最悪の同一カード三連敗を免れたことでホッと一息、今日はそんな気分です。
無条件で西村ダンスを踊れるような、もっとも無条件であっても踊りはしませんが、そういった試合ではなかったものの、それでも動くことで変化が出てきたことは喜ばしいです。
この2試合の打線の繋がりを信じていいのかどうかは明日からの西武戦で白黒がつくと思いますので、それも含めて投打ともにその選手起用に注目が集まることでしょう。
あまり足を使ってこない、振り回す打者が多い、という相対しやすいオリックスではありましたが、この渡辺俊の好投は想定外でした。
勝てたとしてもアップアップで六回ぐらいで降板ぐらいに思っていましたので、今日は全面降伏です。
惜しくも完封、そして完投は逃しましたが8回1失点ですから文句のつけようもなく、今季どころかここ数年でも五本の指に入るピッチングだったかもしれません。
ややカーブが普段よりも少なかったようにも思えましたが、スライダーやシンカーが決まっていたことでむしろ効果的ですらありました。
とにもかくにも本人がヒーローインタビューで言っていたようにストライク先行で、テンポ良く投げられたことがナイスピッチングの一番の理由だったと思います。
これは自分として渡辺俊の先発起用を疑問視しているポイントである球数、先発としての責任イニングを投げきることが難しいのではないかとの点をクリアするための最適解ですので、おそらくは次の登板機会となるであろう日本ハム戦でどういったピッチングをしてくれるのか、ちょっとだけ楽しみになってきました。
何はともあれ今日で1500投球回をクリアしましたので、ざっと調べてみたところ球団としては荒巻淳、小野正一、坂井勝二、小山正明、成田文男、木樽正明、村田兆治、水谷則博、仁科時成、小宮山悟、園川一美に次ぐ12人目の快挙ですから、チームへの貢献度は推して知るべしでしょう。
まだまだ半信半疑の域は出ませんが、次の1500投球回の達成が期待をされる小野とともに、ベテランがチームの下支えをしてくれることを期待します。
今日も打線をいじってきた西村監督は岡田に代えて清田を核弾頭に抜擢をしましたが、これはちょっとした驚きでした。
ここにきて打撃の調子が上がってきた岡田ではありますが昨年に比して左腕を苦手にしており、右投手の.305に対して左投手には.083とすっからかんです。
一方の清田は初回の井口のヒットで二塁から生還ができないなど脚力はありながらも走塁センスが今ひとつですのでトップバッターとしての資質があるかどうかは置いておくとしても、岡田とは逆に右投手の.183に対して左投手は.318と打ちまくっています。
そして5月にして井口をDHで起用をしたことがロッテファンからすればスペシャルに過ぎる話題で、春の井口が終わりを告げるかのようにここ5試合は.222と下降気味だったことからの判断であれば、ようやくに西村監督の辞書にデータ分析という文字が刻まれたのではないかと思いたくもなります。
そのコメントを額面どおりに受け取れば西村監督も井口も疲労というポイントでの今日の措置を当然だと言わんばかりだったようですから、これ以上の喜びはありません。
二回に今江に送らせない、フルカウントから自動スタートをさせる、など試合中の采配は相変わらずに不細工なところが残りますが、この変化は歓迎をすべき吉事でしょう。
これでチームが大阪にいるから先延ばしをしただけで明日にも一二軍の入れ替えをしてくれれば多少は見直すのですが、しかし5点リードの最終回に益田を使うという生来の臆病さに変わりはないようですので、どのみち来季以降も西村監督がチームを率いることを望んでいませんから、あまり期待をせずに斜め目線でベンチの動向を見守りたいと思います。
明日は中5日の成瀬ですので、この9連戦を6人で乗り切ることを選択したのでしょう。
前回に139球を投げた唐川や、ややお疲れ気味の藤岡が心配ではありますが、もう暫くすれば緩い日程の交流戦が始まりますので今は耐える時期でもあります。
ただやはり投高打低で接戦が多い今季ですから中継ぎ陣のやりくりはどうしても上手くやらなければなりませんし、今日の益田の無駄遣いが守護神への配置転換の先駆けであれば是非はともかくとして否定はしませんが、単に目先の連敗を止めるべく石橋を叩き壊すぐらいの手堅さのための投入であれば先が思いやられます。
中継ぎにもう一人は信頼をできる投手が欲しいですし、また井口の代わりに二塁に入るのが早坂では夢がなさ過ぎますから、早坂と伊志嶺の代わりに小野と鈴木を昇格させて、あるいは田中と小池の入れ替えがあってもよいのではないかと、今であれば鈴木と小池が全くの地蔵になることはないのでは、が皮算用でしかないのは言うまでもありません。
とにかく投手陣におんぶにだっこがあまりに長く続くのは困りものですので打線の奮起を願いたいとは耳にタコですが、西岡チックに体を回転してのファインプレーを見せるなど攻守に乗ってきた根元と、規定打席まで37の隠れた首位打者候補の角中を軸に、明日も2桁安打での石井へのリベンジを期待します。
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多忙な日々で一軍の登録した選手をチェック漏れでした。また、角と青野と細谷の話題がありませんね。
大好きな浦和…今年まだ一回も行ってません「
9回、5点リードでも益田にも驚きましたが。
中郷と木村はそんなに信頼がないんですかね…
早いとこ伊藤か荻野あたりが帰ってこないと、疲労が心配です。
西村監督はホントにセンスがないですね。
ただ、井口を定期的に休ます(DHにする)なら、早坂を使うより根元をセカンドにしてショートにバサロなり細谷なりを使って欲しい。
8回が終了して9裏に誰が来るのか?渡辺続投なのか?考えていました。
西村采配にいい意味で変化があったので中郷かと思いました。このままスッキリ帰れると思っていましたが、残念ながら継投に関しては変化がないということで。
益田がコールされた瞬間、周りから「何で今日使うんや?」という声(野次?)も聞こえました。
ファンは分かっているのになんで監督は分からないのでしょう?
