今日から千葉マリンスタジアムでWBCの優勝トロフィーなどの展示が始まりました。
WBCには全く興味はありませんでしたが、まあ記念ものなので写真だけは撮っておきました。
展示がされていたのはトロフィーの他に、渡辺俊のユニフォームやスパイク、そして金メダルなどでした。
その展示に合わせたわけでもないのでしょうが、ローテーションの中で唯一といっていいほど先発としての役割を果たしている唐川をずらしてまで渡辺俊を起用しましたが、残念ながらその期待に応えることなく渡辺俊らしからぬピッチングでの敗戦となりました。
もっとも渡辺俊もイースタンで投げてから中6日と条件は唐川と同じでしたし、天候を考えれば雨の中で唐川を投げさせたくはなかったので、まあいいかなという感じです。
天気予報を考えれば試合開催が危ぶまれたのですが、蓋を開けてみれば試合当初はパラパラ程度、途中から雨量は増えたもののプレーに支障があるほどではなく、雨足が強くなったのは試合が終わって帰路につく頃で、まさに敗者にむち打つような雨となりました。
WBC出場の影響による調整遅れから復帰をした渡辺俊ですが、こんなにコントロールが定まらない渡辺俊を見たのは久しぶりです。
かねてから死球の数が渡辺俊の調子のバロメーターであると言ってきましたが、初回にいきなりその死球を与えたのを見て何となく嫌な感じはしたのですが、まさかここまで酷いことになるとは思いもしませんでした。
逆球などは珍しくもありませんでしたし、高めに抜けるボールも多く、打たれたヒットの大半は真ん中に投げてしまったコントロールミスでした。
昨年から被打率が高く、打たれながらも抑えるのが渡辺俊のピッチングスタイルであるとは言っても、8安打4四死球でよくぞ2失点で済んだと、逆に誉めたくもなるような内容でしたが、それもこれも他の投手とは違い緩急という武器があってこそです。
緩い90キロ台のカーブでタイミングを外すことが出来たからこそKOをされることなく、何とか先発としての責任回数である7回を投げきることができたわけで、逆に言えば今日は結果が出ませんでしたが、この緩急がある限りは今年も渡辺俊は主戦としてやってくれるのではないかと、そんな手応えを感じることができたとも言えます。
次の登板ではきっちりとした制球で白星を挙げてくれると、そう期待をしています。
ようやくと言いますか、橋本将が今季初のスタメンマスクとなりました。
橋本将らしい外角中心の安定志向ではありましたが、とにかく渡辺俊のコントロールが悪すぎてリードの良し悪しを判断できるような試合ではありませんでしたので、このあたりの評価は明日以降に持ち越しをしたいと思います。
今日のところは橋本将のおかげでホームランを打たれなかったと、そういうことにしておきます。
何にせよ競争原理を働かせることはいいことですので、今後も里崎と橋本将が高いレベルで競い合うような環境になってくれればと思います。
打線は今日は3安打と見事に沈黙をしましたが、これはもう田中を誉めるしかありません。
最終回に150キロをマークするなどストレートの威力が抜群で、またそのボールが高めに浮くことなくズバズバと決まっていましたので、完封はおろか完全試合にならなくて良かったと思うぐらいに、それぐらい素晴らしい田中のピッチングでした。
ストレートだけではなくスライダーやフォークのキレも見事で、とてもロッテとの相性が悪く未勝利だった投手とは思えないような、日々進化をしていることを痛感させられました。
ロッテは唐川のようにコントロールとコンビネーションで抑える投手が主流であり、こういった力でねじ伏せるようなタイプの投手がいないので羨ましくもあり、何とか大嶺に田中のような投手に育ってもらいたいものです。
そんな中で数少ないチャンスをミスで潰してしまったわけですから、勝てるわけもありません。
5回の一死二塁、二死一二塁のチャンスは意味不明の、あれはディレードスチールのつもりだったのかもしれませんが、あっさりと走者が挟殺されました。
8回の無死一二塁では例によって連続三振の上に福浦のヒットで一塁走者が本塁で憤死と、まさに野球の下手さ加減が浮き彫りになりました。
もっとも今江のバントの失敗は田中のピッチングが上回っていただけですし、福浦の打球が外野の間を抜けなかったのに早坂を突入させた判断も、数少ないチャンスに賭けたという意味ではあながち悪い判断であったとも思えません。
とは言え、きっちりとバントを決めて得点に結びつけた楽天との差は歴然としており、普段からやってきた野球の違いがこういった場面で出てしまうのは仕方のないことでもあり、それが今の両チームの順位に如実に反映をしていると言ってよいでしょう。
あまり唐川に負担をかけるのは申し訳ないのですが、明日に連敗が止まらなければ開幕早々に大型連敗が見えてきます。
このチーム成績がお家騒動に繋がって、さらにチームが低迷をするという悪魔のメビウスに陥らないよう、とにかく唐川に頑張ってくれと言うしかありません。
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▽バッテリー
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すべての鍵は、8回裏にあったように思います。
マ-君と言えば、今ではすっかり楽天の田中投手!と言う具合に、知名度においてすっかり負けてしまっています。
渡辺俊はなんだかんだいっても7回2失点ですから責められません。
それより、川崎が心配です。川崎と伊藤の配置が代わる可能性もあるのかなっと思いました。
今は投手が完封でもしないと勝てないんじゃないかと思うほどです。いつの間にか横浜より悲惨な状態になってきました…。
唐川にすがるしかないなぁ。
渡辺はコントロール悪くても何とか粘る投球ができていたので今後の期待はもてそうです。
明日の唐川で勝たないとまずい。中5日で岩隈が第3戦に出てきたら来週の楽天戦にも田中、岩隈にあたりかねません。今の打線では主力投手の攻略はきついです。
完全に糸の切れた凧状態で選手も監督うんぬんよりも
自分の給料のために動くべきだろうね
バレンタイン体制も6年目を迎えていろいろと問題点が
でてきたようだ。バントひとつとってね。もう遅いとは
思うけど 考えてみれば金ヤンの時もエカの時も最終年は
ボロボロだったしまあこんなもんでしょう
まして来年はないわけで死に体でしょう
このままでは96年のようになりそうな予感が濃厚
ジョニーならボビーの人気にひけはとらないから、やらしい話、ライトスタンドのボビー派も黙りそうだしね。
いつも途中からさじを投げてしまう展開ばかりだったので。
川崎があまりよくないですね。コントロールも定まらないし、球に威力もなさそうだし・・・。
去年も序盤はイマイチだったような気はしますが、去年よりヒドい感じです。
今の3~5番では打線のつながりも何もあったモノでもない、今の福浦を3番にしたらもう少し打線につながりが出てくる気はするのですが。
現時点で1番打撃の調子がよさそうなので。
あと、7回の攻撃前にライトスタンドのファンが何か長い横断幕を掲げてましたが、あれは何が書かれていたんでしょうか?
楽天田中がよかったとはいえ俊介も橋本も流れを変えられなかったみたいですね…とうとう井口も沈黙ですか…ふぅ…いい打開策がないですかねぇ~
唐川がさらりと完封するとか、大嶺がいきなり伊良部になるとか、成瀬が一昨年の姿で復活するとか…バーナムの3連発とか…怪人ムニスの大活躍とか…空想と願望を夢に見そうです(苦笑)