弥陀如来、不空成就(ふくうじょうじゅ)如来と一緒に配置されている。

皆お顔がぷっくりとされており、お優しそうで、光背の透かし彫りと照明で照らされたその影が美しかった。


166.十一面観音菩薩立像 国宝


榧(かや)材による一木造りの檀像で流麗で美しく、特に後ろ姿がすごく良い。この画像よりも、展示されている状態では、もっとお優しい表情をしておられてと思う。


168.如意輪観音菩薩坐像 重要文化財


仏さまにこんな言葉を使ったら罰があたりそうだけど、少し気怠そうな表情をされているような・・・?


170.千手観音菩薩坐像 重要文化財

解説には、こう書かれています。
『42本の腕で千本の腕を表し、頭上に11面をいただく。重厚感のある一木造りの彫像で、10世紀初頭ごろの作とみられる。光背、脇手、頭上面の大部分は制作当時のもので、失われがちなこれらの各部が残るのは大変貴重である。』


普段見る機会のない秘仏も展示していますし、作品によっては、後ろ側までも見ることが出来るので、仏像好きな方には、特にオススメの展覧会だと思いますよ!!

2月14日からは、葛井寺の千の手を持つ<千手観世音菩薩坐像>が展示されるので、また見に行きたいと思っています。

↓後期展示も後日見に行きました。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/19f5075a08beb0289892521f0b5aae5b


この後わ トーハクの<総合文化展(常設展)>を見たんだけど そのことわ 今度書くのだ(※1月に見に行ったので ほとんどの作品が展示終了になっていると思うのだ)



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
再現て、ホンモノ? (チビクロ)
2018-02-07 23:31:39
こんばんわですにゃ。
どるち & えこう さん。

スゴイ展示で、写真撮影オッケー
なんて、なんと、ゴージャスですにゃ。
仏像好きわ、泣いちゃいますにゃ!

迦楼羅王て、気になりますにゃ。
天狗ですかにゃ?

お写真うまく撮れていて
わかりやすいですにゃ。
情報ありがとうございますにゃ。
行ったみたいな気がしてきたにゃ。
返信する
コメントありがとうございます。 (どるち & えこう)
2018-02-08 00:01:43
チビクロさん

こんばんわなのだ

壁画わ 本物じゃないと思うけど 仏像わ 本物なのだ 今 観音堂わ 改修工事をしてから このような素晴らしい空間を再現出来たみたいなのだ(どるち)

確かに、仏像好きなら満足する展覧会だったと思いますよ!!

私は、国宝の<十一面観音菩薩立像>と、どるちも挙げてますが、<菩薩坐像>が美しくて、オススメです。(えこう)
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