内川、細川、カブレラを獲得したソフトバンク、松井稼、岩村、金炳賢のメジャーからの復帰組をチームに迎え入れた楽天、そして李承、朴賛浩の獲得に加えて寺原ら既に3件のトレードをまとめたオリックスと、来季に向けて積極的な補強をしている他球団のニュースが目立ちます。
その一方で西岡、小林宏を失ったロッテは例年に比べても大人しいオフを過ごしており、来季への不安が無いわけではありません。
しかし無い袖は振れませんので、内部からの台頭を待つのみです。
大型補強なし!“西村流”で「和」は乱さない (12/22 スポーツ報知)
ロッテ・西村徳文監督(50)が21日、大型補強を繰り返すライバル球団に対して育成重視の“西村流”で対抗する考えを示した。
今季はルーキーの荻野貴や清田ら若手による底上げで日本一まで上り詰めた。
今オフは現時点で、日本ハムからトレードで山本、高口を獲得したが、大型補強はない。
「それなら現有戦力でやるしかない。いるメンバーでやりくりするのが監督の仕事」と己の手腕で挑む覚悟だ。
この日は都内でチームを代表して日本プロスポーツ大賞の殊勲賞、自身も功労賞を受賞した。
「光栄ですね。まずはパ・リーグ優勝、そして2年連続の日本一」と来季に向けて思案をめぐらせている。
井口や金泰均といった特殊な事情がない限りは大型補強とは縁が無いロッテですから、若手を育て上げるしかないことは分かりきった話です。
だからこそ西村監督には「いるメンバー」をチーム全体に広げて欲しいのですが、さすがに今季の一握りの顔ぶれによる「和」では限界があることは承知をしているでしょう。
ですから単に貧乏でしかないのですが、そのことで結果的に若手を使わざるを得ない状況になることは歓迎をしています。
中途半端なピースを持ってくるのであれば、多少は粗雑でも勢いのあるピースでチームという枠を埋めていってもらいたいです。
福浦3年契約「このユニホームで2000本安打」 (12/22 スポーツニッポン)
生え抜き野手最年長となるロッテの福浦が千葉マリン内で契約更改交渉に臨み、500万円増の年俸1億円プラス出来高払いの3年契約で更改した。
通算2000本安打まであと318本とする中での3年契約に、「地元千葉で17年間お世話になったので、(ロッテの)このユニホームで達成したい」と話した。
36歳シーズンからの複数年を提示した石川運営本部長は「野球に集中させたかった。指導者になってほしい」と将来的なコーチ、監督候補として期待をかけた。
今季は一塁の定位置は金泰均に奪われたが「1試合でも守りたい」と来年1月9日から沖縄で自主トレを開始する。
そういったチーム作りをするためには球団が腰を据えて芯の通った編成をしていく必要があるのですが、どうにも言葉の軽さが寒々しいです。
先日の小野らに続いて福浦も3年契約を結び、もはや「複数年契約は結ばない」との方針は絵空事になってしまいました。
複数年契約は出来高が多くを占めるものでしたら一概に排除をすべきだとは考えませんが、そういった是非よりも組織としての有り様が心配です。
これだけ腰がふらついている人間の言葉に誰が真剣に耳を傾けるのか、石川球団運営本部長は球団の決定を伝えているだけなのかもしれませんが、仮にそうであっても組織の現状に危機感を持っているかどうかは極めて疑問です。
失った信頼を取り戻すには相応な努力と時間が必要であることを、それを思い知る日がこないことを願うばかりです。
それはさておき、福浦の口から「2000本安打」と「守りたい」との言葉が聞かれたことは喜ばしいです。
レギュラーとしてでなければ3年での達成は難しい2000本安打ですし、そのためにはDHだけでは厳しいチーム事情であることは言うまでもありません。
金泰均の契約縛りが微妙なところではありますが、守りについての言及ができるぐらいに体調に自信が持てる福浦であれば大きな期待を寄せたくもなります。
若手とベテランが絶妙なバランスで共存をするチームこそが黄金時代のあるべき姿だと考えますので、福浦にはもうひと頑張りをしてくれることを願っています。
「選手としてのキャリアは保証するから与えられたポジションで仕事をせよ」
という事でしょう。この意味は重そうですが。
でも二千本安打は目指してほしいですね。
補強が少ないのは慣れてますよ。
むしろロッテの得意技はシーズン中の補強です。
あっと驚くような…、ロッテファンが「あっ」です(笑)。まあ概ねマイナスの意味でですが(苦笑)。
補強じゃなくて補弱だとの声も…。
期待しましょう、半分くらい(笑)。
逆に…他球団ながら…鷹と鷲は大丈夫かい?と余計な心配をしています。
悲願のCS突破に向けて…ひたすら金満補強の鷹は…
飛ばないボールでも豪快な打撃を優先して…先発右腕の補強は後回し…
このままだと高年俸の松中小久保もDH要員になりそうですし…ますます生え抜きのスタメンがいなくなりそうですねぇ…
来季のオフに川崎と和田がメジャーに行ったら…
どうなるのでしょう?
一方、パ・リーグを知らない話題性ばかりが大好きな監督を迎えた鷲は…
メジャー帰りのベテラン野手を補強するも…生え抜きの直人を放出…
さらなる補強資金の当ても外れ…来季のオフには岩隈は無償でメジャーへ…
長期ビジョンが感じられませんが…どうするのでしょう?
