今日は風もなく穏やかなスタジアムで、相手のエラーによりたなぼたの勝利を掴みました。
私は相変わらず小さく運を使い続け、今日の収穫は150名当選のダブルネーム携帯クリーナーでした。
今までの流れですと、今日は間違いなく負けの展開でした。
あと打者1人のところでまさかの同点アーチを浴び、スタジアム全体がイヤなムードに包まれました。
そんな流れを断ち切ったのは藪田の好投、今日の藪田は良かったと思います。
何度も繰り返してきた失敗の原因は制球難による無駄なランナーを出したことと見極めたのか、ストレートのスピードを落としてでもコントロール重視を意識しているように感じました。
低めに変化球もコントロールされていて、自分の土俵で投球ができていたのが良かったと思います。
できれば投球スタイル自体を見直すという根本からの改革をすべきだと思いますが、一軍に帯同しながら軌道修正するにはこれが精一杯でしょう。
そうと決めたら欲を出さずに、徹底して欲しいと思います。
今日はサヨナラ勝ちではなく、きっちりと逃げ切って勝たなければならないゲームでした。
そうできなかったポイントは2つあると思います。
まず1つ目は、くどいようですが1点を取りに行く野球ができていない、しようとしていないという点です。
相手のエラーにつけ込んで逆転したものの2点差では今日の渡辺俊では心許なく、どうしても追加点が必要な試合でした。
そんな中で6回の無死一塁、6番の里崎に送らせなかったことが納得できません。
もちろんバントが成功する保障はありませんし、成功してもその後にタイムリーが出るとも限りません。
しかしただ無為に打つだけに比べれば、確率は高いはずです。
10回も相手のエラーで結果的にサヨナラとなりましたが、あそこはスリーバントしてでも絶対に送るべき場面です。
終盤戦では1つの負けが大きく響きますので、こういった雑な野球をやっていては取りこぼしが増えてしまいます。
スクイズをしてみたり決してバントという戦術を否定しているとは思いませんが、なぜ取れる時に取っておくという地味なようで一番確実な方法を取らないのか理解できません。
得点はダントツでリーグトップながらも僅差でのゲームを落とし続けている原因は、ここにあると思います。
2つ目は、渡辺俊の続投です。
今日の渡辺俊は粘り強い投球をしていましたが、投球自体は悪い部類に入るものであったと思います。
渡辺俊の武器は緩急をつけてタイミングを外すことですが、バッタバッタと球威で勝負できるタイプではないだけに緻密なコントロールに裏打ちされた上下左右の揺さぶりが実は最大の武器だと思います。
しかし今日はコントロールが悪く、言ってみれば思うところに投げられていないという投球でした。
山崎に打たれたホームランも外角真ん中の失投でしたし、四球の数だけでなくボールのばらつきが目立ちました。
7回もサブローの好守で何とか抑えただけで、打たれた球は真ん中に投げてしまった失投でした。
私は8回から荻野か藪田の投入だと思っていましたので、続投には驚きました。
それもこれもYFKの信頼感が薄れた事による影響なのかもしれませんが、今年はYFKと心中すると決めた以上は腹を据えて投手交代を考えるべきだと思います。
だいたいあの展開でYKに繋がなければ、一体どういう展開で使うのでしょうか。
YFKの不調、先発陣の反発、こういったことでバレンタイン監督に迷いが生じているような気がします。
何だかんだ言っても勝ち試合ですから、もちろん悪い話ばかりではありません。
岩隈に負けをつけることはできませんでしたが、KOしたことは今後に繋がると思います。
初回の満塁のチャンスを逃したのはいただけませんが、しかし肘に不安のある岩隈に球数を投げさせたことが4回の攻撃に繋がったと思いますので、それなりに意味はありました。
こういった相手のミスにつけこむ野球が苦手なロッテだけに、今日はスクイズを失敗した堀が、もちろんあの失敗は仕方がないのですが、汚名返上とばかりに放った3点目のタイムリーが非常に効果的でした。
またズレータの8番というのは、打線の繋がりから考えると意外に面白いかもしれません。
