
ついにCS第1ステージの勝ち抜けが決まり、札幌への道が開けました。
レギュラーシーズンと同様の成瀬の好投、サブローのタイムリーで息詰まる接戦を制しました。
今日は昨日までとは違って1塁側特別内野指定席、普段は3塁側に陣取ってロッテベンチの動きを見ながらの観戦ですので違和感が少しありました。
しかし席は前にカメラマンがいるだけのベンチ上2列目で、特等席と言って良い場所でした。
投げ終わった成瀬が自分のところに戻ってくる(笑)
マウンドとベンチ内の成瀬のポジションと私の席が一直線上にあったようで、まるで私のところに戻ってくるような感じでしたので表情もよく見えて、なかなかナイスな席でした。
第1ステージのMVPに選ばれたサブローがインタビューでも言っていましたが、成瀬は本当に凄い男です。
これだけのプレッシャーがかかる試合で普段通りの投球ができるなんてのは歴戦のベテラン選手でもなかなか難しいことで、もう向かうところ敵なしという感じです。
しかも「初球がすっぽ抜け」「川崎がバントの構えで牽制」「フルカウントまでいく」「結局はヒットを打たれる」という昨日の小林宏と全く同じと言っていいほど似通った立ち上がりでしたから、イヤな雰囲気が球場全体に漂いました。
しかし成瀬は相手のバントミスにも助けられながらも、松中と小久保を連続三振で退けるという見事なピッチングでピンチを切り抜けます。
出来としては素晴らしい!と絶賛できるようなものというよりは、本人が目指している「負けない投球」という感じで、ストライク先行で決して相手に主導権を握らせないものでした。
絶好調というわけではなくても完封できてしまう成瀬の最大の武器、伸びのあるストレートは今日も健在で、130キロ台のストレートに振り遅れるシーンが多く見られました。
150キロを出しても空振りが取れない小林雅は、成瀬に弟子入りした方がいいかもしれません。
そうは言っても1回・3回・5回と先頭打者を出す苦しい場面もありましたが、ソフトバンクの拙攻は短期決戦では絶対に犯してはならないミスの連発によるものでした。
しかしそれもこれも成瀬が最多勝を逃した試合、実はあの試合が今日の勝利の伏線にあったと思います。
あの日の田上のホームランが王監督の判断を狂わせたに違いない!
3回の無死一塁の場面、1回にバント失敗でチャンスを潰しただけに今度こそ確実に先取点を取りに行きたい場面であるにも関わらず、王監督は田上に強行を指示して結局併殺でチャンスを潰しました。
松中や小久保にバントをさせる王監督が田上のバントを躊躇するとは思えず、あの日のホームランで相性が良いと判断した結果の強攻策だと思われます。
本来は何が何でも得点圏に走者を進めてプレッシャーをかけなければならないはずで、スタンドリッジが好投していることからも絶対に先取点が必要でした。
あれは私から見ればデータに踊らされた完全な采配ミスだと思います。
このミスは5回の無死一塁の場面にも後を引き、同じく成瀬からホームランを放った多村に今度はバントの指示で、しかし指示が徹底できていなかったのか多村は何度もサインを確認するなど迷いが見られて結局またしても併殺でチャンスを潰しました。
成瀬は最多勝という勲章を逃した代わりに、今日の勝利を手にしたのだと思います。
TSUYOSHIの撹乱が勝負を決めた!
決勝タイムリーを放ったサブローは、まさに4番の活躍でした。
初戦の同点タイムリーもそうですが、ファンが打って欲しいという絶好の場面で期待に応えられるのが真の4番です。
外角低めの球を逆らわずに右中間を破るサブロー得意のバッティング、もう神が憑いているとしか思えないぐらいの強運の持ち主で、MVPも当然です。
そんなサブローのタイムリーを引き出したのは、TSUYOSHIの足技だったと思います。
塁にでた後に盗塁しただけではなく、投球の度にスタートを切る構えを見せてスタンドリッジを牽制したことで、それまでのピッチングからは想像も出来なかった3者連続の四球を引き出したのだと思います。
表のMVPがサブローなら、裏のMVPはTSUYOSHIです。
また決定的な4点目を奪った里崎のスクイズ、この意表を突いた作戦は見事でした。
試合の流れがどこで変わってもおかしくないのが短期決戦ですから、引き分けさえ許されないソフトバンクに突きつけられた4点差の重みは相当なものであったはずで、以降はやや淡泊な打撃になってしまったのも致し方ないでしょう。
それぐらいあの4点目は大きく、決めた里崎も指示したバレンタイン監督も素晴らしかったです。
また千葉に帰ってくるぞ!
