まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

龍馬伝 第15回

2010-04-12 23:05:07 | ドラマ

第15回

『ふたりの京』





乙女に龍馬からの文が届く。


『昔、川田小龍先生に見せてもろうた地図には

日本は米粒みたいに小さく描かれていた。

だが、こうして日本を歩いてみると、

どういてどういて日本は広いぜよ。

わしには会いたい人がふたりおるぜよ。

ひとりはわしに生きる道を教えてくれる誰か。

そしてもうひとりは・・・』



文久2年。

山内豊範が到着。

武市は三条実美と対面。


「徳川将軍を京に召し出し、

帝の御前で攘夷実行を約束させるがです。」



収二郎は加尾と会い、

龍馬が脱藩したことを告げる。



その頃、越後の本間という男が、

勤王党の手柄を自分の働きがあったからだと、

吹聴していると噂が立つ。


「見過ごす訳にはいかんのう。

そうゆう輩は。」


武市は以蔵に目をやる。



加尾に会いに来た龍馬。

加尾は収二郎から龍馬に関わるなと言われていた。

しかしすぐに龍馬を追いかける加尾。


「何があったがですろ?

どうして脱藩な?」


「土佐がちっくと窮屈になって、

広い世界を見てみとうなったがじゃ。」


「今、武市様がこっちに来られちゅうろ?」


「もう会うこともないき。

武市さんとは考え方が違うきに。」


「ほんならどういて龍馬さんは京に?」


「それは・・・おまんに会いに来たが。」



その頃、以蔵は本間を斬った。



逢瀬を過ごした龍馬と加尾。


「武市さんらは攘夷実行をするために江戸へ下るらしい。

龍馬さんも武市さんらと一緒やったらええのに。

日本を守りたいというなら。」


「それは無理じゃ。

日本は異国と既に交易を始めちゅう。

それはアメリカ人もロシア人も

みんな斬り殺せ言うがか?

わしは喧嘩せんと日本をどうしたら守れるか考えちゅう。

それを教えてくれる人を探して旅しちゅう。」


「ほんなら武市さんと・・・」


「昔のようには戻れんきに。」



武市は以蔵に指示を出し、

今度は目明しを斬った。

その武市は三条の警護に抜擢され、

江戸へ向かうことに。



龍馬は偶然以蔵と会う。

脱藩した龍馬に以蔵は昔と変わらず接してくれた。



その頃、加尾の元へ収二郎が訪ねて来ていた。

収二郎は武市が三条と共に江戸へ下ることになり、

もう偵察はいらないから土佐へ戻るよう加尾に言う。


「土佐に戻って、私に何をしろと?

私は武市さんや兄上の操り人形ですろか?

私は龍馬さんと夫婦になる約束をしちょったです。

今更土佐に戻ったき、あの人はおらんきに。

私がこの4年、どんな思いで過ごしていたのか。

攘夷の為やったら、何をしてもええがですか。」


「そうじゃ。

攘夷の為やったら何をしても構わん。

邪魔するヤツは殺してでも・・・」


京では攘夷派に反対する人たちが

次々と殺されて行くと噂が立っていた。

加尾は収二郎たちが

目的の為に人を殺していると察した。

屋敷を飛び出した加尾。



加尾は龍馬がいる屋敷へ来ていた。

そこには以蔵が来ていて話をしていた。


「どうして脱藩したが?」


「人はそれぞれ歩む道があるが。

みんなが同じ道を歩いては行けんがか。

そういや、おまんは武市さんが好きじゃったのう。」


「そうじゃ。

武市先生だけが、わしを認めてくれたがじゃ。

学問は見に付かんかったけど、

剣術のお陰で身を立てることが出来たがじゃ。

武市先生はまっこと優しいお方じゃきに。

わしは京で凄い仕事をしゆうがじゃ。

京で本間精一郎や目明しの文吉とかが死んだじゃろ?

あれは・・・」


「以蔵。

その先は秘密のままでええろ。

おまんが武市さんを慕うのはよう分かった。

けんど人の道を外れたことはしてはいかんぜよ。

世の中にはいろんな人がおる。

意見が合わんちゅうて殺しよったら大変じゃが。

異国のものになってもええと思うもんは

誰っちゃおらん。

もう日本人同士で喧嘩してる場合じゃないがぜよ。

みんなで力を合わせて異国に立ち向かわねばならん。

おまんは心の優しい男じゃ。

喧嘩はすな!

まっこと強い男はの、

滅多なことでは剣は抜かんのじゃき。」


「・・・・・そうじゃの。うん。」


「分かってくれたらええがじゃ。」


以蔵は屋敷を後にする。


「龍馬はああゆう男じゃったがか。

こんなに楽しゅうて気が楽になったのは久し振りぜよ。」



以蔵が去った後、龍馬は嘆く。


「以蔵は人斬りをやらされゆう。

こんなバカなことがあってええがか?

