龍馬伝 第３２回

第３２回

『狙われた龍馬』





龍馬と中岡は京の薩摩藩邸へ。

しかし西郷とは会えず・・・



龍馬は寺田屋へ行き、今晩泊めて欲しいと言うが、

お登勢は苦い顔をする。

今、近藤が来ていて龍が相手をしていると。

それを聞いた龍馬は近藤のところへ。

薩摩藩士だと名乗り、酒を酌み交わす。

ただ命じられたままに追うのは、

猪を追う犬と同じだと近藤に言った龍馬。

近藤が刀を持って立ち上がろうとした時、

龍馬が近藤に刀の鞘を当て気絶させる。



その頃、長州では高杉らが戻って来た。

しかし目当てだった武器は

手に入れることが出来なかったらしい。



龍馬は風呂に入りながら、

外で薪をくべる龍に

これまでのことを話していた。

そんな龍馬を覗き見してる者が・・・

千葉重太郎だった。

重太郎は江戸へ戻って来て欲しいと、

佐那の元へ戻って来て欲しいと頼むも、

龍馬は出来ないと謝る。

しかし重太郎は諦めないと！！



重太郎はお登勢と龍の会話を耳にする。


「あの人が幸せにしたいのは、

世の中全てのお人なんよ。」



近藤が目を覚まし寺田屋を後にしようとするが、

龍馬のことを思い出す。


「岡田以蔵を逃がした奴だ。」


近藤は２階へ上がって行き、龍馬の部屋を見つける。

刀を抜き、突き刺そうとした時、

龍馬が刀をかわし、自分の刀を抜いて構える。

と同時に重太郎も刀を構えた。


「君が誰だか知らないが、

坂本くんに危害を加えるなら、

この千葉重太郎がお相手致そう。」


その時、龍が止めに入って来た。

近藤は刀を収め、その場を後にする。



翌朝、重太郎は江戸へ戻ることに。

龍馬に断られることは最初から分かっていたと。

そして龍馬のことを頼み、江戸へと戻って行った。



龍馬は朝餉を食べながら、

その内、仲間に会わせてやると龍に言う。

その時、龍馬を訪ねて中岡が寺田屋にやって来た。

西郷から使いが来たと。



龍馬と中岡は薩摩藩邸へ。

２人を見て西郷は土下座をする。

幕府の隠密が紛れ込んでいたため、

幕府に動きを知られてしまったのではと思い、

下関行きを断念したと。

しかし今のところまだ気付かれてないらしい。

中岡がもう１度、桂と会ってくれるよう頼むが、

西郷は信用をなくしたから無理だと言う。

そこで龍馬が手土産を持って行けばいいのではと。

軍艦と銃を用意するよう言う。

けどそれだけの武器を買ったら、

幕府に目をつけられるのではと西郷。


「それは容易いこと。

幕府には薩摩の長州攻めには

欠かせんものじゃと言えばいいがじゃ。」


運搬は亀山社中が請け負うと龍馬。


「もう言葉だけではいかんがじゃ。

薩摩の覚悟を示さんといかんぜよ。」


それをやってしまったら、

幕府に戦を仕掛けるのと同じことだと西郷。


「そうじゃ！

もう後戻りは出来ん。」


「分かりもした。

軍艦と銃を用意しまんど。」


「ありがとうございます、西郷さん！！」


龍馬と中岡は喜びを分かち合った。





まさかの重太郎先生登場でした。


ちょっと面白かったです。


しかし、ぶっちゃけ重要だったのは、


最後の西郷とのシーンだけのような？



なんか近藤が龍馬を狙ってる風な感じですよね。


龍のこともお気に入りみたいだし・・・


龍馬暗殺は近藤率いる新撰組になっちゃうのかな～。


私的には新撰組じゃないと思ってるんですけどね。





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