今週末から札幌でCS第2ステージに挑戦することになりますが、ロッテファンはチームが千葉に戻ってくることを信じて待っています。契約したTEAM26コインロッカーの鍵を今日の試合後に返却したのですが、想いは「返却するのは日本シリーズが終わった後」で、返す時にそれを言ったらさりげなく笑みで返されて鍵は回収されました・・・
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しかし成瀬、素晴らしいの一言に尽きますね。出来がどうこうではなく、終わってみれば素晴らしいピッチングと言う内容にしてしまうところがすごいです。
ぜひ、成瀬にマリンで!日本シリーズで!あの雰囲気で!投げさせてあげたいところです。
ただ、他人の振り見て我が身を振り直せではないですがバントの重要性を改めて確認できるゲームでもありました。
ソフトバンクは初回のバントと多村のバント、これに尽きると思います。札幌と日本シリーズではロッテが同じ過ちを犯さないように取り組む事が大切だと感じさせられました。
しかし今日だけは!今日だけは!心地よい疲れと共に純粋に喜びたいと思います!(笑)
成瀬、此の期に及んで完封とは恐れ入りました。最後に1番いい投手がマリーンズには残ってましたね。
そしてサブロー!
息詰まる展開の中で、TSUYOSHIが早川が福浦が必死に四球で繋いでやっと掴んだチャンスで、あの一打!
久々に体の芯から痺れました。
これで次は第2ステージですが、今はこれで今年、まだマリーンズが応援出来る喜びでいっぱいです(笑)
ありがとう!
成瀬の人生よりずっと長くロッテファンをしていればチキンにもなります。優勝、シリーズ勝利とか2005年以外はほとんど無縁でしたから。私をチキンにしたのはロッテ(オリオンズ時代を含む)ですが、このまま勝ち続けてくれれば、きっと私のチキンも治るでしょう。
あのスクイズは考えすら浮かびませんでした。3点とって安心して嬉しくて頭が回っておらず気がつきませんでしたが、後から考えると当然の策です。勝ちゲームの展開になると冴える監督だと再認識しました。
さあ第2ステージ、ローテはどうしましょうか。成瀬は中6日が必要なようだし、投球数の少なかった小林宏をどう使うか。小林宏は2回連続で先発失敗はしないはずだから先発で使うとして何戦目?(ただしスペア投手のスタンバイは保険で必要)。小野、久保も一人は先発戻しどちらを中継ぎに残すか。帰りのバスでも第2ステージの先発ローテの話題が聞こえました。まだシリーズを楽しめるのも成瀬のおかげです。ひたすら成瀬に感謝です。
サブローも本当によく打ってくれましたし里崎のダメ押しとなるスクイズも良かったです。今日の試合は今季ずっと応援していて良かったと思えるぐらい最高の試合でした。(涙)
札幌では清水が出てくることも考えられるし小林宏は汚名返上の登板になってくるなど見る楽しみが増えました。第2ステージでは選手のより一層懸命にプレーする姿を生で目に焼き付けたいと思います。
札幌へ行って応援できる方々がうらやましいです。
今日は飲むぞ~!
おめでとうございます。
昨夜のゲームにおいて
多村のバント失敗ゲッツー!
WBCを思い出させました。
あの時も1点を争うゲームで
多村にバントを課し、
案の定失敗。
私は、地団駄を踏んだみまました。
結局、次のバッター福留がホームランを放ち、
事無きを得たのですが、
それにしても王さんは懲りない。
普段、バントをしていない選手に、
エンターキーを間違えて押してしまいました。
改めて最初から、書き直します。
まずは、ロッテの第二ステージ進出
おめでとうございます。
(私は日本ハムファンです)
さて、昨夜のゲームにおいて
多村のバント失敗ゲッツー!
WBCを思い出させました。
あの時も1点を争うゲームで
多村にバントを課し、案の定失敗。
あの当時私は、地団駄を踏みました。
『普段、バントをしていない選手であるのに、
なぜこんな重要な試合に、バントさせんだよ。
失敗は必然じゃないか!』
結局、次のバッター福留がホームランを放ち、
事無きを得たのですが、
それにしても王さんは懲りない。
頑固で反省がない。
結局、そのしっぺ返しが、
昨夜のゲームに訪れましたね。
あの場面で多村のバント失敗
ダブルプレーがなければ、
流れもどっちつかず、
ロッテの4点はなかったかもしれない。
ソフバンの敗戦は、
王采配による所も大きいと思います。
成瀬は神に見えますよ。
本当に頼りになります。
札幌でのローテーションですが、直行→宏之→俊介→小野→成瀬がいいかなと思います。
理由はこんな感じです。
①宏之の投球数が短いとはいえ、やはり中3日は短すぎるので、中4日でのリベンジに期待します。
②直行の初戦は確かに不安かもしれませんが、宏之・俊介・成瀬を当てて落とした方がよっぽどショックが大きいので、あえて3本柱をダルから回避して星を拾いたいところだと思います。その上で、直行の奮闘に期待します。
③成瀬は中6日必要なので、もつれたときの最終戦に託します。
*小野と久保の交換はありです。