龍馬伝 第２８回

第２８回

『武市の夢』





後藤は容堂に東洋を殺したのは龍馬だと報告。

容堂は武市の牢へ。


「坂本龍馬ゆう男がの、

東洋を殺したのは己じゃと言うたそうじゃ。

けどわしはそんな嘘は信じん。

東洋を殺したのは武市、おんしらじゃ。」


容堂は武市に自分と似ていると言う。

自分も帝を敬っている。

日本は徳川幕府のものではないと。

そして、武市が山内家の人間だったら、

どれだけ可愛がったかと・・・


武市はとうとう東洋殺しを命じたことを認めた。

これに以蔵は一切関わってないが、

攘夷を阻む者たちを殺させたと。


容堂は武市にどうして欲しいか聞く。

以蔵を楽にさせてやって欲しい。

自分も同様にと言う武市。


武市を他の者と同じように

死なせる訳にはいかないと容堂。


「腹を斬りや。

武市半平太はわしの家臣じゃき。」


「ありがとうございます。」



龍馬は土佐から逃げたと見せかけ、

まだ土佐に残っていて弥太郎に接触する。

そして武市に会わせて欲しいと頼む。

弥太郎は龍馬を牢へ連れて行く。



もう大丈夫だと言う龍馬。

龍馬が罪を被ってくれたと弥太郎。

しかし武市は自分で言ってしまったと。


「おまんにわしの身代わりはさせられん。

おまんのやるべきことは、

もっともっと大きなことじゃき。」


龍馬に夢を託した武市。


「坂本龍馬がどうやって日本を変えるがか、

楽しみぜよ。

弥太郎、おまんもえろうなりや。

誰よりも出世するがじゃぞ。」



それから後、以蔵は斬首。

武市は切腹。



和助が富の下を訪れた。

武市の切腹の様子を語り、

富に残した物を届ける為に・・・

武市からの文を読む富。

そこにはもし来世があったら

一緒になりたいと書かれていた。


「私の旦那様は立派な最期を

迎えることが出来たですき。

私は幸せですき。

これからは旦那様の分まで、

私は生きて行きますき。」



その頃、龍馬は長次郎たちと一緒だった。


「わしらは薩摩に行くがじゃき。

この腕がある限り、わしらは誰にも縛られんと

己の道を行けるがじゃ！

己の道。

それは、この国を洗濯することぜよ！！」





第２部完ですね。


以蔵と武市の最期のシーンは切なかった・・・

引っ張っただけあったかな？(笑)

しかし龍馬は処分されんのかね？ (‐∀‐；)

ま、そこを言ってしまったら元も子もないかしら。



さあ！！

次回から第３部スタートです。

面白くなりそうですね～。





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