44 ヘイデン・ペン 投手 26歳 年俸1800万円
【2010年成績】 8試合 1勝3敗0S 防御率3.69 46回1/3 45被安打 6被本塁打 16与四球 2与死球 27奪三振 被打率.268
唐川の復帰が遅れたことでシーズン途中で獲得をしたペンでしたが、これが期待以上のヒットとなりました。
勝ち星には恵まれなかったものの苦しい終盤戦の先発ローテーションを支えてくれましたし、日本シリーズでも力のあるところを見せてくれました。
まだ若いですから日本で伸びる可能性は充分にありますので、ロッテの岡田圭右として頑張ってもらいたいです。
ペンの持ち味は文字通り剛球と言ってよいストレートで、常に140キロ台後半の力のあるボールを投げ込みます。
コントロールも思っていたよりはまとまっていますし、あれだけのストレートを投げられる投手はロッテでは数えるほどですから貴重です。
数球ではなく試合の中盤でも150キロ超のボールを投げられるスタミナは外国人投手ならではで、だからこそ来日当初に100球前後で交代をさせたことがもったいなく、あそこで使い切れていれば勝ち星も伸びて勢いのも乗れたのではないかと残念でなりません。
中継ぎ投手は酷使をするものの先発投手には甘い、昨年までの体質を垣間見た思いです。
もっともそのストレートで三振が奪えないことは課題であり、ストレート中心だけに被本塁打が多いのは仕方がないところがあるものの、両者とも克服をする必要があります。
ストレートとカーブのみの球種では緩急をつける効果があっても狙い球を絞られやすく、それが被本塁打の多さにも繋がっていると思います。
空振りを奪えないことは球質にも絡みますので簡単ではありませんが、それもコンビネーションで目先を変えることで多少の改善は可能でしょう。
前評判ではチェンジアップが武器とのことでしたのでラインアップに加えたいですし、横の変化も欲しいところです。
このあたりは春季キャンプでの課題として、積極的に取り組んでもらいたいです。
先発陣の頭数に苦しんでいるチーム事情からして来季もまずは先発として期待をされるであろうペンですが、密かに抑えの適性にも注目をしています。
三振を奪えないこと、被本塁打が多いことは抑えとして厳しすぎることは分かっていますし、立ち上がりの悪さもありますからハードルが高いことも理解をしています。
しかしそれでも先の課題をクリアできれば充分にその可能性はあると思いますし、もちろん来季の守護神には内や伊藤に期待をすることに変わりはありませんが、いくつかのケースを想定してその可能性を否定せずに来季の布陣を考えることは必要でしょう。
先発になるか中継ぎになるか抑えに抜擢となるかは分かりませんが、どこで投げることになっても自分が結果を残せなければチームの上位進出はないと肝に銘じてもらいたいです。
【オリオン村査定】 1800万円 → 4000万円 (△122%)
基本的には百球前後で交替してましたが、延長まで投げた試合もあり、基準がよくわからない継投プランでしたが、来期は七回を目処に投げてくれると助かります。
オリオンさんの仰る通り、縦、横の変化球が一つづつでもあるとだいぶ助かります。
個人的には来期はマーフィーより期待しています。
あれを来シーズンは何度も見たいですね。
快刀乱麻が続いたら何度でもスタンディングオベーションをしますよ、
何なら広島風スクワットオベーションでも(無理)
持ち前の剛球で「ペンの通った後には、ペンペン草も生えない」と言われるようになってもらいたいものです。
奪三振は少ないが球に力があり内野ゴロに打ち取る投球をこころがければ年間ローテを任せられる投手の一人です。
若いし、性格もまじめだし、調子にのせたら手がつけられない活躍も!
確かイースタンのデビュー戦でめった打ちに遭ったにもかかわらず、先発のコマ不足から1軍に抜擢されたんでしたね。
デビュー戦のスカイマークは観戦していましたが、正直試合前は全く期待していませんでしたが、蓋を開けてみれば快刀乱麻という言葉が相応しいピッチング。
イースタンの登板から中4日ということもありましたが、初回に後藤の被本塁打あったものの被安打2の1失点で、5回降板もったいない気がしました。その試合はペンの降板後に救援陣が乱調でもつれただけに…
さて、私がペンで気になるのは普段の被打率が.268なのに対し得点圏被打率.381になる点です。
この得点圏被打率…今年のマリーンズでは相原、松本、服部、香月、大谷についで6番目に悪い数字なんです。
ちなみに救援陣の得点圏被打率は古谷.197、内.185、藪田.208、小林.191でした。伊藤は.312ですが(汗)
私はペンを先発で期待しています。リリーフにまわすなら、この勝負弱さ(?)を改善しないことには、劇場免れないのではないでしょうか。
ちなみに、この得点圏被打率がはねあがる現象…攝津とファルケンも持ってますから、関係ないデータなんですかね(笑)
でもなぜか西村の彼に対する見切りは毎回早い気がするんですが、やっぱなんか欠陥があるんでしょうか。スンスケの時に彼の中継ぎ論を提案したんですが、前半にペンがビュンビュン投げて、中盤からスンスケがヘラヘラ投げるっていうコンビネーションはどんなモンでしょう。ローテーションの一角を2人で担うっていう新戦法なんですが・・・。多くの批判をいただきそうですが。
どちらかといえばコーリーの方に期待していた。しかし、ホントに予想外の活躍に脱帽です。来期は先発軸で是非とも活躍を期待!!
ファルケンボークが個人的に嫌い(ただの僻み)ですので、それ以上の活躍を願います。
全体的には怪我人の穴を埋めた印象で、不運も重なったのもありますけど、大幅な年俸アップは来季の期待の表れなんでしょうかな。
来季はメジャー復帰の足掛かりに出来るくらいの成績を残してくれればなと。
その上でチームの成績に貢献してくれたらいいですな~。
1年間フル回転出来れば。
力のこもったストレートに落差のあるカーブなかなか良いと思います。
ダルビッシュとの投げ合いはビックリでしたねぇ~
負け試合と勝手に決め付けてた自分が憎かったです。
結果よりこれほどのピッチングができるのかと驚きでした。今年の外国人は当たりばかりで嬉しいですねぇ~
来期はマーフィーとともに8勝以上8敗未満をクリアして欲しいです。