その点で…
人件費を抑えながらも積極的な補強する牛…
斎藤効果で元をとる戦略に徹する熊…
資金はあるのに補強よりも若手熟成を目指す獅子…
の方に何だか好感を持ってしまいます(苦笑)
他球団はさておき…我が鴎ですが…
ポスティング資金が入るのに…大型補強は無し…
守護神と首位打者&正遊撃手を放出するのに…穴埋めは現有戦力の成長と競争に期待…
生え抜きのベテランに複数年契約して…昨年のような格安ベテラン補強は終了…
日本一になったので…赤字削減に徹して…
正力賞監督のやり繰り手腕と…西本二軍投手コーチの育成手腕に期待するのみ…
という戦略でしょうか?
ただ無策にも見えますが…何か確信があるのでしょうね(苦笑)
各球団それぞれのオフ模様ですが…
結局…来季もパ・リーグは大混戦…となる予感がします(笑)
現実に成りましたが、実際ソフトバンクと楽天は来年結果を
ださないとやばいでしょう。補強のポイントがあって
ないんですよ。バンクはたしかに余程クライマックスの
貧打が懲りたのでしょうがカブレラと内川というのは
守備に難点がある選手です。大金を使ったということで
引っ込める訳にもいきません。かなりの選手の老齢化が
進んでいる所に来年は和田と川崎のFAで年齢陣が
ほとんど30台後半という立場に
楽天は楽天でおめー渡辺出すほど戦力に余裕あるのか?
とい感じですね。岩隈がいるうちになんとかAクラスと
いう感じにあるでしょう。助っ人こけたらここも打撃陣は
実にきつい(笑)
うちには連覇する力はないのは十分わかっているので
マータリみさせていただきますが、投手陣の再建と
ショートでだれが定着するかが最大の鍵かと
外野は当分補強する必要はないので先発陣で若い投手が
3人ローテで規定投球回にはいれば合格点かと
で再来年に再びどさくさにまぎれて日本シリーズというのが
ロッテには合っているような気がします
勝負は再来年なのは間違いないかと
iPONEの独占販売権獲得で上げ潮と強気のSB、IT業界の楽天、カブレラ資金のあるオリックス。
ハムやロッテの食料品は駄目ですね。それも主食でないので懐が淋しければ買わないで済むだけだし、ハムも建山と森本が抜けて大丈夫かと思いますが、金が出せないのだと思います。
細川の出た西武は、ファンのブログを見たりしてると、やはり親会社の経営状態みたいです。
あの巨人・阪神も静観? です。今の所は、
近年のロッテのドラフトの成果は見逃せませんが(前世紀と比較して)、
ただ、若手のモチベーション云々も長年弱いチームを見過ぎる半信半疑で、外国人位しか補強しない過去のロッテも若手が出て来なかったです。
育成や様々な問題点があるとしても、
今回の日本一も井口と金泰均の獲得の成果とも断言出来ると思います。
これが一部の球団に波及したと、
今年、奇跡的に日本一になりましたが、長期戦を戦う上では投打ともに足りないとは痛感しました。
来年のパリーグ順位予想が出始めていますが、ロッテの順位は総じて低いです。小林と西岡の抜けたアナと燃え付き症候群とかで、
さてさて来年どうなりますかと?、自分は戦力的には足りないと思います。
2010年のシーズンにロッテが何とか3位に滑り込んだのは春先の西岡と荻野の頑張りによる貯金があったからだと思います。
2011年シーズンも3月スタートですし、寒い時期のベテランには活躍は難しいのではないでしょうか。
2008年の西武や2010年のロッテのように、若手がハツラツとプレーしてベテランがサポートするようなチームを期待します。
2年連続ではありますが、思わぬ新戦力の登場に期待するしかないと思ってます
けれど、意外とBクラスに落ちることはないんじゃないか?という妙な安心感も同時にあります。
それより私は、チャンスを与えられた細谷、根元、翔太が今も毎日バットをがむしゃらに振り続けているかということの方が気になります。
オープン戦に入って、速球に振り負ける根元や腰高でエラーを連発する細谷を見たらえらく失望と怒りを感じてしまいそうです…
オリックスは良い補強だと思います。
きっと、自分がイーグルス・ホークスファンだとしたら獲得する選手が違うだろうと思います。
資金があるのはうらやましいですけどね。
うちが補強するならロースターをもれた外国選手と開幕してちょっと落ち着いたときに
トレードがあるかなと思います。
一方では今いる選手にがんばってもらって
チームが補強しなくても大丈夫だと思わせて欲しいですね。
日本一になったとはいえ、ペナントは3位。
されど、飛躍しすぎると付いていけない部分が出てきてしまう可能性もあるし、個人的にはやはり地味ながら地力を付ける事が最優先かなと。
それに2軍も、個人成績は普通だけど、チームで日本一を経験した事は大きな経験になったはず。
そういう意味で2枠を残して、育成選手にチャンスを与えているし、不測の事態に備えて緊急用にも空けてある事は好感が持てます。
しかも結構ベテランに対して良い契約をどんどん出すからなぁ…
編成に金はかけて良いけど上手く金をかけて欲しいですね。