三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

障子ヶ岳に登りました

2016-12-01 18:44:03 | 日記
一昨日膝の診察を受けた。膝はまだぎくしゃくするが,医者は「もう来ないでよい」と言う。歳のせいもあり,後は時間をかけるしかないということだろう。
適度な運動も必要だろうと思い,発想を転換して「低山登山」を始めることにした。具体的には標高500m以下の山を目標にする。
初日のきょうは隣町の障子ヶ岳(427.3m)にした。

この山には以前は毎年少なくとも元日には登っていた。しかし,2,000年の元日は例の2,000年問題で会社に泊まり込んだので登れなかった。2,001年は登ったと思うが,大体この辺りから登らなくなってしまった。
登山口までは自転車。
登山口(と思う)。自動車2~3台ほど駐車できる広場がある。その端に古墳の入り口が見える。

以前この中に入ったことがあるが,ゴミ捨て場のようになっていて被葬者が気の毒だった。わたしが古墳の築造法を考えたはこのときだったような気がする。
さて,ここに自転車を停めて歩道を歩き進める。しばらく行くと二又の分かれ道。

左は太宰官道,右が障子ヶ岳登山道である。太宰官道とは,その名のとおり太宰府に至る道である。古代の大通りである。
間もなく山道らしい道になる。左側には沢がある。ふと見ると,

こしあぶら!すっかり黄葉しているが,まぎれもなくこしあぶらである。この後注意して見ながら歩き進めると随所にこしあぶらの木があるではないか!来年の春が楽しみだ。
間もなく急な登り坂になり稜線に出る。しかし,またすぐに急な登り。この急坂を登りきると頂上の平坦部に出る。まず,北の丸跡に登ってみた。

上の写真は北の丸跡から見た(手前から)空濠,馬場,二の丸,本丸跡である。馬場跡には元日登山のための焚火の準備が整っている。
本丸跡に移動した。京都(みやこ)平野が一望のもとに見下ろせる。

遥かむこうは周防灘。きょうは空気の透明度が悪いので姫島は見えない。
目を西に転ずると,去年まで毎週のように登っていた福智山が遥か彼方に見える。

下りは予想以上に怖い思いをした。何度かひやっとしたが,無事下山できた。その途中山イチゴを見つけた。

一つ摘んで食べてみた。酸味が強い。しかし,焼酎につけたらいい果実酒になるかも知れない。
次回はどの山にしようか?

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