オーティズが失速するかと思わせつつもしぶとく踏みとどまっていますので、あえてズレータを上位に組み込んで打線を崩す必要がなく、下位にズレータがいることで相手投手が息を抜けない強力打線になっています。
まだまだ怪我も完治しているとも思えませんので、気楽な打順でズレータを使えるという利点もあります。
これはかなりグッドな起用だと思います。
これで好調な楽天から最低限の勝ち越しを奪えましたので、次のソフトバンク戦はローテーションを崩さずに清水と小林宏での勝負でよいと思います。
次の西武戦で成瀬に勝ってもらうことで西武を完全に蹴落とし、後顧の憂い無く1位通過を目指して日本ハムの背中を追っていく流れが今日の勝利でできたと思います。
もはや意外性の男となった清水の、博多での仁王立ちをまずは期待したいと思います。
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無理せずやってほしいと思います・・・。
このごろのバント失敗やバント場面での強攻策は
目に余る物があります。
自分もなんで6回裏無死1塁でバントしないだろうと思ってました。結果やっぱ三振・・・・
あとバントやると無死1・2塁では3塁封殺。
無死2塁でも3塁封殺ですか、この楽天戦は。
薮田はかなり復調してきたようですね^^
じつはこの間のデータで薮田は成功率4割といいましたが失敗は2イニング目に多いのであって1イニング目は結構抑えてました。負けはどうやら2イニング目に多かったようですね。
今日の俊介続投は正解でしょう。結果HR打たれましたがこばまさでも同じ結果(またはもっとひどい?!)だったと思いますんで。最低でも同点で止めておけばホーム試合は勝てる確率もありますんで・・・
まあ、たなぼたといえ勝ってよかったです。
いちおうクライマックス進出マジック28もできましたし。でも1位通過以外興味ないんで。
なんとか1位通過期待しています!
頑張れ、マリーンズ。
ズレータ、地味ながら貢献してくれていますね。
こうやって徐々に体を慣らしてくれれば今は充分だと思っています。
>カインさん
バントを初球失敗すると、それで諦めて作戦を変更するケースが多いです。
やるからにはスリーバントでも徹底してやるべきだと思います。
バント担当の諸積を1軍にあげましょう。
渡辺俊の続投については意見が分かれるでしょうね。
確率から考えたら小林雅も危ないでしょうけど、あそこで使えないようなら抹消して2軍で構造改革させるべきだというのが私の考えなので、いるなら使わなければ意味がないと思っています。
今日の渡辺俊の調子を良かったと見るか、悪かったと見るかによっても違うでしょうしね。
週末は、連敗だけは避けて欲しいという消極的願いでTVの前に陣取ります。
この三連戦は楽天のミスに助けられた面が多く、ロッテのバントミスが結果に現れなかった事が幸いでした。
特にランナーを二塁においた時のバントの失敗は目立ちますね。これからの来るであろう接戦での試合に向けて不安が残ります。
私は俊介の続投に関しては正解であったと思います。オリオン村さんのおっしゃる通り、YFKの使い道がはっきりしない所ですが、
このスコアで先発が七、八回まで投げれば、YFKでぶち壊す可能性と先発で負ける可能性を考えると先発に任せるべきだと思いました。以前の信頼感なら間違いなく交代でしたね。(笑)
チームへの士気と仙台での成瀬の顔を思いだすと先発で最後まで任せよう…と考えてしまいます。
皆さんのいろいろな意見を見てるとやっぱり野球は難しく面白いスポーツだと再認識しました。(笑)
あとは、エラーがすべて得点に絡むという最悪な展開だったので西岡と早川は今日の戦犯です。
明日は小林宏ですが打線が沈黙状態になっているので粘り強く投げて欲しいと思います。
こんにちは
いつもオリオン村様のプログを楽しく拝見させてもらってます。千葉市在住の熱狂的ロッテファンskoyo1210と申します。(実は私はかって学生の頃まで九州で育ちまして、無き弱小球団 西鉄/クラウンライター/太平洋ライオンズと大ファンでした。その流れで西武ライオンズをその後も応援していたのですが、15年ほど前より、千葉市に住むようになり、地域密着!!日本一の応援団を持つロッテに今では熱狂的な教徒になってしまいました!!マリーンズ命!!)