まだ連戦は終わってないし、明日もし接戦だったらという先のことを考えてないと思います。
中後・益田がバテる・復帰が待ち遠しい故障者の復帰が遅れるかもしれないという、最悪のことも考えなダメです。そのために今のうちからいろんな投手・ブルペンを上手く活用していかないとダメです。
何がともあれイライラを覚悟していましたが、渡辺や打線がいい意味で予想を裏切ってくれました。
節目の記録達成の場面を目の当たりに出来、しかも勝利で飾ることができ、満足です。
西武の秋山には要注意です。
すでによく打っているという情報だけは知っているはずなので気をつけるように。
渡辺俊投手の好投と打線爆発!
まずは、渡辺俊投手。
投球数とその内容で、このままなら完封もあるカモと期待したところで、イ・デホにタイムリーを打たれはしましたが、終始ナイスな投球でした。
これなら、今後にも期待できそうです。
そしてマリンガン打線。
先制がサブローのフェンス直撃ツーベースから里崎のタイムリーツーベース。
中押しで大松、清田、井口、サブロー、角中安打で4点。
ダメ押しが井口。
総てが理想的な試合運びで西村監督してやったりのナイスゲームでした。
9回の益田投手登場には、正直目を疑いましたが・・
個人的には御贔屓の益田投手を生で観戦できて嬉しかったです。
この日の益田投手は、最速144キロで危なげのない3者凡退。
オリオンさん御指摘の守護神配置転換の予行演習なのかな?!と、感じました。
とにかく素晴らしい試合をありがとう!!
また、自慢の外野が両翼にサブローと角中と言う陣容で、外野に飛ばないでくれと祈りたくなるような布陣でしたが、勝ったので結果オーライです。
ただ、早坂のスタメンと大松のスタメンは未だに疑問ですけど…
福浦はどうしたんでしょう。
あと、やはり正捕手は里崎ですね。
彼がマスクを被ると落ち着きます。
さてさて、相変わらす西村監督非難が多いですが、今年の結果が良ければ、来年も続投で良いんではないでしょうか?
監督もプロです。
結果がすべて。
どんな方法でも勝てば良いのです。
てますから、使えると解った選手は使い倒す。
これは、当然の事です。
チームの勝利が最優先ですから。
選手も、それは自覚すべきですし、その覚悟が無いなら、プロではないです。
またその為に高い年俸を貰っている訳ですから。
ただし、結果が出せなかった場合は、馘ですね。
これは選手も同じです。
最後に、伊藤が2軍なのは脚にバットが刺さったのが原因ではないのですか?
ロサは、調子が上がらないから2軍だと思います。
酷使されたから調子が上がらないなら、プロの選手ではないですね。
1500投球回数の記念を飾るにふさわしい内容で往年の俊介を見ているような感覚になりました
井口のDHはオリオンさんのご指摘どおりスタンドでもちょっとした驚きがありました
守備の負担が軽くなったのか猛打賞ですから今後もこういう起用をしてもらいたいです
連敗で重苦しい観戦が続いただけに今日は満足しかけていたのですが・・
最後の益田登板には勘弁してもらいかったです
西村監督が試合後井口を休ませたかったが3番なので負担の軽いDH起用をしたと・・
そういう考えはどうやら中継ぎ陣には皆無らしいです(涙)
勝っている場面に木村や中郷を使わない・・
そうならば救援失敗が続いている藪田の調整登板でも良かったと思います
最後はすっきりと終わりたかったです