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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 4-2 The Lying Detective その1

2017-03-13 20:38:00 | Sherlock S4E2
Sherlock Series 4 Episode 2

Director: Nick Hurran
Writers: Steven Moffat


S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。




拳銃の発砲の場面から始まります。
苦悩するジョン。
何となくS1の冒頭の場面を彷彿させます。


セラピストとの会話が始まります。
セラピスト→T


T:朝はどうしているの。始まりから話して。
JW:起きる。
T:よく眠れた?
JW:いや、眠れない。
T:起きるって言ったわよね。
JW:横になるのをやめるだけだ。

家でジョンが起き上がる場面。見えづらいですが隣にはメアリーが寝ています。


T:独りで?
JW:もちろん、ひとりだ。
T:ロージーの事を言ってるのよ、あなたの娘でしょ。
JW:ああ、彼女は友人のところにいる。
T:どうして?
JW:いつもうまく対処できるわけじゃないんだ・・・昨夜もダメだった。
T:わかるわ。
JW:どうして?どうしてわかるんだ?どうして何もかも理解しないといけないんだ。
受け入れられない事だってあるだろう、そう言ってるだけか?
T:それもアリって話よ。
JW:僕は娘を失望させている。どうしてそれがOKなんだ。
T:あなたは妻を失ったばかりだわ。
JW:ロージーも母親を失った。


セラピストと会話をしながらのジョンのフラッシュバックの場面。


T:あなたは自分を不当な尺度で縛り付けているのよ。
JW:違う、僕はしくじったんだ。
T:それであなたには心を許して話せる相手が誰もいないと?
JW:いない。

ジョンのフラッシュバックでの会話。
JW:ああ、セラピストに行った後、午後はロージーを迎えに行くよ。
新しいセラピストで今日会うんだ。
MW:私の事を話すのね?
JW:いや。
MW:どうして?
JW:できないから。
MW:どうしてできないの?
JW:なぜって・・・君は僕ができないってわかってるんだろう。君は死んだって思ってるんだ。


MW:ジョン、忘れないで。大切な事よ。
私は死んだの。
お願い、自分の、そしてロージーのために。これは現実ではないのよ。私は死んだの。


MW:ジョン、私を見て。私はここにはいないのよ。
わかってるわよね?

ジョンは少し間をおいて「わかった、またあとで。」と言います。
現実に耳を背けている感じです。

セラピストの部屋に戻ります。

T:私に話していない事はある?

セラピストの後方に見えるメアリーを見ながらジョンが言います。
JW:ないよ。


T:何を見てるの?
JW:何も。
T:ずっと私の左側をちらちら見てるわよ。
JW:ああ、多分ちょっと遠くを見てたんだ。
T:遠くを見るのと目を向けるのは違うのよ。私はそういうことに敏感なの。
JW:そうだろうね。
T:私はあなたにあなたの友人を思い出させたようね。
JW:それが良い事とは限らない。
T:シャーロック・ホームズと話は?
JW:僕は彼に会ってないし誰も彼を見かけてない。彼はフラットに閉じこもってるんだ。
彼が何をしているのか誰も知らないよ。
T:彼のせいだと?
JW:そうじゃない・・・彼の事は考えてない。
T:彼があなたに連絡を取ろうとしたことは?
JW:ない。
T:どうして言い切れるの?連絡を取ろうとしたかもしれないのに。
JW:シャーロック・ホームズが連絡をとろうとしたらそれに気づかないわけがない。


その時、すごい勢いで走ってきた車がUターンしながら家の前で止まります。
遠くからパトカーのサイレンが聞こえます。
セラピストとジョンは様子を見に外に出ます。
赤いアストンマーチンが止まっていました。
上空にはヘリコプターが飛び回りあたりは騒然としています。
車から人が降りてきました。


T:あら、それじゃ私に紹介してくれないかしら。

ここでオープニングになります。

続きます。