残念ですが今年のロッテは歯がゆいですね。
それだけに、オリオン村様のコメントがいつも慰めになっております。1点を取りにいかない V監督に、ぜひこのプログを読んで頂きたい!!
少しは日本の野球の正攻法、勝ち方、捨てゲーム、
有望若手選手起用方法が分かってもらえるのではと期待します。日ハム ヒルマン監督が日本流を自ら取り入れ今の強い いや、負けない常勝球団を作り上げてました。悔しいです。
それに対して、V監督は意固地になっているのではと思います。ただ打つだけ、だれでも分かる投手起用。なぜ、絶好調だった選手を翌日休ませるのか。なぜバントしない!!!!!!!!!!!!
理解に苦しむことばかりです。
なんとかなりませんかね・・・・
今年もラストスパートですね。
今日も清水でソフトバンク戦初戦を落としてしました。想定内だったかもしれませんが、チャンスで策があったら勝てたかもしれませんね。(期待するだけ無駄か。)
なんとか、残り試合 ズレータの復調を期待し、成瀬、小林宏、渡辺で頑張ってもらいなんとかプレーオフに持ち込んでもらいたいですね!!
頑張れ マリーズ !!
最後に、今年こそと期待していた 大松選手、竹原選手 残念ですね。もう大きな期待はしません。プロですから厳しい意見も必要だと思います。 早く誰か一人でいいから若手の核となる選手が出てくるのを待ちましょう。やはり青野の成長ですか。
オリオン村様 これからもよろしくお願いします。
私の慰めプログです。
skoyo1210 s_koyoshida@yahoo.co.jp
失敗も困りものですが、するべきところでしない方が問題だと思っています。
下手だからサインを出せない、は理由になりませんしね。
>ちょさん
渡辺俊の続投は投手は先発完投という意味ではokなのですが、本来バレンタイン監督は100球前後で交代というポリシーをもっていたはずで、その軸がぶれているのが気になると言いますが、気に入らないという思いがあります。
それならYFKの構造改革に専念すれば納得もいきますが、何につけても中途半端な気がします。
とは言いつつも、きっとあのまま完投勝利していたら「ブラボー」と思っていたのでしょうね(笑)
>ビタミンMさん
逆に私は映像から清水の気合いを感じたのですが、表情にどこか不安げなものがあったのは確かですね。
そういう時こそ味方打線の援護が良薬なのですが、大隣のチェンジアップに全く手が出なかった感じでした。
打線があんな感じですので、小林宏には相当な気合いを入れてもらわなければ連敗が見えてきてしまいますので、頑張って欲しいところです。
>skoyo1210さん
ご愛読いただき、ありがとうございます。
バレンタイン監督の采配は、来日当初に比べればかなり変わってきてはいますが、不可解な投手起用、勢いというものの軽視、外国人偏重、バント軽視といった理解に苦しむ戦術が目立つのが気になります。
それはそれで徹底すれば諦めもつきますが、時にふらつきますので、単に意固地になっているだけのような気がします。
彼を支えるべきコーチ陣が単なるイエスマンになっているように思えること、ドラフト時の思いつきの指名でスカウト陣の1年の努力を無にしていることなど、裸の王様になりつつあるような不安があります。
そんなバレンタイン監督でもようやく竹原や大松を使い出すなどの変化も見られますし、ロッテ以外の球団は終盤に向けて無理なローテーションで挑んできていますので、再終盤でロッテとの差がでてくると信じています。
願わくばその時点で、既に圏外になっていないよう踏みとどまってくれることです。
そのためには怪我人の復帰もさることながら、早川と福浦がチームを引っ張ってくれることを期待しています。
そう、私が指名したキーマンの今江もです。
今後ともよろしくお願いします。