こんなことが当たり前やったら、

日本は自ら滅びてしまうろ。

どういたらええがじゃ?

どういたらみんなを止めさせることが出来るがか?」


「男の人ってどうしてそんなに熱うなれはるんやろ?

みんな日本を守りたいと言うのに、

己の生き方はなかなか変えられんのやな。

江戸に勝麟太郎という御仁がおられるそうです。

日本のことを真剣に考えられとる

数少ない幕閣内のひとりです。

今は確か軍艦奉行をやられてると聞きます。」


「幕府は軍艦を作りよるがか?

加尾、その方の名前をもっぺん言うとくれ。」


「勝麟太郎様。

龍馬さんの生き方を教えてくれるがは、

そのお方ではないですやろ?」


そして加尾は龍馬に別れを告げる。


「私に会いに来たのは、

私にお別れを言うつもりやったですろ?

ええちゃ。

私はここで龍馬さんと

夫婦のような時間を過ごせて幸せやったきに。

どうぞ、江戸へ行ってつかあさい。

おまんさんは大きなことをする為に、

この世に生まれて来たきに。

私のことはもう忘れてつかあさい。」


「すまん、加尾。

けんどのう、おまんはひとつ間違っちゅうぞ。

わしは、わしは本当に本当におまんに会いとうて。

会いとうて来たがじゃ。

すまん。すまん、加尾。」



武市たちは江戸へ出発。

龍馬も江戸へ向かい、加尾は土佐へ戻って行く。





なんつ~か、

以蔵が不憫でなりません(T-T)

武市をあんなに慕っているのに・・・

武市は以蔵を人斬りの道具としか思ってない様子。

「以蔵は使えるぞ。」って!!

ホント真っ黒だな!!

憎らしいぜよ!! (ー'`ー;)





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8 コメント

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おはようございます。 (BROOK)
2010-04-13 06:39:31
以蔵、すっかり武市に利用されて・・・
さらには収二郎もそれに納得している様子でしたね。
土佐ではあんなに和気あいあいとしていたのに、
土佐勤王党を作ってからは、殺伐とした感じになってきました(汗)
返信する
>BROOKさん (マカ)
2010-04-13 21:02:56
こんばんは。
利用されまくってますよね(-_-;)
収二郎ももっと何かしら言えばいいのに!!
以蔵が可哀想です・・・
今の勤王党では、
土佐の時のような感じに戻ることは出来ませんね。
返信する
どうも… (ぼたん。)
2010-04-13 23:23:40
ファンの方には申し訳ないけれど、
私は、どーも宮迫さんの演技が苦手。。
ガンバって居るのでしょうが、なんか浮いている気がする。
どうしてだろうか?どこが?
良くわからないけれど…(-_-)

今回は加尾ちゃんも以蔵も切な過ぎて泣けるネ(T-T)

私的に大好きな回でした♪
返信する
>ぼたん。さん (マカ)
2010-04-14 20:39:48
分かる~。
あたしも好きじゃない。
ってかさ、態々芸人を出す必要があるのかって話よ。
だったら若い役者とか使ってやれよと。

加尾も以蔵も切ないよね。
可哀想だわ・・・
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コメ遅れました(笑) (祐美)
2010-04-14 21:19:54
やっぱりこれにもコメしないとね(笑)

あのシーンだけ(?)加尾と変わりたかった・・・

もう察しがついたと思います(笑)

しかし加尾と以蔵は、武市に散々振り回されてお気の毒だな・・・

宮迫の演技・・・確かに浮いてるかも。
けど芸人としては、まだいいんだけどね。


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>祐美さん (マカ)
2010-04-14 22:39:17
あのシーンですね(笑)
分かります!!
羨ましいですね~。

武市はホント酷いです。
お気の毒どころじゃないですね・・・

ドラマに芸人はいらんぜよ。
あの中に芸人って浮きまくりです。
返信する
いや… (ぼたん。)
2010-04-14 23:22:48
篤姫での原田泰造の大久保さんは
浮いてはなかったから良かったよ☆

ど~も、宮迫さんは浮いている感じ。。
真面目顔やセリフも、なんか嘘っぽいってか、
ギャグが出てきそうな感じに思えちゃうの(^-^;)
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>ぼたん。さん (マカ)
2010-04-15 08:15:37
そう?
まぁ浮いてる浮いてないで言えば、
浮いてはなかったかな。
イメージが違ったから
凄く良かった訳ではなかったけど・・・( ̄▽ ̄;)
今回の宮迫はちょっと酷いけどね。
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